まるで違う街みたい。アーケード撤去で街の風景ががらりと変わった
2020年12月25日号の神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙タウンニュース横須賀・三浦版に、上町銀座商店会 45年来のアーケード撤去のニュースが載っています。
横須賀中央の平坂下から文化会館入口まで広がる上町銀座商店街で、45年前の1975年に設置されたアーケードの撤去が今月から始まった。老朽化により安全性の確保に加え、加盟店の減少により維持管理が難しくなってきたことが主な理由。
45年前というと、60爺も非常に若く元気なころでしたが、その時点でアーケード設置がなされた記憶がありません。
このアーケードがあったおかげで、雨の日も濡れずに動けていましたし、夏の殺人光線から守られていたことも、この先は無くなってしまいます。
60爺は引退したので、雨の日や夏の暑い日差しの日は家に閉じこもればいいのですが、現役の方々は、これから雨の日や夏の通勤がつらくなりそうです。
アーケード有無で違う街のよう
そこで、時代の一大イベントなる?この機会に、アーケード撤去前の風景を残しておくのも一興だと考え、一部写真を撮ってきました。
完全にアーケードの残っている風景を紹介できればよかったのですが、残念、写真に残そうと思った時には大分撤去工事が進んでおりました。
いざ、アーケードが撤去されてみると、今までアーケードがあったために見えなかった二階部分が丸見えとなり、非常に明るくなりました。
現時点では、アーケードのない風景が日常になりつつありますが、この風景を見ると、まるで違う街のようです。
アーケードがあって当然だったので、何か淋しい感じがします。
過去の店の看板
上述したように、二階部分が見えて街のイメージが変わったのですが、中には過去の看板と言うか過去の店の痕跡が見えます。
現在、電気店となっている二階部分には、「有限会社根岸綿寝具店」の文字が見えます。しかも、「会」の文字が昔の感じになっているのがわかります。
また、八百屋である Green House の二階部分は「法塔ベーカリ」となっています。従兄弟の話では、ここがパン屋だった記憶はないそうです。
その他にも、だいぶ薄くなっていますが「加藤紙店」の文字が見えるものがありました。
こちらは、「×××納豆製造卸」と読めますが、字が薄れていてよくわかりませんね。
過去の歴史が垣間見える瞬間です。
こちらの左から二番目の家は、二階部分が銅板葺きなんでしょうか、ずいぶんレトロな雰囲気ですね。
セブンイレブンのある所も撤去対象になっているはずなんですが、こちらは、まだ、工事が手付かずです。
いずれ、工事に入ると思いますが、その際には追加情報として続報をお伝えしたいと考えています。
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