ラズパイのセットアップ時にウィザードを使って初期設定する手順を示す

2022年2月1日

まずは、raspberyPi の準備をしましょう。まずは、raspberyPi の HDMI 端子とディスプレイの HDMI 端子を接続(下の写真の黄色枠)します。

また、USB 端子にマウス&キーボードを接続(下の写真の赤枠)します。60爺は、パソコンと raspberyPi のディスプレイとマウス&キーボードを切り替え器を使用して共有していますので、USB端子は一つしか使用しません。

ラズパイに先日セットアップ(随分様変わりした最新のraspberryPi OSをmicroSDカードに書込む)した microSDカードを挿しますが、ご存知のように microSDカードは、写真にあるように裏返してスロットに挿入します。

これで、raspberyPi の使用準備完了ですね。

電源と接続したマイクロUSB端子(Micro-B)を挿入して電源をオンします。

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セットアップウィザードによる初期設定手順

すると、次のようなセットアップウィザードが起動します。参考記事によると、NOOBS 2.8.2 (Raspbian 2018-06-27) 以降では、Raspbianの初回の起動時、このセットアップウィザードが起動することが載っています。

60爺は、このセットアップウィザードは初めて使用するものです。

このセットアップウィザードに従って設定を進めます。「Next」をクリックしましょう。


Set Country

このセットアップウィザードに従って設定を進めます。「Next」をクリックしましょう。

「Set Country」と書かれた国を設定する画面が表示されます。

「Country」の右端にある「▼」をクリックすると国の名称がアルファベット順に並んでいます。「Japan」を選択します。

すると、自動的に「Langage」が「Japanese」に、「Timezone」が「Tokyo」に変わります。ここで、「Next」をクリックします。

Setting location – please wait と出ますのでしばし待ちましょう。

次はパスワード変更です。

Change Password

セッッティングが終わると、「Change Password」画面が表示されます。

ラズパイを多少かじった方はご存知だと思いますが、raspberryPi のユーザー名は及びパスワードはデフォルトで、「pi」及び「raspberry」がセットされていますね。そのパスワードをここで変更します。

「Enter new password」、「Confirm new password」に変更するパスワードを入力します。「Hide characters」のチェックを外せば、入力するパスワードを確認できます。

デフォルトのパスワードから変更しない場合、2つのエリアは空白のままで構いませんが、上述したように、デフォルトパスワードは皆が知っている値ですので、変更した方が無難だと考えます。

パスワード入力後、「Next」をクリックします。

SET UP SCREEN

次は「SET UP SCREEN」です。スクリーンの範囲を広げるかどうかの設定を行います(この画面は NOOBS 3.0.1 (Raspbian 2019-04-08) 以降追加されたものらしいです)。

「This screen shows a black border around the desktop」にチェックを入れると、Raspbianのデスクトップ領域がディスプレイ全体の領域より狭い場合、再起動後に画面が広がる可能性があるとのことです。参考記事の受け売りですので、その意味については参考資料の 4.8 をご覧ください。

なお、この設定は後からでも行えるそうなので、何もせず「Next」をクリックすれば良いと思います。

Select WiFi Network

次に「Select WiFi Network」画面です。Wifiの設定が行えます。この設定を後で行う方は「Skip」をクリックすれば先へ進むことができます。

60爺は、どうせ設定するものですので、ここで設定することにしました。示される一覧から、該当する Wifi を選択して「Next」をクリックします。

「Enter WiFi Password」画面で先ほど選択した Wifi のパスワードの入力が求められます。「Hide characters」のチェックを外せば、入力するパスワードを確認できます。入力したら「Next」をクリックします。

Connecting to WiFi network – please wait と出ますのでしばし待ちましょう。

Update Software

wifi への接続が終わると、「Update Software」画面が表示されます。「Next」をクリックしてソフトウェアを最新状態にしましょう。

「Checking for updates – please wait」、「Downloading updates – please wait」「installing updates – please wait」と画面が変わっていきます。相当の時間がかかりますので気長に待ちましょう。別の作業をやっていたほうが良いと思います。

セットアップ終了

「Setup Complete」画面が出たら、セットアップウィザードは終了です。「Restart」をクリックして再起動しましょう。

OSが立ち上がった後、OSのバージョン情報を確認してみました。Codename(最下段)は最新のOSである buster です。

pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Release: 10
Codename: buster

参考
Raspberry PiへのOSのインストール方法の「インストール後の設定」

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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Posted by 60爺