赤富士は縁起が良いのか悪いのか?どちらとも取れるのでいい方を選択
日本だけでなく、世界的に有名になった富士山ですが、色々な顔を見せてくれます。
今回は、その中から、「赤富士」を題材にして、その縁起を見ていきます。
最後に、何故、赤富士という現象が起きるのか、そのメカニズムも見ていきますので、お楽しみにしてください。
さて、赤富士はめったに見られない現象です。しかも、赤富士というのですから、富士山が赤く染まるということは想像できると思います。
赤って、派手な色ですが、果たして縁起が良いのか悪いのか、固唾を飲みながら見に行きましょう。
赤富士は縁起が良いのか悪いのか?
いつものように結論から言いますね。
結論
縁起がいい、悪い、どちらとも取れるので、「縁起の良い」方をとろう!
奥歯に何か挟まったような言い方になってしまいましたが、「良い悪い」それなりの理由があります。それなら、「縁起が良い」方を取った方が良いですよね!
一般的に、「縁起が良い」モノは、相反するように「縁起が悪い」という理由が出てきますね。しかも、その理由がもっともらしいので困ってしまいます。ですが、こういう場合は、受け取りての考え次第です。
躊躇なく「縁起が良い」方を選択しましょう!
今回も、そんな感じなので、60爺としては「縁起が良い」方を取ることにしました。
ですが、その辺りは各々皆様方のお考えもあると思いますので、それぞれの理由を見てご判断いただければ良き哉と思います。
縁起がどちらか判断しにくいのは、青鷺(アオサギ)の縁起もそうでしたね。
赤富士は縁起が良い
これといった理由がないんですよね。
赤富士はめったに見ることができないため縁起が良いというのが理由なんです。
そして、赤富士を見ることができた人は、災厄から免れたり、商売繁盛など願いが叶うと言われているんだそうです。
そして、めったに見れない赤富士を見られるというのは、運気がとてもいいということを示しており、さらには、運気が上昇するんだそうです。
ここから、運がいいという話がパワーアップしていきます。
- 全ての災厄から逃れることができる
- 商売繁盛の願いが叶う
- 願望を成就する
- 悪縁をスムーズに断ち切ることができる
その他にも、陣痛中の妊婦さんに赤富士の絵をえがいてもらうと子供を授かることができるなんて、まゆツバモノの話まで出てきちゃいました。
どうですか。もう、何でもアリという位、縁起のいいモノではないですか。
まあ、赤富士を見ることは、それほど難しいとの裏返しですが…。
しかし、ここで朗報です!皆さん、写真や絵画を見るだけでも、これらの効果があるそうですよ!ですので、ネットなどで赤富士関連のモノを手にしてみてはどうでしょうか?
絵画他、江戸切子、お安く京扇子など抽出してみました。
赤富士は縁起が悪い
上述したように、赤富士は縁起がいいと言われていますが、反対に縁起が悪いという言い伝えもあります。
赤富士は縁起がいいからと家の玄関に飾ったが、反対に運気が下がってしまったという話もありますね。
赤富士は縁起が悪いと言われる由縁は、赤富士の見える時間帯なんですね。
通常、赤富士は、早朝にみられる現象なんです!
ところが、この赤富士が昼間に見られたらどうでしょうか?余りに異常な光景に昔の人々が不吉なものを感じてしまった所から、縁起が悪いと言われるようになったのです。
そうした場合の「赤」という色に、人間は不吉なイメージを持ったのでしょう。さらには、噴火や山火事をイメージした人が多数存在したようです。
赤富士の起きるメカニズム
上述したように赤富士は非常にレアな光景で、ある一定の条件が整わないと見ることはできないモノなのです。
では、実際にどのような条件の中で見ることができるのでしょうか?
赤富士は夏が終わる頃から秋に入る頃でしか見ることができないと言われています。当然のことながら、この時期にいつも見ることができる訳でもありません。
特定の気象条件が揃わないと見られないため、観測できるのは1年に数回のみということもあるそうです。その気象条件を見てみましょう!
- 前日に雨が降ること(空気中の塵・埃がなくなる)
- 霧が発生しないこと
- 太陽が出て来る方向に雲がかからないこと
- 早朝に朝日が富士山を照らしていること
以上の条件が全て揃わないと、赤富士が生まれてこないのです。
これらの諸条件をクリアして初めて見ることができるために、赤富士を見ることはとても珍しい光景と言われています。
最後に
赤富士が縁起が良い、悪いと言われる理由を列挙してみました。
他の記事の縁起でも述べたように、めったに見られないものは縁起が良いんですね。それでも、時間帯がずれただけで縁起が悪いと言われることもある訳です。
どちらにしても、縁起の良し悪しを決めるのは我々人間です。
気の持ちようで、どうにかなるのであれば、やはり、縁起が良い方を取った方が良いと思います。
こちらの記事でも、同様なことを言っていますね~。
※気づけば「縁起」の記事も増えてきました
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