年女の縁起は良い!守り本尊を知ってそのお力でパワーアップしよう
今年も年末が近づいてきますね。そうすると、「来年は年男だ」、「来年は年女だ」なんて声が聞こえて来ますよね。60爺も既に何度も「年男」を経験してきましたが、余り意識もせずに過ぎ去ってしまいましたね。
次回の年男には、まだ数年ありますが、それより先に娘の年女がやってきます。娘も、もうよいお年頃で、年女だとしても60爺と同様に「それが何か?」と言うに決まっていますが、それでも、何か言ってあげられれば、親としてもうれしいし、ちょっと自慢もできますよね。
現在、ブログ「60爺の手習い」では、新カテゴリとして「縁起」について調べまくっています。そんなこともあり、今回は、「年女の縁起」について調べてみました。
そして、調査自体は、娘にきちんと説明できるように、いつも以上に気張って進めました!
ということで年女の縁起は良いのか、悪いのか。調べたポイントをじっくりとシェアしていきたいと思います。なお、年男の方は、大体は同じなので^^;読み変えてご覧ください。
年女とは
縁起がいいかどうか言う前に、年女の定義というか、年女とは何なのかを見ておきましょう。
年女とは、生まれた年と同じ十二支の年を迎えた女性を指します。
12年に一度必ず巡ってくるモノです。但し、生まれ年即ち0歳時は年女とはならず、その12年後(12歳)が最初の年女になります。
満年齢でいうと、12歳、24歳、36歳、48歳、60歳、72歳、84歳、96歳、108歳の方です。簡単に言うと、「満年齢が12の倍数」の方です。
年女が分かったところで、その縁起が良いのかどうか見ていきましょう!
年女の縁起は良い
年女の縁起は良いのか、始めに結論を述べておきますね。
縁起は良いことは間違いない
さて、何で縁起が良いのか、その理由を見ていきましょう。
神さまのご加護が強い
年女は、十二支についている守護本尊、守り神の力が他の十二支よりも強くなるんです。ですから、縁起が良いと言えるんです。
そこで、私たちを守ってくれる守護本尊は、どんな仏様なのか見ておきましょう。
十三仏に名を連ねる仏のうち8仏が十二支の守護仏(守り本尊)です。ですから、いくつかの十二支の守り本尊は重なっています。
それでは、私たちを守ってくれる守護本尊をご覧ください。
十二支 | 読み | 守り本尊 | 守り本尊(よみ) |
---|---|---|---|
子 | ねずみ | 千手観音菩薩 | せんじゅかんのんぼさつ |
丑 | うし | 虚空蔵菩薩 | こくぞうぼさつ |
寅 | とら | 虚空蔵菩薩 | こくぞうぼさつ |
卯 | うさぎ | 文殊菩薩 | もんじゅぼさつ |
辰 | たつ | 普賢菩薩 | ふげんぼさつ |
巳 | へび | 普賢菩薩 | ふげんぼさつ |
午 | うま | 勢至菩薩 | せいしぼさつ |
未 | ひつじ | 大日如来 | だいにちにょらい |
申 | さる | 大日如来 | だいにちにょらい |
酉 | とり | 不動明王 | ふどうみょうおう |
戌 | いぬ | 阿弥陀如来 | あみだにょらい |
亥 | いのしし | 阿弥陀如来 | あみだにょらい |
ご本尊が、どんな仏様かなのか一覧にしました。
年女の1年間は十二支の守護本尊に守られ、物事が成功しやすいと言われています。
さらに、昔から守り本尊の入ったものを身につけると、ご利益があるとも言われていますので、ご本尊に関するものを手に入れて常備しましょう!
他にも、「家族に同じ干支(年男年女)が三匹いたら家が栄える」とも言われているんですよ。
以上のように、年女の縁起は良いことを信じ、運気が上がっていることを実感して過ごせば、何も怖いものはありませんゼ!
他にやるべきことはあるか
では、年女って他に何か特別なことをする必要があるのでしょうか?
一般的に、年女は、神事に関わる行事への参加が考えられます。
様々な行事の中でも、特に年女が活躍するのが『節分』です。
2月3日の節分は、邪気が入りやすいとので、鬼(邪気)を追い払うために各地で豆まきが行われます。
この豆まきで、年女がまく豆を拾うと縁起が担げると考えられており、年女が招かれることが恒例となっているようです。
あとは、現代では、余り思いつかないですア!
ネットを見たら、こんなことが書いてありました。
新しいことを始めると吉
引用 【年女とは】やるべきこと・意味・厄年との違い…
守護本尊が祀られているお寺を参拝する
要は、「守り神の力が強いんだから、新しいことを始めちゃえ!今だ!」ということですね。
合わせて、守り本尊の仏様たちをお参りすることで、さらに、そのパワーを引き出していこうというモノです。
やって損はないので実行してみましょう。
年女は誰しも12年ごとに回ってくるものです。
ただ、この年は、神さまのご加護が強いということを意識していれば、年女の縁起や運気はさらにパワーアップしていくと考えます。
赤富士の記事でも同じような話をしましたね~
年女はよくない?
年女を見ていったときに、「年女はよくない」というワードを散見しました。
つらつら考えると、12年って干支が一回りするので、色々環境が変わったり、人生の変化が起きやすい年回りなんですね。
いわば、人生の節目に当たるので、悪い変化にあった人が、「年女はよくない」と言い出す可能性はありますね。
この後の章で言う厄年と年女が重なる場合もありますが、厄年も、別に悪い事が起こる年ではなく、人生の転機が訪れるという意味合いも強いので、気にせずとも大丈夫だと思います。
厄年と年女の兼ね合い
厄年について、どの程度、ご存知でしょうか。
日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢である。科学的な根拠は不確かで、陰陽道由来とされるものの出典は曖昧である。平安時代の書物には見られ、旧来から根強く信じられている風習である。
引用 wiki厄年
一般的に男性と女性で異なり、本厄は男性が数え年で25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳とされている。特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、凶事や災難に遭う率が非常に高く十分な警戒を要するとされる。
wikiにも書かれていますが、厄年に科学的根拠はありません。
しかし、古くから信じられており、また、この年齢は体調などの変化が起こりやすいとされているものですので、不安が解消できるのであれば、厄払いを行うのも良いでしょう。
この厄年が年男・年女と重なる年齢が次のものです。
- 男性・・・満年齢24歳、60歳
- 女性・・・満年齢36歳、60歳
特に、年女の方、厄年に、「出産は控えた方がいい」などと言われることもありますが、逆に、「本厄の年の出産は厄落としになる」とか「厄年での出産は、災い転じて福となす」という言い伝えもあるんです。
いろいろ、伝承はありますが、気にしすぎると生きていけません!
ですので、過敏にならずに、穏やかに過ごしましょう!
最後に
年女の縁起について解説しました。
年女とは、生まれた年と同じ十二支の年を迎えた女性のことでした。誰にも平等に12年ごとに回ってくるものです。
この年は、十二支の守護本尊の力が強まると言われるので、そう信じて縁起の良さと運気の上昇を取り込みましょう。
また、厄年と重なった場合は体調の変化に留意して過ごせば、事なきを得るでしょう。
自分自身の考え方で縁起が良くも悪くも変わります!そう思って、ステキな1年間をお過ごしください!
※気づけば「縁起」の記事も増えてきました
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