カエルは縁起が良い!理由は語呂合わせでも各種ご利益につながる
さてさて、今回は「カエル」の縁起についてです。
「カエル」で思い出すのは、カエルの卵を獲って来て、オタマジャクシになって、後ろ足、前足が生えてカエルになるまで育てたことですかね。
子供の時に箱根で物凄い大きなガマガエルを見ました。始め、石かと思ったのですが、それが動いた時の衝撃は凄かったですねエ。
こんなカエルの縁起について考えてみます。
カエルは、「無事にカエル」、「お金がカエル」など、語呂合わせした話をよく聞きます。それと、卵をたくさん産むから「子孫繁栄」の卦がありそうですね。
その他にも、60爺の知らない縁起があると思いますので、気張って調べてみようと思います。
それでは、その縁起について一緒に見ていきましょう。
カエルは縁起が良い!
色々見ていきましたが結論から申し上げますね。
結論
カエルは縁起が良いですね
そのご利益にどんなものがあるのか一覧に示します。
- 金運
- 仕事運・出世運
- 子宝
- 交通安全
- 恋愛運
- 招福
- 恵みの雨をもたらす
フムフム、金運、仕事運・出世運、子宝 etc と万能じゃないですか!
他にも、縁起のいい動物はたくさんいますね!
金運なら「青大将の縁起」で記事にしました。仕事運なら「雀の縁起」、子宝なら「ヤモリ、ネズミの縁起」でも出てきましたが、カエルは全部持っています!
- アオダイショウって物凄く縁起が良い!その理由を片っ端からご紹介
- 雀(スズメ)の巣は縁起が悪い?調べてみると真逆でいいことばかり
- ヤモリは縁起が良い?由来は単純だが様々な幸運につながった
- ネズミが出る家は縁起が良い!その理由をいっぱい取出してみた
何故、縁起がいいのか個別に解説します。
ところで、かえるが何類か知っていますか?オタマジャクシからカエルになる不思議な動物ですが、・・・。答えは、次の記事をご覧ください。
金運
何で、カエルは金運があると言われているのでしょうか?
これ、「お金がカエル」から来ているんです。
語呂合わせじゃないかという方がいると思いますが、その通り、「語呂合わせ」なんですよ~~。
いいじゃないですか、語呂合わせだろうがしゃれだろうが、「お金が返ってくる」ので「お金がカエル」=金運アップです。
また、お財布を「がま口」=ガマガエルにすると、お金が返ってくるなんて言われますよね。
人間、信じていれば何かが起こります!
こんな「がま口」がありました。
仕事運・出世運
カエルは、前にしか跳ばないことから「仕事運・出世運」の象徴にもなっています。
たしかに、後ろに飛ぶかるは見たことがありませんよね^^;
前にしか進まない虫には「トンボ」がいましたね。武士に愛された虫でした。
子宝
カエルは一度にたくさんの卵を産みますので、子孫繁栄の象徴なんです。
皆さんは、カエルの卵を見たことがありますか?こんな感じです。
余り、気持ちの良いものではないかもしれないんですが、ご覧のように、これらが全て、カエルの子供であるオタマジャクシになるんですよ。
一度にたくさんの卵を産むのがわかると思います。
交通安全
こちらの交通安全も金運と同じ理由です。即ち、「語呂合わせ」なんですよー!
「無事カエル」から来ています。
ですから、交通安全だけでなく、旅行など外出から大切な人が無事に帰ってくるようにとの願いが叶います。
こんなグッズがありました。
恋愛運
先程、カエルが泡から生まれてくる様が、ヴィーナスの誕生を連想させるところから、恋愛成就の象徴とされています。
上述のカエルの卵は泡のイメージはなかったのですが、モリアオガエルの卵は、こんな泡みたいな卵なんです。
招福
本日、三つ目の「語呂合わせ」登場です。
こちらは「福カエル」なんです。
こちらも、素直に受け取っておきましょう。本当に、福が返ってきますゼ!
恵みの雨をもたらす
「カエルが鳴くと雨が降る」と昔からよく言われます。猛暑や水不足などでも、カエルが鳴くことで恵みの雨をもたらしてくれるそうです。
そこから、大量の水を呼び寄せる存在、豊かな大地を蘇らせる存在として重宝がられたそうです。
カエルのいる神社
日本神話にも田の神と共にヒキガエルが登場しています。
冬眠し、田植えの時期になると水田などに集まって盛んに鳴くカエルの生態を見て、古代日本人はカエルを農耕神の使いだと考えた
引用 神社のどうぶつ図鑑
カエルを祀った神社はたくさんありますよ。
- 二見興玉神社
- 十番稲荷神社
- 品川神社
- 玉津岡神社
- 水宮神社
カエルの置物や狛蛙なんかもあります。一つずつ見ていきましょう。
二見興玉神社
三重県にある二見興玉神社の祭神は猿田彦大神です。この神は、交通安全の守護神です。境内では、神使であるカエルの像をたくさん見ることが出来ます。
昔々、人々は伊勢神宮参拝前に、この神社に寄って禊を行い、旅の安全を願ったそうです。
上述した「無事に帰れますように」という願いと、猿田彦大神が道案内したという神話が結びつき、カエルが神使になったと言われています。
十番稲荷神社
江戸で大火が麻布一帯を襲った時、山崎主税助の屋敷のみが焼け落ちずに済んだのですが、屋敷の池に住んでいた大カエルが水を吹きかけて屋敷を守ったと言われたそうです。
この山崎家に防火のご利益にあずかろうと人々が押し寄せ、領主は「上」と書いたお札を配りました。
その後、お札の授与は、この十番稲荷神社が受け継ぎました。
神社には、カエルの像が祀られています。
品川神社
ここにも、カエルの像があります。「ぶじかえる」の石像です。
富士塚を下りた先にあり、「富士」と「カエル」の語呂合わせだそうです。
玉津岡神社
この神社がある井手町に「小野小町終焉の地」の伝説があるそうです。
小町は「色も香りもなつかしきかな蛙鳴く 井出のわたりの山吹の花」という歌を詠んでおり、神社にある阿吽一対のカエルの彫刻は、これにちなんでのことだそうです。
水宮神社
埼玉県にある、この神社には、狛犬ならぬ狛蛙が立ってます。
ご覧の通り、表情豊かです。
最後に
カエルの縁起について解説しました。語呂合わせが多かったかもしれませんが、良いことであれば素直に受け入れちゃえば、こちらのものですよ。
考え方を変更して、良いことはどしどし受け入れましょう。
何たって、神社の方でも語呂合わせがありましたし。
紹介した神社が、お近くにあれば、是非、参拝していいことを取り込んでくださいませ。
※気づけば「縁起」の記事も増えてきました
参考:
神社のどうぶつ図鑑
東京周辺神社仏閣どうぶつ案内
神様に選ばれた動物図鑑
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