パパイヤの別名を出来る限り挙げてみる!その由来も合わせて大公開
パパイヤを知っていますか?60爺は名前は知っていますが、実物を見たことはありません。
当然ですが、日本の「果物」のイメージはなくトロピカルなイメージがありますね。
こんなパパイヤを是非とも食べて見たくて、お取り寄せの前に少し調べてみようと思い立ちました。そうしたら、パパイヤってフルーツだと思っていたのが、色々な形で利用されているのがわかりました。
そして、パパイヤには色々な別名があることも分かったんです。
そこで、パパイヤの別名について、その由来も含め、出来る限り集めてみました。漢字表記とカタカナ名の別名がいっぱい集合しましたよ!
ご案内しますので、是非、ご覧になっていって下さいませ~。
パパイヤの別名
それでは、パパイヤの別名を見ていただきます。たくさんあるんですよ!
パパイヤの別名
始めにパパイヤの別名を一覧で見せましょう。
- 蕃瓜樹
- 万寿果
- 乳瓜木
- 木瓜
- 万寿瓜
- パウパウ、ポーポー
- ママオ
- ツリーメロン
- ペルー、インド、ガーナでの別名
何と、9種類もありますが、個別にその内容を見ていきましょう。
蕃瓜樹の由来
「蕃瓜樹」は「ばんかじゅ」と読みます。ネットの多くの辞書には、パパイアの異称と出ています。
一部の辞書にはパパイヤの漢名、即ち、中国での名称と出ていましたが、中国語でパパイヤは「番木瓜」となってしまうのでちょっと疑問です。
さらに、「蕃瓜樹」を日本語にすると「メロンの木」になってしまうんです。
明治時代に日本に伝わったそうですが、なぜ、本場では名称が変わってしまったんでしょうか?。
Listed in some Japanese dictionaries as the Chinese name for papaya; however, this term does not appear in Chinese dictionaries.
引用 蕃瓜樹 – Wiktionary
【日本語訳】パパイヤの中国名としていくつかの日本語辞書に掲載されています。ただし、この用語は中国語の辞書には表示されません。
この「蕃瓜樹」のそれぞれの漢字の意味を判読して、「(蕃)外国から渡来した(樹)樹木に成る(瓜)瓜」と解釈している方がいますが、あながち間違っているとも思えないですね。
万寿果の由来
「万寿果」ですが、これは「まんじゅか」とも読みます。こちらは、パパイアの別称と出ています。
こちらも、明治時代に日本に伝わったそうですが、中国語で「万寿果」を日本語に翻訳すると「長寿の果実」となります。「万寿」は長寿のことで、「果」は果物ののことなんですね。
「パパイヤ」は、長寿につながる食材だったのでしょうか?
確かに「パパイヤ」は、果物、野菜のほか、茶葉や薬草など様々な効果があるところから名付けられた可能性があります。
乳瓜木の由来
「ちちうりのき」と読みます。
パパイアは茎や葉及び果実など、あらゆる場所に傷をつけると白い液体が滴り落ちるんだそうです。
この白い液体が「乳液」のようで、果実が「瓜」のような形状だったことから「乳瓜木」という名称を名付けられたのでしょう。
木瓜の由来
パパイヤの別名「木瓜」は「もっか」と読みます。普通に日本語で検索すると「ボケ」になってしまうので要注意です。
この別名は台湾で使われているのを見つけました。
夏が旬のい台湾フルーツの王様と言えば、「パパイヤ」です。
引用 【台湾生活】台湾夏の果物の王様「木瓜(パパイヤ)」
中国語名「木瓜」Mùguā(むーぐぁ)です。
こんなミルクがあるんですよ!これもお取り寄せしてみようかな。
なかなかうまそうですよね。
万寿瓜の由来
「万寿瓜」は「マンジュマイ、マンジューイ」と読みます。沖縄で青パパイヤ(野菜パパイヤ)を指すようです。
沖縄では緑色の熟す前の実を、シリシリ器というおろし金みたいな調理器具で千切りにして、炒めて食べます。パパイヤしりしりー、パパイヤイリチーです。またタイではソムタムと呼ばれる青パパイヤの激辛サラダが有名。
引用 パパイア/パパイヤ/マンジュマイ
その他にも、産後の母親の回復と母乳を出す薬とも言われています。
パウパウ、ポーポー
スペルは pawpaw になるんですが、『日英・英日専門用語辞書での「pawpaw」の意味』に「パパイヤ」がありました。
上述した中国語「木瓜」を英語に翻訳すると「pawpaw」(ポーポー)となり、パパイヤの写真が表示されます。
ママオ
ポルトガル語では、パパイヤをmamão(ママオ)と呼びます。由来は次の通り!
パパイヤを発見し、世界に伝播したスペイン人・ポルトガル人らは、初めてパパイヤを見たとき、その形から母親の乳房を連想したといいます。果実や幹に傷をつけると乳液のような汁が出てくることから、パパイヤのことを“ママオ”またま“マモン”と言うそうです。
引用 パパイヤの貿易
ツリーメロン
ツリーメロンは、ブドウの木で育つメロンとは対照的に、木や大きな低木で育ついくつかのメロンのような果物に使用される用語です。
パパイヤまたはカリカ パパイヤは、最も一般的にツリーメロンと呼ばれるそうです。
ペルー、インド、ガーナの別名
ペルー、インド、ガーナでは、パパイヤのことを次の名称で呼んでいるそうです。
- ペルーではパパイヤのことをアレキペニャという産地名呼ばれています。
- インドではサンスクリット語で「パパイ」といいます。
- ガーナ東部Nsawamで育ったパパイヤは「Pawpaw」(「ポポ」)という名前で親しまれているそうです。
最後に
パパイヤの別名を見ていただきました。
ご覧になった感想はいかがですか。パパイヤの漢字は難しかったでしょうか?とても、パパイヤと結びつかないものもありましたね。
中国から渡ってきた?ものに、日本の「ボケ」と同じ表記をする別名もありました。ここで見たミルクは是非飲んでみたいです。
漢字だけでなく、カタカナ表記もいくつか見ていただきました。色々な由来があって面白かったです。
※気づけば「別名」の記事も増えてきました
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