ミモザの花言葉は怖い!捉え方によってそう感じる人も存在するかも
ミモザの花をご存知でしょうか?
初春(2月下旬)位から黄色い花が一斉に開花して、華やかな空間を演出してくれます。
実は、「花言葉が怖い」という言葉からミモザに行きつきました。
まだ、開花には早いんですが、なんで、あの鮮やかな黄色の花に「怖い」花言葉が付いたのだろうと気になりました。
そこで、まずは、ミモザの花言葉は怖いのかを確認しました。
合わせて、複数あるミモザの花言葉の由来を簡単に解説し、海外でのミモザとして花言葉とミモザ祭りなどの情報をお届けします。
ご一緒に、その結果を見ていきませんか?
ミモザの花言葉は怖い?
基本的に、ミモザの花言葉に怖いモノはないと考えられます。
但し、考え方や捉え方によっては、怖いといっても差し支えない言葉があるとも言えます。
捉え方にもよると思いますが、怖いと感じる方がいても不思議ではないと考えます。
以下に、ミモザの花言葉を並べてみます。
- 優雅、エレガンス
- 秘密の愛、真実の愛、ひそかな愛
- 頼られる人
- 死に勝る愛情
- エレガント、上品
- 気まぐれな恋
この中で、ちょっと気になるのは2.「秘密の愛」と4.「死に勝る愛情」の2つです。
それぞれについて、気になる点を指摘します。
秘密の愛
「秘密の愛」という花言葉は、愛を隠さなければならない状況や、片思いを意味することがあります。
これは、一見ロマンチックにも感じられますが、愛が報われない状況や、秘密を持つことへの不安感など、少し陰のある意味合いを含む場合もあります。
ここから、人によっては「秘密の愛」をネガティブに感じるかもしれません。
死に勝る愛情
この「死に勝る愛情」という花言葉は、非常に強烈で深い愛情を示すものであり、永遠の愛や犠牲的な愛を表現します。
しかし、その強さがゆえに、愛の喪失や過度の依存、執着など、ネガティブな側面を持ち、恐怖を感じさせることもあります。
花言葉の解釈は個人の感情や経験によって異なるため、これを「怖い」と感じるかどうかは、個々人の感じ方に依存します。
深く考え過ぎだと仰られるかもしれませんが、少し、掘り下げて考えると、以上のようなことも言えるかと思います。
ミモザの花言葉について
この章では、「怖い」から離れて、ミモザの花言葉に簡単な解説を加えます。
優雅、エレガンス
花の見た目に由来した花言葉です。
小さな花が固まって咲き誇る様子に、見る者の心を奪う優雅さがあります。
秘密の愛、真実の愛、ひそかな愛
アメリカ先住民のネイティブインディアンが告白の際に、男性から女性へミモザをプレゼントする習慣に由来しています(オーストラリアの先住民であるアボリジニが愛の告白をするときに使ったとの説も)。
女性側がOKなら黙ってミモザを受取るそうです。もし、ダメだったらショックだろうなア(60爺の過去を見るような遠い眼^^;)
秘密の愛については、考えていくと「怖い」部分があることは上述しています。
頼られる人
白いミモザの花言葉です。
腐りにくく丈夫なミモザの性質から来たということです。
ただ、この花言葉は、ニセアカシアから来た可能性があるようですね。
ニセアカシアは、その丈夫な材質から、木材としての利用、繁殖力が強さから荒地の緑化や薪や炭としても活用、花からは蜂蜜の獲得など汎用性の高さから来たという説があるんです。
死に勝る愛情
こちらも、白いミモザの花言葉です。
ちょっと怖そうな「死に勝る愛情」という花言葉は、白色のミモザには果実や樹皮に毒があることから名付けられました。
ただ、こちらも、先のニセアカシアの繁殖力の強さによるのではという説があるんです。
ニセアカシアの繁殖力が浸食植物として取り除くのが困難であるということから「死に勝る愛情」という意味が生まれたといわれているからです。
「死に勝る愛情」についても、考えていくと「怖い」部分があることは上述しています。
エレガント、上品
この花言葉は、オレンジ色のミモザの花言葉です。
黄色のものほど栽培されていないため、高貴さを感じさせる意味が込められたのだと言われています。
残念ながら、オレンジ色のミモザの画像を見つけることが出来ませんでした。
気まぐれな恋
たくさんの花が風に吹かれてあっちへいったり、こっちへいったりしている様が、八方美人で移り気な様子に見えることからついたのでしょうか?
記事を終わる前に、海外でのミモザの評判を見ておきましょう。
海外でのミモザ
海外でのミモザの評判はどうなんでしょうか?
海外でのミモザの花言葉
いくつかの国の花言葉を見てみましょう。
- イタリア:感謝
- フランス:感受性、思いやり
- イギリス:友情のシンボル
- ドイツ:友情のシンボル
イタリアでは、男性が女性に感謝の気持ちを込めてミモザの花をプレゼントする習慣から来ています。フランスでは、発表会やコンサートに招かれた時のお祝いの花だそうです。
イタリアの「ミモザの日」
3月8日は「国際女性デー」であり、イタリアでは、男性が日頃からお世話になっている女性に感謝をこめ、ミモザの花を贈る習慣があります。
このことから、3月8日を「ミモザの日」と呼んでいるそうです。
フランスの「ミモザ祭り」
南フランスのコート・ダジュールは毎年2月に開催される。
毎年冬1月〜2月の数ヶ月間ミモザは開花し、魅惑的な匂いを放ちます。ミモザが満開のときには丘や庭園が金色に輝き、「冬の太陽」だといわれています。毎年2月に「ミモザ祭り」が行われ、伝統と地元の民間伝承がなされています。
引用 マンドリュー・ラナープルとミモザ祭り
やはり、世界のどこに行っても、花が咲くと人間は集まってくるんですねエ。
ミモザ街道
フランスのコート=ダジュール地方には、ミモザの花が一面に咲く「ミモザ街道(Route du Mimosa)」があるんです。
ミモザの花を満喫したいなら、ぜひ黄金に輝く「ミモザ街道(Route du Mimosa)」を訪れてみてください。ミモザ街道はボルム・レ・ミモザからスタートし、美しい8つの町や村を通り抜け、香水の町として有名なグラースまで続く約130kmの街道です。
引用 ミモザ好きな方必見!フランス圧巻のミモザの里「タヌロン」
130kmもミモザが咲き誇っていると、素晴らしい景観でしょうなあ。
機会があったら行ってみたいものです。
最後に
ミモザの花言葉が怖いかという点に絞ってみてきました。結局、何でそんな風に言われるのか、さっぱりわかりませんでしたね。
複数ある花言葉の中に唯一「死に・・」なんてのがありましたが、怖いモノではなかったです。
その他に「気まぐれな・・」っていう奴もありましたが怖くはない。
何かの誤解で、こんな言われ方をされたんでしょうか…。
後は、世界でのミモザについても見てきました。ヨーロッパ中心になっちゃいましたけどご勘弁を。
※植物の縁起の記事が2つあります。
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