ハクビシンの鳴き声を収集し動画と文字情報の両方でチェックしてみる
ハクビシンの記事は既にいくつかアップしています。
実家の暖房のチューブを齧られて罠を設置した途端、翌日には1匹目を捕獲、そして、2週間ずつ2回の3匹を捕獲した記事が第一弾です。
次に、「ハクビシンの縁起」についての記事を書き、さらには、ハクビシンの境遇に哀れさを覚えて「かわいそう」で3つ目の記事を書きました。
第一弾でハクビシンを捉えた時、様子を見に行った際、「シャーッ!」と威嚇されたんですよ。
そして、檻に身体をぶつけてるんです。そんなことを思い出して、ハクビシンは普段はどんな鳴き声をしているか気になったんです。
そこで、サイトを当たって、ハクビシンが鳴いている動画を探し、さらに、ハクビシンの鳴き声を文字情報ではどうなるか調べました!
その内容をシェアしますんで、乞う、ご期待あれ!
ハクビシンの鳴き声を収集
さて、それではハクビシンは、どんな鳴き声を出すのか確認してみましょう。
「ハクビシン 鳴き声」で記事を探すと、ハクビシンの鳴き声が多数ヒットします。威嚇する時や、赤ちゃんの鳴き声なども載っていますね。
記事の文字情報を見て、どんな鳴き声を出すかはわかるんですが、それだけじゃ、余り面白くありませんね。
そこで、始めに動画を見ていただくことにします。動画の中で実際のハクビシンがどんな鳴き声をして聞いてください。
そして、それを聞いていただいた後に文字情報を見ていただけば、自分の感性との違いが判ると思います。
まずは動画で見てみよう
このハクビシンは怪我でもしてるんですかね。ずっと甲高い声で鳴いていて、撮影者が近くにやって来ても逃げる様子がみえません。また、威嚇もしませんね。
このハクビシンは、まだ、子供なんですかね?
こちらのハクビシンは飼われている様子です。ただ、機嫌の悪いときは、飼い主もそばに寄れない様子です。甘え声も出していますね。
こちらは、イチゴ畑を荒らして、哀れ、囚われの身となったハクビシンです。
40秒くらいから威嚇しますよ!60爺も、捕らえたハクビシンを見に行った時、同じように威嚇されました。
どこかの川辺のハクビシン達を捉えた映像です。
文字にするとどうなる?
ハクビシンの鳴き声が文字で書いてあるものを、色々なサイトを当たって集めました!
同じ文言はまとめ、あいうえお順に並べました。いっぱい集まったものの、動画の中のハクビシン達の鳴き声と一致してますか?
- ウゥ~~
- ガァゥッ
- ガァー
- ガウゥー、ガウゥーー
- ガウッ
- ガルル
- ガー
- カーッ
- キィーキィー
- キキキッ
- キッキキ、キッキキ
- キッキッキ
- キャアアア
- ギャアギャア
- キャンキャン
- キュウキュウ
- キュキュキューッ
- キュンキュン
- キュー
- キューッキュッ
- キーキー
- グルルル
- ピィーィィ、ピィーィィィ
- ピィーピィー
1本目の動画のハクビシンの鳴き声は、「キ」が中心ですね。「キィーキィー」や「キキキッ」あるいは、「キーキー」と聞こえます。しかし、ずっと鳴いてるのは、親を呼んでるんですかね。
2本目の動画、機嫌の悪い時の鳴き声は、高い声で「キィーキィー」と叫んでいるようですな。「キュー」といっているようにも聞こえます。
甘え声は、「グルルル」かなァ。「グ」が中心だと思うんですよね。
3本目の罠にかかったハクビシン、「ガウッ」と何度も威嚇してます。あと、「ウゥ~~」と唸ってますよね。60爺の捕らえたハクビシンは「シャー」といってましたよ。
最後の動画では、「キッキキ、キッキキ」、「キッキッキ」かな?仲間同士で何かを伝え合ってる感じがしました。
まあ、鳴き声は、ひとそれぞれに聞こえ方が違うので、その辺りはご勘弁を…。
アライグマの鳴き声について調べた記事はこちらです。
ハクビシンの危険性
ハクビシンは待ったに見かけない動物です。そのため、昔から縁起がいいなんて言われた時代もあったんですが、その生態がわかってくると、様々な病気を媒介することもわかってきました。
ここでは、ハクビシンが媒介となって引き起こされる病気について述べていきます。
疥癬症(かいせんしょう)
「疥癬症」は、ヒゼンダニの寄生による皮膚病です。ハクビシンは、この「疥癬症」にかかっている可能性が高く、おまけに、この病気は人やペットの犬などに感染する危険性があるんです。
ヒゼンダニは皮膚に卵を産んで、角質層に潜り込んでしまいます。すると、水ぶくれができて、顔や頭皮を除く全身に出来物ができて、強いかゆみに悩まされる症状が出てくるんですよ。これは、「通常疥癬」と呼ばれます。
そして、寄生するダニの数が増えることで、「角化型疥癬(痂皮型疥癬)」を発症します。すると、何と全身の皮膚の角質がザラザラと厚くなってしまうんです。この角化型疥癬は感染力がとても強いため、あっという間に家族内で感染してしまうので注意が必要です。
ノミやダニによる病気
ハクビシンには、上述のヒゼンダニの他、ノミやダニが多く寄生しているため、アレルギーや皮膚疾患の原因になります。
また、マダニに寄生されると、ウイルスにより「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」(下痢や嘔吐など消化器官へ影響を与えたり発熱や頭痛を引き起こす)になることがあるので要注意です!
アレルギー症状やSFTSといった病気は、重症化すると命に関わる危険性があるんですよ!
ハクビシンを見かけても絶対に近寄らないようにしましょう。
家に住み着かれて、生活環境被害にあることは次の記事に述べていますので、ご確認ください。
最後に
ハクビシンの鳴き声について見てきました。
動画を4本載せています。甲高い鳴き声で鳴いているハクビシンもいましたが、機嫌の悪い声や威嚇しているハクビシンもいましたね。
アライグマほど狂暴ではなくとも、追いつめられるとハクビシンも攻撃してくるそうですから注意が必要です。
また、寄生虫や感染症の媒介ともなっているようですので、うかつに近寄らないようにしましょう。
※「動物の雑学」様々動物の知識をまとめています。
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