幼馴染とは?その定義は何かをとことんこだわって調べ尽くしてみたよ
アニメやドラマのキャラクターには「幼馴染だった」という設定が散見しますね。
60爺の知ってる有名どころでは、タッチの達也と南、ONEPIECEではゾロとくいな、ウソップとカヤ及びキッドとキラーがありますね。
今回は、この「幼馴染」という言葉にこだわってみたいと思います。
というのも、ちょっと調べてみるとわかるのですが、上述した以外にも、かなりの数の作品(60爺は知らない作品の方が多いです^^;スミマセン)で幼馴染の設定が見られます。なぜ、こんなに「幼馴染」が使われているのか不思議に思います。
恐らく、「幼馴染」を登場させることで何らかのメリットが実際あるはずですよね。そうでなければ、相当数の作品での設定に出てくるわけはないと思うんですよ。
そこで、幼馴染とは、定義とは何なのかをとことんこだわって調べ尽くしてみました。、是非、お立ち寄りください。
幼馴染とは?その定義は
まず、幼馴染とは何かを見ていきましょう。
幼馴染は、現在では異性の(特に初恋の)相手を思い浮かべる人も多いようですが、本来は同性・異性を問わない、いわゆる「竹馬の友」を指す言葉ですね。
幼馴染とは?
幼い頃から続いている親しい関係を持った人
幼馴染の定義
近所に住んでいた
小さい頃の思い出が共にある
現在も何らかの関係がある
親しい関係は小学校入学前から続いている
このような意味があるため、アニメなどの創作物では、主人公の性格や多くの事柄を互いに熟知している幼馴染は、無二の親友だったり、何らかの恋愛感情を持っているようなキャラとして描きやすいんですね。
幼馴染とは
さて、何故、このような結果となったのかを解説していきます。
始めに、辞書やサイトから「幼馴染」を引いた内容を以下に示します。
辞書・サイト | 意味 |
---|---|
実用日本語表現辞典 | 幼い頃から仲が良い人、あるいは物心ついたときからの顔馴染みなどを意味する表現。 |
goo辞書 | 子供のころに親しくしていたこと。また、その人。 |
精選版 日本国語大辞典 | 幼い時に親しみ馴れていたこと。また、その人。 |
国語辞典ONLINE | 子どもの頃から続いている親しい関係。また、その人。幼友達。 |
光村国語学習辞典 | 小さいときに、なかよく遊んだ友だち。幼友だち。 |
wiki 幼馴染 | 幼い頃に親しくしていた(親友の証)友達を言う。 |
広辞苑 | 幼い時、なかよく遊んだ人 |
上述したように、辞書やサイトの内容なんですが、表現が皆バラバラなんですよ。皆、似ていますが、微妙に表現が違いますよね。
さて、どんな違いがあるのかを見ていきましょう。
- いつからの付き合いか:「幼い」×4、「子供(ども)」×2、「物心ついたとき」×1、「小さい」×1という表現です。
- 接続詞の違い「…から」×2、「…に」×4、「…」×1という表現がありますね。
これらの違いを考察します。
いつからの付き合いか?
これは、年齢を特定するための言葉ですね。さて、いったい、いくつ位が妥当なんでしょう。
いつからの付き合いか?
下記内容を勘案して、小学校以前が妥当と判断しました
「幼い」、「子供(ども)」、「物心ついたとき」、「小さい」という言葉がありますが、これらの違いを見て決定しましょう。
幼い、小さい
「幼い」は、親などの保護を必要とする年齢(人間なら八歳ぐらいまで)の子供に対していうそうです。また、「幼い」=「小さい」と考えます。
子供(ども)
人口統計学においては15歳未満の者を「子供」と呼びます。
そして、子どもの定義は、乳幼児期(義務教育年齢に達するまで)、学童期(小学生)及び思春期(中学生からおおむね18歳まで)の者です。これだけみると、かなり幅がありますよね。
まあ、幼馴染として考えるなら、中学生以上は対象外にせざるを得ませんね。
また、小学校に入れば必然的に友人関係ができていくので、小学生も幼馴染からは外した方が良いと考えます。
物心ついたとき
この言葉の意味は次の通りです。
- 世の中の物事がわかる年頃になる。幼年期を過ぎる。ものごころづく。
- 幼児期を過ぎて、世の中のいろいろなことがなんとなくわかりはじめる。
具体的に、何歳と境界を引くのはやはり難しいと思いますが、小学校に入る前、の頃ではないか、と思います。
引用 教えてgoo
人によって性格や知識が異なるように、いつからと決まったものではないはずですよ。
引用 yahoo!知恵袋
いろいろ意見はあるかと思いますが、これは、上述の通り、人それぞれであると思うので、ここから年齢を特定するのは難しいでしょう。
接続詞の違い
接続詞は?
「…から」を採用します。
三つありますが、以下の意味があります。
- ・・・から 関係がずっと続いていることを示す
- ・・・に 当時親しかった
- ・・・ 同上
やはり、当時親しかっただけでは「幼馴染」と呼ぶには関係性が低いと考えちゃうよね!
幼馴染の定義
幼馴染とは「幼い頃から続いている親しい関係を持った人」と決定できましたので、その定義を確定しましょう。
「幼い頃から続いている親しい関係」これは、移住場所が近かったといって良いと思います。即ち、隣同士だったとか、同じマンションだったとか、要は近所に住んでいたということですね!
さらに、親しい関係が続いているなら、「共有の思い出」たとえば、互いの家族同士でキャンプに行ったとか、海に行ったとかの記憶を持っていないはずがありません。
さらに、現時点で何らかの関係がなければ、共有の思い出を持っていても幼馴染として思い出すことはあっても意味がないと思うんですよ。
そして、上述したように、「親しい関係は小学校入学前から続いている」ことに結論付けています。
幼馴染と結婚する確率は?
出生動向基本調査という国の調査をみると、夫と妻が知り合ったきっかけの構成割合が出ています。
この中に、「幼なじみ・隣人」という項目があります。その内容を見てみましょう。
- 2005年 1.0%
- 2010年 2.4%
- 2015年 1.6%
- 2021年 1.2%(2015 年 7 月~2018年 6 月の結婚)
- 2021年 1.3%(2018 年 7 月~2021 年 6 月の結婚)
2010年には5年前より2.4倍に増加したんですが、それから5年後には残念ながら2/3になり、2021年の調査ではさらに減少し、2005年の数字に近くなっています。
そして、この割合の中には、「幼なじみ」の他に「隣人」という項目が含まれています。このため、純粋な「幼なじみ」の結婚の率はさらに下がりますね。
この数字が高いのか低いのかわかりませんが、100人いると一人は幼馴染と結婚していることになります。
そう考えると、かなりの高確率じゃないのって思えませんか?
最後に
幼馴染について、その意味する内容と定義をしてみました。定義は4つ挙げています。
まずは、「幼い頃から」関係が続いていることを重要視しました。また、年齢については「小学校入学以前」であることが必須であると考えました。これらについては、サイトや辞書の説明を取出し、判断しています。
そこで、ここから、定義となる4項目を考察しました。それぞれ重要な項目だと思います。
そして、幼馴染と結婚する確率についても見てみましたが、かなり、これ、かなり高い確率ではないでしょうか。
※気づけば、「言葉の意味」の記事も増えてきています
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