さんずいに晃で滉!読み方から意味・名前での使われ方まで総特集
今回は、さんずいに晃と書いて滉が題材です。
私、この晃と滉ですが、何と読むのか知らないのです。
それほど、難しい漢字ではありませんが、余り見たことがないんですよ。
今回の漢字は、60爺の進めているシリーズのうち、「さんずいに○○」の漢字です。
今までやってきた漢字は、読めないまでも何らかの手掛かりがあったんですが、この漢字は、ちょっとわからない!
まあ、ぼやいていても仕方ありませんので、さんずいに晃の「滉」について、いつも通りに、読み方から意味・名前での使い方まで総特集していきます。
最後まで、ご覧になってくださいね。
さんずいに晃といえば滉!漢字の読み方や全体像をまずはチェック
最初に、滉の意味と読み方を明確にしましょう。
滉の読み方と意味
滉
画数 :13画
音訓:コウ ひろ・い(基本語だけの意味・用法)(名付)ひろ ひろし
意味
①ひろ・い。海や川が深くひろいさま。
日本語だけの意味・用法
(名付)ひろ ひろし
参考:上級漢和辞典 漢字源 学研
「滉」の音読みは「こう」、訓読みは「ひろ・い」ですね。
意味なんですが、海・川が「ひろ・い」ことを表す漢字です。
次に、滉の書き順を示しておきます。
滉の書き方は、さんずいと晃、即ち、日⇒光の順に書いていけばOKです!
もっと詳しく知ろう!滉の漢字としての由来や成り立ち
滉の由来や成り立ちを見ていきます。
滉は、「晃(コウ)四方に発散する」+「水(みず)」(形声)で構成されています。
形声とは、漢字の六書(リクショ)の一つ。発音を表す文字と、意味を表す文字とを組み合わせて、新しい文字を作る方法。
晃は「光が四方に発散する」というイメージがあり、そこから「四方に張り広がる」というイメージに展開していきました。
ここから、滉は水が果てしなく広がる状況を示しているのです。
参考 上級漢和辞典 漢字源 学研
晃については、次の記事で紹介していますのでご覧ください。
次の章では、「滉」のつく言葉を見てみましょう。
滉のつく言葉
滉のつく言葉にはどんなモノがあるでしょうか。想像がつきません!
滉のつく言葉 | 読み | 意味 |
---|---|---|
滉瀁 | コウヨウ | ⇒滉漾。{滉蕩(コウトウ)}水が広々とたゆたうさま。 |
滉蕩 | コウトウ | ⇒滉瀁。 |
滉漾 | コウヨウ | ⇒滉瀁。 |
3つ出てきたように見えますが、よく見ると、どれも同じ言葉を指していることがわかります。
「滉瀁」「滉蕩」「滉漾」の3つの言葉は、日本国語大辞典、広辞苑、大辞林、大辞泉、明鏡国語辞典の全ての国語辞典に載っていませんでした。
現代の日本語としては存在しない、古典にのみ登場した言葉と言って良いようです。
次は、名前に使われるポイントを見ていきます。
名前に使われる際のポイントは
「滉」は、余り、見かけない漢字ですが、日や光が入っているので、明るい感じを受けますね。
さらに、読みとして「コウ」「ひろ」「ひろし」があるので名付けには向いていると思われます。
「滉」には、次の願いを込めることが出来ます。
- 将来が明るく照らされていくような人生を
- 度量が深く、スケールの大きい人間に育ってほしい
この漢字は、どちらかというと男の子向けかな。
男の子の名前60爺ベスト3
- 滉孝(ひろたか)
- 滉一郎(こういちろう)
- 滉(ひろし)
読みを全部変えてみました。「ひろ」「こう」「ひろし」ですね。
女の子の名前60爺ベスト3
- 千滉(ちひろ)
- 滉子(ひろこ)
- 滉美(ひろみ)
女の子向けには、ちょっと苦労しそうな気がします。読みは、皆「ひろ」となりました。
最後に
さんずい晃にといえば滉ですが、この漢字について述べてきました。
日常ではあまり見かけない漢字ですね。書き順は簡単でした。さんずいに日に光を書けば問題なく書けますね。
滉を使用した言葉もほとんどなかったです!それでも、名前特に男の名前には向いていると思われます。候補は、かなり膨大になると思いますよ。その分、女の子の名付けには苦労するでしょう。
次の漢字は、もう少し知っているモノになるといいですが。
※気づけばさんずいの記事も増えてきました
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