ペンギンは何類?その分類の理由と飛べない仲間について簡単にご紹介
この動物は非常に有名ですし、知らない方はいないでしょう。
この生物を見ることが出来るのは動物園ですね。旭川動物園では、ペンギンパレードが有名です。
先日、「タツノオトシゴは何類か?」との記事を書きましたが、第二弾はペンギンについて、同様の記事を書いてみようと思います。
南極を始め、氷や陸にいて泳ぎもうまいし、飛べないけど、ペンギンは、・・・・・・あれだと思うが。
ということで、ペンギンが何類なのかを追いかけてみます。合わせて、その理由とペンギンと似た仲間についてもご紹介できればと思います。
さあ、ご一緒に見に行きましょう。
ペンギンは何類か?
ペンギンは何類なのかを述べてから話を進めましょう。
ペンギンは何類か?
ペンギンは鳥類です。
ペンギンは、ペンギン目に属する鳥の総称ですね。
めったに使われないようですが、漢字表記には、人鳥(じんちょう)、企鵝(きが)、片吟(ぺんぎん)の3種類があるんです。これについては、既に記事をアップ済ですよ。
さて、タツノオトシゴの記事の中でも言いましたが、ペンギンは鳥類ですが、鳥類に行く前の動物は大きく「脊椎動物」と「無脊椎動物」に分けられます。そして、ペンギンは背骨がある「脊椎動物」に含まれます。
さらに、「脊椎動物」は、次の5つに分類できるんです。
- 哺乳類(ヒト、犬、猫等)
- 鳥類(スズメ、カラス、ペンギン等)
- 爬虫類(カメ、トカゲ、ワニ等)
- 両生類(カエル、イモリ、サンショウウオ等)
- 魚類(サバ、イワシ、メダカ等)
ここでもう一度言いますが、ペンギンは、この「脊椎動物」の中の鳥類に相当するんですね。
鳥類とは
現時点(2023年)で、「鳥類」とは「脊椎動物門鳥綱」に属する動物の総称です。脊椎動物はもちろん、全動物群のなかで、飛翔(ひしょう)生活がもっとも高度に発達した動物群といっていいでしょう。
ですから、体形、形態はいうまでもなく、生態、行動、社会など、生きていく上で必要な内容が飛翔(ひしょう)に対して適応しているんですよ。
なお、飛べない鳥もいるが、それらでさえ飛べる鳥と共通の特徴をもっています。その特徴を見てみましょう。
- 前肢は翼になっていて、後肢で二足歩行を行う
- 身体が羽毛に覆われている
- 脊椎動物で唯一、卵から生まれる(卵生)
- くちばしがある。歯はないものが多い
- 恒温動物、即ち、気温が変動しても体温をほぼ一定に保つ
鳥類は現在、地球上に10,000の種類がいて、四肢動物のなかでは最も種類の豊富な綱(分類目)となっています。
さて、それでは、特徴に合わせて、ペンギンを見てみましょう。
- 空を飛べない。前肢はヒレのようになっており泳ぐ時にのみ使われる
- ご存知のように、陸地では胴体を垂直に立った状態で歩く
- 小さい羽毛が、左右対称で隙間なく生えている。
- 前に曲がった首のあたりに胸鰭があり、背中にもこれも小さな背鰭がある
- クチバシがあり、歯はない
- 厚い皮下脂肪と密集した羽毛で断熱性を高め、-20度を下回る気温にも対応している
ペンギンの泳ぐ姿を捕らえた動画です。
ペンギンは水中だと驚くべき速さで動けるんですな。すばらしい。
ペンギンは何を食べる?
ペンギンの食べ物は、魚類(アジやイワシなど)、頭足類(イカやタコなど)、甲殻類(オキアミやヨコエビなど)といった海の動物が主な食べ物です。
このうち、どれを主食とするかは種類によって違うみたいですね。フンボルトペンギン及びケープペンギン等は小さな魚類、コウテイペンギンやアデリーペンギンといった南極のペンギンは、ナンキョクオキアミが重要な食べ物となっているんです。
ペンギンの食べ方なんですが、必ず、頭の方から丸呑み(尾の方から食べると、“ヒレ”や“ウロコ”がのどに引っかかるため)します。
ペンギンの口の中って、とげとげしていて逆流せずに丸呑みできるようになっているんですね!
1日に食べる食事量ですが、体重10キロ程度の個体で1~1.5キロもたべます。ずんぐりむっくりした形をしていますが、えらい大食漢なんですよ。
動画を見てください。
ペンギンの仲間たち
ここでいうペンギンの仲間とは、「飛べない鳥」を指します。
飛べない鳥とは、飛翔能力が欠如しており、その代替手段として走行や水泳の能力に頼るように進化した鳥類のことです。
飛べない鳥は、ペンギンは水泳、ダチョウは走行といったように別の力を重んじる方向に進化した種なんですね。ですから、上述した特徴にあるように、この鳥たちは、鳥類としての身体構造は維持しています。
どんな種類があるかみていくと、本稿の主題であるペンギンや、有名なものでは、写真に挙げたダチョウ、その他にも、エミュー、ヒクイドリ、レア、キーウィ等がいますね。現在、地球上には、およそ40種類が存在しています。
飛べない鳥の身体の大きさは多々あり、最小がマメクロクイナ(体長12.5cm、体重34.7g)、最大がダチョウ(2.7m、156kg)です。
記事を終わる前に、このところアップしたペンギンの記事を記事を紹介します。よろしければ、ご覧になってください。
上述の結論で、ペンギンの漢字表記について触れましたが、そこに特化した記事が次のモノです。
JR東のICカード乗車券Suicaにはマスコットキャラクターにペンギンを採用しています。このペンギンの名前について、あれこれ調べたんですが、その内容を紹介しています。
また、Suicaには、灰色ペンギンが登場します。このペンギンが、Suicaのペンギンとどんな関係があるかを突っ込んで調べた記事もアップしています。
ペンギンには色々な種類がありますね。その中から、フンボルトペンギンについて、その生息地と名前の由来について特集した記事がこちらです。
もう一つ、ペンギンに焦点を当てた記事があります。キングペンギンが「たわし」と関係があるとの情報から、その実態に迫った記事です。面白いですよ。
ペンギンは、あの「すみっコぐらし」にもいますね。そこに登場するペンギンは2人いるんですよ。その真相は何なのかを紹介する記事です。
最後に
今回はペンギンが何類なのか気になって記事を書きました。
前回、タツノオトシゴが何類か見ていったこともあり、今回はそれほど戸惑うことなく記事を書くことができました!
その愛らしい姿は動物園でも人気ですが、鳥即ち鳥類に属していることは皆さん、ご存知だと思います。
ペンギンは前肢をひれのように使用して、水中では驚くような機動力を発揮します。また、あの格好で大食漢だとは思いもしませんでした。
他にも多種多様な動物がいるんで、シリーズ化できると思います。
■追記:何類をテーマに記事をいくつか書いています。
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