コモドドラゴンは人間を食べるのか!その真相を徹底的に調べてみたよ
最近、ジュラシックパークの最新作を見まして、恐竜が暴れ出すと人間の力では、なかなか制御できないものだとつくづく思いました。
あんな大きい生き物が現存していなくて本当に良かったと思います。
現在、大型の爬虫類には、どんなものがいるのか調べてみたんですが、コモドドラゴンを見つけました。
例によって絶滅危惧種だそうです!
当然肉食です。そこで、疑問が湧いてきました。
コモドドラゴンは人間を食べるのでしょうか?写真を見た限りでは、早い動きはしないように見えますが、その辺りはどうなんでしょう。
そこで、これらについて色々と当たってみましたので、その結果をシェアします。
最後までお付き合いしてください。
コモドドラゴンは人間を食べる?
コモドドラゴンって人間を食べるのでしょうか?
コモドドラゴンは人間を食べる?
コモドドラゴンが人を襲うことは滅多にないとされています。しかし、まれに人間を襲うこともあるようで、現地では人食いトカゲとして恐れられています。
コモドドラゴンはインドネシアの「国獣」なんですって。でも、現地の人はただただ恐れているんだそうです。
何故って、「人間が逃げても追いつかれ、生きた哺乳類を捕まえて食べる」ことからです!
まあ、肉食ですから、好んで襲わないにしても、不用意に近づいたりすると危険な存在なのは間違いないでしょうね。
そのようなことがあったのか、追いかけてみました。
コモドドラゴンが人を襲った記録
コモドドラゴンが人を襲った記録について、サイトを巡って拾ってきました。コモド国立公園では、1974年以降30人がコモドオオトカゲにかまれ、うち5人が死亡しているそうです。
- 1974年
- 外国人観光客がコモドドラゴンに襲われ、1人が死亡しています。
- 2007年6月
- コモド島で8歳の少年が襲われ死亡するという事件もあったそうです。
公園内の漁村でトイレのために茂みに入ったところ、腰付近をかみつかれ、引きずられるなどして右足に深い傷を負い、約30分後に出血多量で死亡したそうです。
- 2009年3月28日
- 2009年3月28日コモド国立公園のリンチャ島で果実狩りにきていた男性が襲われ、死亡するという事件が起きています。
立ち入り禁止区域に漁師仲間と数人で果物を取りに入ったところを襲われました。
ムハマッドが果実を摘み終わり、木からおりたところを襲われ、ほんの数分で、手や足、体などが食い裂かれていたそうです。搬送された隣町のクリニックに到着した時には死亡していました。
- 2017年5月
- 外国人観光客がコモドドラゴンに襲われる事件が発生しています。
襲われたのはシンガポール人で、公園レンジャーを連れて行くよう勧められたが、レンジャーを連れずに出かけていた。
地元警察では、写真を撮るのに夢中になって、別の1頭が近づいていたのに気付かず噛まれてしまったとみています。不幸中の幸いは、嚙んだのが小さなコモドドラゴンだったことです。
フローレス島に運ばれ入院し、容体は安定しています。
- 2020年
- コモドドラゴンの観察などを目的にしたテーマパーク公園建設にて、従事していた建設労働者がコモドドラゴンに噛まれる事故が発生しました。
一命をとりとめましたが、皮膚数ヵ所が裂けるなど重症を負ったことがわかっています。
- 2021年1月
- 観光エリア以外にある地元の漁村にいた4歳児が、近づいてきたコモドドラゴンに襲われて手が引きちぎられたそうです。
- 2021年9月28日
- コモドドランゴンの生息域で作業中だったツアーガイドが地面に倒れ、コモドドラゴンに襲われて負傷する事故が起きました。
襲われたガイドは同僚に救助されて病院に搬送され、命に別状はないものの太腿を負傷したそうです。
そこそこの頻度で事故が起こっているようですなア。まあ、野生の生き物ですから、腹が減れば、躊躇せずに人も襲うこともあるでしょう。
コモドドラゴン雑学
ここからは、コモドドラゴンの雑学として、いくつかの知識を詰め込みましょう。
コモドドラゴンの正式名称は、コモドオオトカゲというんです。爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲです。
インドネシアのコモド島、リンチャ島、ギリダサミ島、ギリモタン島、フローレス島南部に分布しています。
全長2~3m、頭胴長70~130cm、体重約70kg。記録では3メートルを超えるものがあります。
冒頭で述べましたが、現在は絶滅危惧種に指定されていて、地球上に生息しているのは3,000頭くらいではないかと言われているそうです。
ここで、動画を見ていただきます。
動画の中にありますが、身近で目にするトカゲやカナヘビと違い、コモドドラゴンは前足2本と後ろ足2本で、ぐっと身体を起こすことができます。
四肢ががっしりしっかりしているので身体を持ち上げることが出来るんです。ですから、歩く時には身体を持ち上げて歩きます。
しかも、動画にありましたが、後ろ足で立つことも出来るんですね。
ですから走ると速い!時速20kmで走るので、人間が全力で逃げても追いつかれてしまいますよね。動画の中で、肉を見つけて走り寄る時の速さは尋常ではなかったですよね!
さらに、コモドドラゴンは嗅覚が随分発達していて、数キロ先の獲物を見つけることができるんですよ。
コモドドラゴンが毒を持っているのが分かったのは、この10年ぐらいの間なんです。生き物に噛みついて、毒を注入して弱らせて食べてしまいます。
この毒、噛みつくと歯茎から沁み出て、ゆっくりゆっくりと弱らせていって死んだ時にエサにします。
こんなコモドドラゴンの天敵はいるのか調べてみました。そうしたら以外にも・・・。次の記事をご確認ください。
最後に
コモドドラゴンは人間を食べるのかという点に焦点を当ててみてきました。
痛ましい事故がいくつか起きていることがわかりました。しかも、何人かは、その事故で命を落としているんですね。
コモドドラゴンは野生の生き物で、さらに肉食、動きも素早く、彼らのテリトリに人間が入って行けばおのずと事故が起きるのは必然なんでしょう。
見た目が過去に生きた恐竜に似ていて、人気もあるのでしょうが、やはり人間が進出していて絶滅危惧種となっています。何とか、彼らが生き延びるように出来ないものでしょうか。
※気づけば「○○ 人間 食べる」の記事も増えてきました
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