あんちょこの別の言い方を大特集!11個の呼び方を調べ尽くしてみたよ
「あんちょこ」ってご存知ですか?ひょっとすると、この言葉は死語かもしれません。
私は、昔々学生だった時代に大分お世話になりました。
練習問題の解答などが載っていて手軽な自習用の参考書ですね!
これさえあれば、自分で考えないでもパッと答えを得られるので重宝したものです。
人間って、いちいち考えるのを面倒がるので、出版社がここにつけ入り、教科書の解説書を作成して売る訳ですな!
さて、現在、「あんちょこ」について別の言い方があると思うのですが、それらを集めて、調べ尽くしてみました。
どうかご覧になっていって下さいませ。
あんちょこの別の言い方
あんちょこの別の言い方を集めましたのでご覧になってください。
あんちょこの別の言い方
次のような言い方が見つかりました!
- 虎の巻
- バイブル
- 指導書
- 参考書(参考図書)
- 読本(とくほん)
- 手引き書(手引き)
- マニュアル
- ハウツー物
- ガイドブック
- 手引書。指南書。
- 攻略本
いろいろな別の言い方が出てきました!それぞれの言い方について、簡単に解説します。
虎の巻
本来は、門外不出の秘伝が書かれている書のことですね。剣術や忍術のお話の中でも出てきますね。そして、これが転じて、教科書などに対する解説書(いわゆる教科書ガイドなど)のことも指すようになったんですよ。
元々は、古代中国の兵法書である『六韜』のうちのひとつである「虎韜」から「虎の巻」となったものです。
秘伝書もこの類ですな。
バイブル
元々は、聖書、即ち、キリスト教の聖典を指します。しかし、転じて、ある分野で権威ある書物を指すようになりました。また、個人が常に人生の指針として読み返す一冊の本のことにも使います。
そして、虎の巻と同様に、教科書などに対する解説書(いわゆる教科書ガイドなど)のことも指すようになったんですよ。
指導書
教科指導を行なう場合に参考にするための図書のことです。次の2種類があります。
- 文部科学省が教科内容について発行する
- 各教科書会社が自社の教科書に即して発行する
あんちょこの別の言い方としては後者ですね。
参考書(参考図書)
ある事柄を調べる際、参考に用いる書物のことを言います。
特に、教科書と並行して用いる学習用のものなどは、上記に挙げた「虎の巻」「バイブル」と同じです。
読本(とくほん)
元は、「学校で国語科の講読教授に用いた教科書。国語教科書。」でした。
これが転じて、現在では多く入門書・解説書の表題として用いられていますね。
なお、現在は「どくほん」と読むことが多いです。
手引き書(手引き)
ある物事を知るための案内書、学習参考書を指すこともあります。
マニュアル、ハウツー物、ガイドブックなどとも呼ばれるようです。
マニュアル
手引き。便覧。取扱い説明書。
ある条件に対応する方法を知らない者(初心者)に対して示し、教えるために標準化・体系化して作られた文書です。
ハウツー物
実用的な技術や方法などを簡便に解説した手引書です。
ガイドブック
手引書。指南書のこと。
攻略本
ちょっと、毛色が違います。
主にコンピュータゲームの攻略法を取り扱った単行本・書籍の総称です。
「あんちょこ」は死語か?
さて、この「あんちょこ」という言葉、冒頭で述べましたが、近ごろは余り聞かれないようです。
娘たちと息子に聞いたところ、「何?、それ」という返事!
死語で間違いないようです。
最後に
「あんちょこ」の別の言い方にどんなものがあるか書き出してみました。
たくさんありますね。
あなたは、どんな言い方をしているでしょうか?
若い方は、そもそも「あんちょこ」って何っていう反応だと思いますが、昔の日本には存在していた言葉なんですよ!
※気づけば言い方・呼び方の漢字の記事も増えてきました
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