椿は植えるとやばい?そんな不安を一発解消すべく奮闘しまくったよ
椿は植えるとやばいのか、そんな不安を抱えている方が多数いらっしゃるようですね。
yahoo!知恵袋を見てみると、かなりの方が気にしていらっしゃるようです。
縁起に関する書籍の中にも、庭に植えると縁起が悪い、家運が傾くとか書いてあったりします。
花が散るとき、花全体がポトリと落ちる様子が、人の首が落ちるのを連想するから武士は嫌ったなんて伝承は皆さんご存知でしょう。
そこで、椿は庭に植えるとやばいのか、そんな伝承を覆すべく奮闘しまくりました。
ご一緒に記事をご覧になってください。
椿は植えるとやばい?
昔の人に聞くと、椿は植えるとやばいとい話をよく聞きます。これ、本当なんでしょうか?また、「家運が悪くなって不幸なことや凶事が起こる」「家に病人が出る」なんて伝承があるんですが、この点についてはどうなんでしょう。
椿は植えるとやばい?
全くそんなことはない!
「人の首が落ちるのを連想するから武士は嫌った」なんて伝承がありますが、これは全くのデマ!
また、家運が云々という伝承も、根拠が全くない事柄なんですよ!
「人の首が落ちるのを連想するから武士は嫌った」なんて伝承ですが、よくよく調べてみると、この話、幕末から明治時代以降の流言だそうです。江戸時代に忌み花とされた記述は見つかっていません!
当時の武士は、「椿の花が散るとき、花全体がポトリと落ちる様子」を見て、むしろ、潔いとして庭に植えていたなんて話も残っているんですよ。
「家運が云々という伝承」についても、何ら根拠のある「証拠」が全く見つからんのですよ!このような伝承というのは根拠がないものですからね。まあ、それが厄介だということはありますが。
ですから、この件で「やばい」というのは、もう解消しちゃっていいですね。
椿の優秀性
ツバキの花って、古事記や日本書紀にも現れ、京都市の龍安寺には室町時代のツバキが残っているという、古来から日本人に愛されていた植物なんですよ。
- そして、「松竹梅」という「めでたさの象徴」がありますが、これは時代が下がってからの事で、古くは「松竹椿」が主体だったそうなんです!中国から伝わった「松竹梅」でしたが、日本では見つからず椿を当てたんですよ~。
- 茶道でも、11月の「開炉」から「初釜」も含め椿一色となるようです。
- 長寿を祝う木や邪気を祓う厄払いの意味も持っているんです。
以上、椿の縁起について記事を書いていますので、是非、ご一読を。
最後に
椿は植えるとやばいという話を聞いて、その根拠を見てみました。
確かに、「人の首が落ちるのを連想するから武士は嫌った」や、家運が落ちるからという伝承がありますが、両者ともいわれのないデマでした。
ですから、椿を植えるのはやばいと思ってる方、この件は解消されたので安心しましょうね。
むしろ、椿の優秀性の方に目をやってください。
■追記 椿という漢字に着目した記事を書いています。
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