降水量1mmって定義は何?実際どんな感じなのかを細かく精査した
今年の梅雨はあまり雨が降りませんね。
天気予報が雨だといっても、自分の住んでいる所には降らなかったりします。
私の場合、雨が降ったら外には出ないからいいんですけど。
雨がどのくらい振ったのかの目安である降水量なんですが、mm(ミリメートル)で表わされます。でも、この降水量のmmって、実際どんな感じなんだろうと思ったわけですよ。
そこで、この降水量について調べてみようと思い立ちました。
今回の記事では、降水量1mmって定義は何なんだろうか?そして、実際どんな感じなのかを細かく検証してみたいと思います。
どうか最後まで、お付き合いをお願いします。
降水量1mmの定義
気象庁が説明している定義に従うと、降水量1mmの定義は次のようになります。
降水量1mmの定義
気象庁の言う降水量とは「降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さ」なんですね。その水の深さをmm(ミリメートル)で表わしています。
ですから、降水量1mmの定義は、降った雨が 1mmたまった場合をいいます。
ここで注意しなければならないのは、気象庁では小数点以下を切り捨て、1.0mmから1.9mmまでを「降水量1mm」と表示していることです!
同じ1mmでも、1.0mmと1.9mmの降水量では雨の降り方が全然違いますので。
ちなみに、気象庁のホームページで、「雨の強さ」を見たんですが、1mmについては記載がありませんね。
というか、「雨の強さ」には、10mmまでは説明がないんですよ。で、10mm以上になると予報用語で「やや強い雨」になるので、弱い雨とかはないんですね。
降水量1mmって実際どんな感じ
さて、それでは、降水量1mmって実際どんな感じなんでしょうかね。
上述したように、正確に言うと「降水量1mmって、1.0mmから1.9mmまで」なんですね。
ネットの中を色々と巡ってみたんですが、降水量1mmと降水量1.9mmでは、その感じが全く変わって来ちゃうようですので、ここでは、降水量が1mmに近い数字を前提として書いていきます。
降水量1mmって実際どんな感じ
降水量1mmは体感的には霧雨のような降り方ですので「短時間なら傘なしでもOK」
ネットを巡って得た情報を並べておきます。
- 体感としては「傘がないとちょっと嫌だけど、まあ我慢できる」程度かと思います。
- 1時間に1mmの降水量なら傘をささなくても平気
- 降水量1mmは、傘をさす人とささない人が半々に分かれます。短時間なら傘なしでもOKですが、長時間出歩く場合は傘を持参する方が安心
- 短い距離、時間なら傘いりませんし、長い距離、時間なら傘いると思います。
- 降水量1ミリの雨ですと、傘がなくてもなんとか歩けるぐらいの雨です。
その他にも、こんな意見が出ています。
- 地面が軽く濡れる程度
- アスファルトが濡れて、雨が降っているとわかる状態が目安といったところですね。
- 量としては少量ですが、体感的には霧雨のように感じられ、幼児にはレインコートを着せたり、ベビーカーにはレインカバーを被せたりし始める雨量
- 1mmという数字にだまされてナメてかかると、ひどい目に遭うぞと言うことです。1mmは、みなさんが頭に描く、ごく標準的な雨であると言っても過言ではありません。
最後の意見は、1.9mmの降水量を言っているようです。
こちらの動画でも、「傘を持つと安心」(1分20秒)といっています。
イベントはどうなる?
さて、降水量が1mmの時、いろいろなイベントにどういう影響があるでしょうか。イベント別に表にしてみたのでご確認ください。
なお、状況ですが、○:問題なし、△:影響あり、×:やめた方が無難 の意味です。
イベント | 状況 | 影響 |
---|---|---|
草野球 | ○ | グランドの状態次第。降り始めなら特に問題は無いと思われます |
ゴルフ | ○ | 移動のときだけ傘をさすくらいでラウンドが中止になることはほとんどありません。キャディバッグにカバーをかけるタイミングでもあります。 |
自転車 | △ | 地面が雨に塗れて滑りやすくなるので危険度が増していきます |
釣り | △ | まあ問題ないでしょうが、風が強い場合は引き上げも考えましょう |
テーマパーク等 | △ | 屋外のジェットコースター系のアトラクションが中止になる可能性有り |
登山 | × | 安全のため即刻中止すべきだと思います |
花火大会 | ○ | 1mm程度なら問題なく行われるようです |
それぞれのイベントについて、降水量1mmであれば大きな影響はないと思います。ただ、次のイベントについては要注意ですな。
釣りは風がなければ大丈夫でしょうが、風が強くなるようなら引き上げた方がいいでしょう。
テーマパークは、屋外のジェットコースター系のブレーキの利きに影響が出る可能性がありますね。そうなると、アトラクションが中止となる可能性が大です。
登山の場合は潔く諦めた方がいいでしょう。山の天気は変わりやすく、さらに、遭難の危険性が増してきますから。
最後に
降水量1mmについて精査してみました。
最初に、降水量1mmの定義とはどんなものかを見ました。
降水量とは、「降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さ」を指していることが分かりました。で、その水の深さをmm(ミリメートル)で表わすんですよ。
次に、降水量1mmとはどんな感じなのかを見てもらいました。ニュースなので、降水量XXmmなんて表現をよく聞きますが、なかなかイメージしずらいですよね。
ですから、降水量1mmと言われても、普通だと??になっちゃいますよね。ですから、ネットを巡って、それらの中から皆が多く言っていることを取り上げてみました。
この先、降水量2mmとか10mmでも記事が書けたらと思います。
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