風速5mはどのくらいの強さか釣りや洗濯物等に影響が出るかをご紹介
今日は物凄い風が吹き荒れました。
まあ、この季節、風があると助かりますけどね。
風の強さは「風速」で表わされますが、これがちょっとわかりにくいですよね。
明日の風速は5mと言われても、皆さん、ピンとこないのではありませんか。いったい、どのくらいなんだろう?
まあ、そんなこともあり、今回の記事では、風速5mはどのくらいの強さなのか、釣りや洗濯物等が可能なのか、また、レジャーやスポーツ及び日常の行動にどう影響が出るか徹底して精査してみたいと思います。
シェアしますので、ご一緒に見てやってくださいませ。
風速5mとはどのくらいの強さなのか
風速5mとはどのくらいの強さなのか
気象庁に、「気象庁風力階級」なるものがあり、これを見ると、風力、名称、風速(ノット)、風速(m/s)、陸上の状況(見分け方)が出ています。
ここで、風速5mを見ると、その名称は「軟風」で、陸上の状況は「木の葉や細い枝がたえず動く。旗がはためく。」と出ています。
ちなみに、この時の風速は、7~10ノット、即ち、3.4~5.4(m/s)ですね。
この程度の風速だと、日常生活に及ぼす影響は、そんなに多くないと思われます。しかし、枯葉や砂埃が舞い上がる強さと思われるため、多少注意が必要かもしれませんな。
イメージはわきましたか?
まあ、そうはいっても、実際どのくらいなのかわからないでしょうから、実際に動画なぞを見ていただき、どくらいの強さなのかをイメージしていただければと。
この動画では、風を順々に強くしていった時、髪がどう乱れていくかを検証しています。長い動画ですので、それぞれの方を大まかの時間帯尾を示しておきます。
- 1:42~ 女性:ロングヘアー
- 3:52~ 男性:固めた髪
- 5:34~ 女性:ショートカット
ロングヘアーの方の髪の乱れが、やっぱり、一番分かりやすいのではないでしょうか。ショートカットの女性でも、分かりやすいかも。男性のは・・・。
いかがでしたか。風速5mのイメージはわきましたでしょうか。
イメージが湧いたところで、次の章では、日常でのいろいろなシーンでの風速5mの風の影響を見ていただきましょう。
風速5mの風の影響
風速5mの風が、どのような影響を及ぼすのか、次のシーンごとに見ていただきます。
- 海のレジャー
- スポーツ関係
- その他のシーン
トップは、「海のレジャー」です。
海のレジャー
海のレジャーはいろいろありますが、どのような影響を及ぼすのか、一覧にしましたのでご確認ください。
海のレジャー | 可能性 | 影響 |
---|---|---|
ウインドサーフィン | ○ | 良く波を切り楽しめるようです |
サーフィン | △ | 波が高く流される可能性も有るんですって! |
スキューバダイビング | ○ | 海に潜るので影響なし |
スタンドアップパドルボード | △ | こちらも、風に流されます。風速5m/sが限界らしいです。これ以上は危険。 |
釣り | △ | ルアーを思うように飛ばせなくなるそうです。向かい風だと半分程度になる場合もあるとか |
手漕ぎのボート | × | 結構流されるのでやめた方が良い |
ヨット | ◎ | 快適! |
こう見てくると、やはり海に関係したレジャーは、それなりの影響を受けるようですね。要注意です!
風速5mになると、海は白波が立つみたいですね。
釣りは、上記の影響の他に、魚の当たりがわかりにくくなるそうです。また、釣り道具の小物(コンビニの袋やオキアミの入ったパック等)が飛ばされないよう注意が必要になります。
ヨットなんですが、風速4~6mが理想的な風速のようで、快適な風速なんですな。
次は、陸上で行うスポーツにどのような影響を及ぼすのか見てみましょう。
スポーツ関係
スポーツへの影響はどのくらいあるのでしょうか?こちらも一覧で見ていただきましょう。
スポーツ | 可能性 | 影響 |
---|---|---|
ゴルフ | ○ | 通常通りだが、風の影響は受ける(飛距離に関係あり)。 |
サッカー | ○ | 特に問題なく行える。 |
スキー・スノーボード | ○ | 問題なし。リフト、ゴンドラも通常運行。 |
テニス | ○ | 通常どうり。 |
野球 | ○ | 通常どうり。 |
陸上競技 | △ | 短距離走(100mと200m)、ハードル(110m・100m)、走り幅跳び、三段跳びは記録が公認されず参考記録となる |
スポーツに関しては、それほど影響は受けないと言って良さそうです。
ゴルフは、フォロー(追い風)なら飛距離は伸びますよ(約12ヤード)。ただ、アゲインスト(向かい風)の場合、その逆(約17ヤード)になっちゃいますが。
陸上競技は、上述の通り、記録が参考記録となってしまい公認されません!何と、風速1mで約0.1秒もの影響があると言われます。
最後は、その他のシーンとして、キャンプや運動会などにどのような影響があるのか紹介します。
その他のシーン
シーン | 可能性 | 影響 |
---|---|---|
運動会 | ○ | 影響なし |
遠足 | ○ | 影響なし |
街路樹 | ○ | 小枝や葉が絶えず揺れる |
傘の使用 | ○ | あまり影響がないが、折りたたみ傘の場合に注意がいる程度 |
キャンプ | △ | 慣れていないとテントを張る事が困難、突風に注意、焚火もNG |
散歩 | ○ | あまり影響がないが、向かい風では若干の抵抗を感じるかも |
自転車 | ○ | 普通に走れるが、向かい風の場合、ちょっときついかも |
洗濯物 | △ | 干すことは可能 |
登山 | ○ | 山では珍しくない風速 |
バーベキュー | △ | 小物が飛んだり、埃が入る可能性大 |
ランニング | △ | 快適に走れるのは風速4m/s。向かい風だとキツイ。 |
こちらもスポーツと同様、それほど影響は受けないようですね。
キャンプは、初心者の場合は難しいかもしれません。5mの風でも時折強い突風が吹く可能性もあり、無理はしない方がいいようです。
キャンプは、可能ならやめた方が無難かと思います。
自転車の場合、追い風は快適ですが、向かい風はペダルを漕ぐのがきついと感じる人もいるようです。特に、向かい風で上り坂だったりすると最悪ですなあ。
洗濯物は、洗濯ものが落ちてしまって洗い直しとならないよう、大きな洗濯ばさみや6連ハンガーやピンチハンガーをメインに使う風対策をしましょう。
登山は、臨機応変な対応が要求されるようです。必要であれば、風を通さない防寒具を準備して対策を取ってもいいでしょう。
バーベキューですが、紙コップや紙皿など小物が飛ばされないよう注意が必要です。さらに、埃が舞うので、食材にゴミが入らないか気にしないといけません。
バーベキューは、埃が舞うような環境の場合、やめた方がいいと勘案します。食べた時に、ジャリッというのは最悪ですよね~!
携帯用の扇風機の風の強さ、風速の体感を測定してみました。
最後に
風速5mの風って、どのくらいのものなのかから、日常のシーンに影響がどう出るのかを見てみました。
風速XXmって、天気予報などでよく耳にしますが、実際どのくらいあるのかって、なかなかイメージしづらいですよね。
そこで、まずは、動画見ていただきイメージを掴んでもらうようにしました。
そこから、海のレジャー、スポーツ、その他のシーンに振り分けて、影響がどう出るのかをご紹介しました。やはり、海関係はそれなりの影響が出ましたね。
それぞれのシーンが皆様のご参考になればと思います。
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