ウィキペディアでクレオパトラを開くとは?怪現象の原因・対策・実践!
「ウィキペディアでクレオパトラを開く」というキーワードが幅を利かせているようですね。
実際、これをGoogleアシスタントで検索したら、怖い目に遭ったという報告が多数寄せられているそうです。
そんな噂を聞きましたので、気になったので少し追いかけてみました。
私にも、そんな怖いことが起きるでしょうか。
これまで、アシスタントは使用していなかったんですが、これを機に採用してみました。
この記事では、「ウィキペディアでクレオパトラを開く」とやって、色々と怖い目に遭ったという怪現象の噂を追いかけてみた結果と、その原因と対策、合わせて自ら実践した結果をお知らせします(ちょっと怖い目に遭いました!)。
その内容をシェアしますので、怖いもの見たさで、お付き合いくださいませ。
「ウィキペディアでクレオパトラを開く」とは
まず、この状況の詳細をご紹介します。
twitterに3つほど、その怖い現象が挙げられています。
こちらは、2021年2月4日、Googleが「クレオパトラをWikipediaで開く」って言ってみてと言い出したらしい。
2番目は、強要してもやらないからという訳ではないんでしょうけど、1番目の投稿から約4ヶ月後の投稿(2021年7月9日)ですね。
グーグルが「クレオパトラ7世」のウィキペディアを勝手に調べていたというモノです。
こちらは、さらに8ヶ月後の2022年3月9日の投稿です。
通勤バス内で、唐突にクレオパトラのwiki解説の音声を聞いたモノです。どのようにして流れたのかは不明ですな。
その他、ネットから、この怪現象について報告されているモノをいくつか掘り出してみました。
この問題が問題になり始めたのは、2021年の秋ごろのようです。上述のトップのモノは2021年2月ですから、この先駆けでしょうか?
上述のように、Googleの「テキスト読み上げサービス」が勝手に立ち上がり、音声を読み上げたり、該当ページを表示させたりということが起きているようです。
具体的な操作がどんなものか見てみました。
その結果、次の操作を行うと、スマホを操作していないのに、勝手に、ウィキペディアでクレオパトラを開くと同時に、その内容を音声で読み上げるというものです。
- クレオパトラをウィキペディアで見る
- クレオパトラをウィキペディアで調べる
- ウィキペディアでクレオパトラを開く
何か、手軽に試せそうです。
この怪現象の原因は何?
この怪現象の原因は、現時点でもはっきりしていないのが本当の所です。
ただ、この怪現象の原因ですが、どうやら、Googleアシスタントにバグがあったからと言われています。
このバグですが、症状が起きたのは2021年の秋で、この時期からバグの報告がされだしたそうです。
具体的な障害ですが、「Googleの音声サービス アップデート(日本語)をダウンロードしています。ネットワーク接続を待機中」といった表示が延々と続く現象ですね。
この状態が、10時間以上、長い場合は数日も、この状態が続いたそうです。
何日も待った人は、とても偉いと思います。
この現象に起因して、上記に挙げたように、Googleアシスタントが「勝手に検索したり、読み上げる」という怪現象が出ていたようです。
そして、Googleアシスタントのバグ修正後、そして、この怪現象は発生しなくなったとか…。
ところが、2022年にも、こんなツイートが。
2023年にも下記の現象が出たと言っている人もいますね。
ちょっと怖いかも!
怪現象の対策は?
現時点(2024年2月)では、この怪現象は収まっていると考えて良いでしょう。
ですが、「スマホが勝手にクレオパトラのことを言いだしたら怖い」という人向けに、その対策を挙げておきましょう。
2つあります。
- 音声オフ
- Googleアシスタント設定無効
それでは、順に対策について述べていきます。
音声オフ
一番簡単なのは、スマホの音声をオフにしておけばいいですね。
音が出なければ、スマホがしゃべっても聞こえませんから。
たとえ、スマホがしゃべっても、自分には聞こえませんから!
Googleアシスタント設定無効
上記の方法では、「音声をずっと止めておくと不便極まりない」と言う方の声が聞こえてきました。
仰る通りです!
その場合には、Googleアシスタントの設定を無効にしましょう。
手順は次の通りです(例はオウガジャパンのスマホです)。
下記に示す通り、順にタップしていきましょう。
設定 > Google > Googleアプリの設定 > 検索、アシスタントと音声 > Google アシスタント
Google アシスタントをタップするとメニューがずらっと並ぶので、ずーーっと下の方へスクロールします。
すると、「全般」がありますのでタップします。
この中に、「Googleアシスタント」があります。これをオフにします。
すると、「Googleアシスタントをオフにしますか?」と聞かれるので「オフにする」をタップすることで、Googleアシスタント設定を無効に出来ました。
これで安心!
必要以上に怖がる必要はないんですけどね。
気になったので実践してみた
先程、もう、この現象は発生しないだろうと述べました。
しかし、何か興味がわいたので、今まで、Googleアシスタントを使っていなかったんですが、実際に、この内容を実践してみることにしました。
いきなりしゃべり出したら怖いけど…!
さてさて、再掲しますが次の3つの内容を実践してみました!
そうしたら…、なんと2番目の実行で、異変が発生しました!
- クレオパトラをウィキペディアで見る
- クレオパトラをウィキペディアで調べる
- ウィキペディアでクレオパトラを開く
クレオパトラをウィキペディアで見る
「こちらが上位の結果です」との声に続き、検索結果が表示されました。
特に怖いことはないですね。
クレオパトラをウィキペディアで調べる
何と、Googleが反応して、ウィキペディアに書かれた内容を読みあげたんですよ!
これって、・・・ちょっとビックリしました!
というか、ちょっと怖いんですけど。
調べてくれと言ったのはこっちなので、Googleアシスタントが音声で答えてくれたのは特に変わったことではないんですかね。
気になったので、「織田信長をウィキペディアで調べる」「徳川家康をウィキペディアで調べる」を実行したら、「ウィキペディアを開きます」との音声の後に、それぞれの結果が表示されただけで読み上げまではしてくれないんですよ!
なんで、クレオパトラだけ音声で答えてくれるの?
ちょっと気になったんで、他の言葉でやってみたら、「エア・ドゥををウィキペディアで調べる」の場合に2回ほど音声で答えてくれたんですが、それ以降はサッパリ音声では答えてくれませんね。
「クリミア半島をウィキペディアで調べる」は、音声で答えてくれる確率が高いですね。
ウィキペディアでクレオパトラを開く
「こちらの結果が見つかりました」の音声後、検索結果が表示されました。
これも、何ということはありませんネ!
実践を終えて
3つの質問をGoogleアシスタントにしてみました。
その結果、なんと2番目の「クレオパトラをウィキペディアで調べる」の際に、Googleアシスタントが音声で答えてくれちゃったんですよ!
ただ、毎回、起こる訳ではなく、Googleアシスタントが気が向いた時だけ、音声で答えているような感じがします。
それだけが気になります。
まあ、いざとなったら、アシスタントをオフにするなり、アシスタントを無効化することを考えればいいやと楽観しております。
ただ、完全に終息したということは誰にも言えないんですけどね!
クレオパトラについて
上記、怪現象のもとになったクレオパトラとは、クレオパトラ7世フィロパトル、古代エジプトプトレマイオス朝ファラオ(女王)を指します。
このクレオパトラの生涯は波乱万丈で、一時はアレクサンドリアから追放されたりしており、他にも様々な逸話を残している人物です。
しかし、機を見るに敏で、ローマのカエサルにうまく取り入ることで権力を掌握します。その美貌?を使って、カエサルの子を産んでいます。
カエサル暗殺後は、アントニウスに乗り換え(アントニウスの子も産みます)、権力を掌握し続けます。
しかし、最後は、アントニウスと対抗したオクタウィアヌス軍に敗れ、今度は、オクタウィアヌスに取り入ろうとしますが、拒絶され自殺を選びます。
権力者に取り入ることがうまかったのは、彼女が絶世の美女だったからなんて話もあります。
美女ではなかったとの噂もあり、そんなところを以下の記事にまとめてみました。
最後に
「ウィキペディアでクレオパトラを開く」怪現象の噂を追いかけてみました。
勝手にスマホがクレオパトラを調べてしゃべっちゃうというような報告が、かなりなされていたようですな。
twitterから3件ほど挙げておきましたが、夜中に勝手にしゃべったり、寝ている間に勝手に検索したり、通勤バスの中で検索結果が聞こえてきたりと、まあ、それなりに怖さがありますね。
始めに、怪現象の原因と対策を述べました。
次に、アシスタントを使ったことのない60爺もやってみたら、まさかの遭遇?「クレオパトラをウィキペディアで調べる」でアシスタントがクレオパトラの読み上げをしてくれました!
まあ、今の段階では当たり前の機能かと勝手に思っちゃってますがね。
■毛色が違うんですが、「ウィキペディアの寄付が怪しい!」という情報がたくさんあるんで、それについて記事を書いています。
※雑談の部屋は物凄い大所帯です
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