1ヤードは何センチ?計算方法やいろいろなヤードを計算してお届け
外国の長さの単位で2つ記事を書きました。インチ、フィートときて、さらに、その上にヤードという単位があります。
ゴルフでよく聞く単位です。
日本のミリ(mm)の上位にセンチ(cm)があって、さらに、メートル(m)があるのと同じです。
ここでは、ヤードについて確認していこうと考えます。
そういうことで、まず、1ヤードは何センチなのかを確認します。さらに、換算フォームを提供し、ヤードからセンチへの計算方法や複数のヤードをセンチに換算してみます。
さあ、ご一緒に内容をご覧になってください。
1ヤードは何センチ?
最初に、1ヤードは何センチなのかを出しておきますね。
1ヤードは何センチ?
現在では「国際ヤード」が最もよく用いられており、その値は次の数値です。
1ヤード= 0.9144(m) = 91.44センチ(cm)
1ヤード(91.44cm)は3フィート(3×30.48cm)、かつ、36インチ(36×2.54cm)になるんですね。
1ヤードが91.44センチですから、電卓を用いて簡単に他のヤードもセンチに換算できます。
- 2ヤードは、91.44×2=182.88センチ
- 5ヤードは、91.44×5=457.2センチ
- 1/2ヤードは、91.44×1/2=45.72センチ
計算フォームをまずは使ってみよう
まずは、計算フォームから見ていただきます。上記で、いくつか例を挙げましたが、この計算フォームで実際にいろいろなヤードが何センチになるのか試してみましょう。
実際に試してみよう
「ヤード」の枠に計算したい数字を入れると「センチ」に換算されたされた数字が出てきますよ。
ヤードの枠に知りたい数字を入れて、ヤードが「へえ、こんな数字なんだ!」というイメージをつかみましょう。
たとえば、10を入れれば、10ヤードが914.4センチであることが即座にわかります。
計算方法の基本式
ヤードからセンチへの計算式は掛け算だけの単純なものです!
ヤード × 91.44 = センチ
ヤードに91.44をかけるだけです。電卓を使って簡単に計算が出来ますな。
■例題
8ヤードは何センチでしょうか?
計算式は、8 × 91.44 ですね。ですから 731.52センチになります。
上述のように計算式は単純な掛け算ですから、電卓さえあれば何ら問題は無いでしょう。換算フォームも利用してね!
色んなヤードをセンチにしてみよう
ここでは、ヤードに様々な数字を入れて、何センチになるのか見ていきます。
ヤード | 計算式 | センチ |
---|---|---|
2 | 91.44×2 | 182.88 |
3 | 91.44×3 | 274.32 |
5 | 91.44×5 | 457.2 |
7 | 91.44×7 | 640.08 |
10 | 91.44×10 | 914.4 |
15 | 91.44×15 | 1,371.6 |
30 | 91.44×30 | 2,743.2 |
50 | 91.44×50 | 4,572 |
70 | 91.44×70 | 6,400.8 |
100 | 91.44×100 | 9,144 |
500 | 91.44×500 | 45,720 |
700 | 91.44×700 | 64,008 |
1000 | 91.44×1000 | 91,440 |
2ヤードから1,000ヤードまでの適当な値をセンチに換算しています。
ヤードに関するあれこれ
ヤードに関する豆知識を述べておきます。
ヤードの起源と単位記号
ヤードの期限は、どうやら、古代ギリシャなどで使われていたダブルキュビットが元になっているらしい。
ただ、その起源とされる説は下記のようにいくつかあるそうです。
- イングランド王ヘンリー1世が、自分の鼻先から前に突き出した親指までの距離
- アングロ・サクソンの腰まわりのサイズ
イギリス(1855年)とアメリカ(1893年)は、独自の基準を設けたため、同じ名前のヤードでも長さが異なる事態となったんです。
そんな経緯もあり、1958年7月に、1ヤードを正確に0.9144メートルにするという国際協定が、6か国(カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、イギリス、アメリカ)て結ばれました。
これが、現在の国際ヤードですね。
ヤードの単位記号は、「yd」(ISO、JIS)と定められています。日本の計量法でも単位記号は「yd」としていおり、アメリカも同様です。
なお、漢字で「碼」と書くことがあります。
日本語では、織物を計るときに用いる長さの単位として「ヤール」と呼ぶ場合があるんです。
1インチ及び1フィートは何センチなのかを解説した記事があります。下記をどうぞ、ポチッとしてください。
ヤードが使用されている例
ヤードで規定されているモノですが、冒頭でも言ったゴルフを始めとするスポーツがあります。
ゴルフ
ゴルフ競技においては、距離の基準となる単位は「ヤード」なんです。
各ホールの距離はヤードで示されていますよね。
このホールですが、ルールで定められている訳ではないんですが、その長さでパー数が決まっています。
- パー 3:概ね 100 〜 250 ヤードの距離のホール
- パー 4:グリーンまで 2打が必要と考えられる 251 〜 470 ヤードのホール
- パー 5:471 〜 690 ヤードのホール
そして、グリーンまでの距離を言うときも「あと○○ヤード」と言いますね。
ですが、日本では、グリーン上の距離だけはメートルで言うんですよ。
アメリカンフットボール
アメリカンフットボールのフィールドは、全長100ヤード(91.4m)、幅53 1/3ヤード(48.8m)とヤードで規定されています。
また、エンドゾーンは、フィールドの両端にあって、長さ10ヤード(9.14m)のエリアです。
オフェンスの選手が、相手エンドゾーン内でボールをキャッチするとタッチダウン(6点)となります。
アメリカンフットボールは、4回の攻撃権で10ヤード進む=DOWN(ダウン)制です。オフェンスにはまず4回の攻撃権が与えられ、その4回のうちに10ヤード以上進むと、新たに4回の攻撃権が与えられるんです。
個人成績データの一つに、ラン及びパスによる「獲得ヤード数」があります。これもヤードですね。
最後に
1ヤードは何センチなのかを見てきました。
1ヤード=91.44センチですので、この数値を掛け合わせればヤードからセンチへの換算数値は簡単に出せます。
計算フォームを提供したので、ヤードをセンチに変換してヤードのイメージをつかんでください。
今いった計算方法も提示しています。合わせて、2~1,000ヤードまでの主なヤードをセンチに換算してあります。
ヤードの期限及び単位記号を最後に示しました。
※気づけば数値換算の記事も増えてきました
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