岩盤浴がダメな人とは?入ると危ない方がいるのかを追いかけてみた
岩盤浴ってきいたことがありますか?
岩盤浴は、岩盤が発生する遠赤外線などの温熱効果を得る入浴方法です。室温40度程度、湿度の高い部屋で、温められた石の上に横になります。
60爺初めて聞く言葉です。サウナと、どう違うんだろう?私は、こういうのはちょっと苦手かも^^;
ちなみに、私が感じるように「岩盤浴がダメな人」っているんでしょうか?
そこで、初めて耳にした岩盤浴ですが、岩盤浴がダメな人(岩盤浴で身体に悪影響の出る可能性のある人)について追いかけてみようと思います。
どうか、最後までご覧になってください。
岩盤浴がダメな人
岩盤浴は、2006年をピークに、2000年代にブームとなりました。
サウナより温度は低く、さらに、温泉より負担は少ないです。岩盤に使われる岩石は、ブラックシリカ、ゲルマニウム、貴宝石FU、天照石などが使われます。
リラクゼーション効果があり、1年間の継続的な使用で血糖値が改善したという研究もあります。
そんな岩盤浴がダメな人とは、どのような人がなのでしょうか。
岩盤浴がダメな人
岩盤浴がダメな人は次のような方々です。
- 妊婦さん
- 心臓病や高血圧の人
- 脳梗塞のリスクがある人
なんとトップに妊婦さんが来ました。妊娠は病気ではありませんが、以下の懸念がありますので避けた方が賢明です。
- 母体の体温上昇が胎児や妊娠継続に影響する可能性
- 妊娠中は、のぼせ・立ちくらみ・脱水を起こしやすいこと
- 滑りやすい環境では転倒する危険性もある
2番目の「心臓病や高血圧の人」は、体温が上がることで心臓に負担がかかり、また、血圧上昇による症状の悪化の可能性があるからです。
最後の「脳梗塞のリスクがある人」は、急激な体温上昇により、血液が濃くなり血栓ができやすくなるためです。
以上の方々は、上述した理由があり、岩盤浴をなさらない方がいいと考えます。
岩盤浴がダメな人を特定しましたが、岩盤浴は安全なのでしょうか?
- 温泉入浴・ドライサウナと比較して、岩盤浴は身体への負担が少ない
- サウナより温度は低いが、高齢者で熱中症となった例があり、十分に水分を補給し無理をしない
二点挙げました。
一点目は、温泉入力よりも全身を圧迫する静水圧もなく、ドライサウナのような血圧の急激な上下降もないことが道められていますね。
もう、ひとつは、やはりサウナほどではありませんが、岩盤浴中に熱中症になられる方がいることです。
何でも、そうなんですが、やはり注意すべきことはあるんですね。
そこをスルーしてしまう方はある意味で岩盤浴を使ってはいけない人ともなりますので、ここからは利用の際の注意点をしっかりとお届けしていきます。一緒に見ていきましょう。
岩盤浴の利用に際しての注意点
岩盤浴は、心身の調子を整えたい時に役に立ちます。ですが、そんな岩盤浴を利用する際にも、いくつか注意点があります。
3点挙げておきましたので、岩盤浴を利用する際は、きっちりと守って気持ちのよい入浴にしましょう!
- 水分補給
- 向きを変えて身体全体を温める
- 休憩しながら
それぞれについて、簡単に眺めておきましょう。
水分補給
上述したとおり、岩盤浴中はたくさんの汗が出ます。脱水症状や熱中症にならないように、しっかりと水分補給をしましょう。
入浴前にできるだけ水を飲んでおきましょう。さらに、岩盤浴に入っている間もこまめに水分補給することが大切です。
絶対に守ってね。
向きを変えて身体全体を温める
さて、浴室内にある石の上に横たわって岩盤浴の開始です。
直接、石に身体を乗せるのではなく、必ずタオルを敷いてから横たわるようにしましょう。これ、大事!
最初にうつ伏せで5~10分、次に仰向けで10~15分過ごし、向きを変えながら身体全体を温めます。
あくまで目安なので、慣れるまでは、もっと短い時間でもOK!
休憩しながら
上記の、うつ伏せ・仰向けで岩盤浴したら、岩盤浴室から出て休憩時間を取りましょう。
無理をして調子を崩しては本末転倒です!
「石の上に体を横たえ、時間が来たら休憩」という流れが1セットです。
これを、1〜3セット繰り返して終了します。
うつ伏せで5~10分、次に仰向けで10~15分、休憩を入れて3セットだと、かなりの時間がいりますな。
さて、注意点を3つ述べました!以上の3点を守って安全な岩盤浴を心がけましょう。
さて、温泉入浴やサウナには、そのための作法というかマナーがあることをご存知と思いますが、岩盤浴にも、いくつかマナーがあります。
公共の中での、いわば約束事ですので、是非、目を通してください。
岩盤浴でも、温泉入浴やサウナと同様に、自分勝手な行動や傍若無人な振る舞いは、周りの人の顰蹙を買ってしまいますので注意しましょうね。
岩盤浴でのマナー
岩盤浴でのマナーを挙げておきます。
マナーと言っても難しいモノではありません。皆で守って、気持ち良い入浴をしましょう。
- おしゃべりは厳禁
- スマートフォン禁止
- タオルを敷いて寝転ぶ
- 透けない服を着る
- 岩盤の汗を拭く
おしゃべりは厳禁
まわりの方がリラックスできませんので、浴室内では、おしゃべりは厳禁です。
スマートフォン禁止
盗撮や着信音などを気にする方もいるので、スマートフォンなどは持ち込まないようにしましょう。
変に疑われるのも心外ですし、折角のリラックスの時間ですのでスマホから離れませんか。
タオルを敷いて寝転ぶ
上述していますが、岩盤の上に直接寝ころばないこと。
他の方も使用されるモノですので、岩盤をできるだけ汚さないように、必ずタオルを敷いてから横たわるようにしましょう。
透けない服を着る
基本的に、岩盤浴着を用意しているところが多いようです。
ただ、自分用の専用着や下着を着用する際は、透けないものを着ましょう。
混浴の場合、不快に感じる方もいますんで。
MY岩盤浴着なんて持っている人がいるのかー!
岩盤の汗を拭く
入浴後は岩盤についた汗はふきとりましょう。
次に利用する方がいます。他人にやさしく、使用した箇所をきれいに!
さて、記事を終わる前に、安全性の項でさらっと触れましたが、サウナと岩盤浴はどう違うのか、その違いを見ておきましょう。
岩盤浴とサウナの違い
岩盤浴とサウナの違いを一覧にしました。
ご確認ください。
項目 | 岩盤浴 | サウナ |
---|---|---|
特徴 | 温められた天然鉱石の上に寝転び、体を内側から温める温浴方法 | 高温の部屋で体を温める“蒸し風呂”のようなもの |
室内の温度 | 40~55℃と比較的低い | 高温(65~100℃) |
効果 | デトックス効果・美肌効果・リラックス効果が期待できる | 強制的に汗を出すことが特徴で、温熱効果がある |
爽快感 | 少なめ | 高い |
体への負担 | 低い(血圧の急激な動きはない) | 高い(血圧が急上昇、急下降するため) |
サウナは強制的に汗を出させるんですな!それに比べて、岩盤浴は、時間をかけてゆっくり汗を出していく形ですね。
爽快感はサウナの勝ちですが、身体への負担は岩盤浴の方がいい(安全)んですね。
うむむ、サウナは経験したことがあって大嫌いなんですが、岩盤浴も、長時間粘れそうもないですな。
どうも、暑い空間の中で汗をかいて耐えるって言うのは、余り好きではありませんね。温泉につかっている方が性に合っているようです。
ただ、こういうのが好きな方も多いと思うので、体験したことのない方は、一度体験してみることをお勧めします。
そんなことをいうと、自分にブーメランしちゃいますねエ。
最後に
岩盤浴がダメな人がいるとのことで、どんな人が当てはまるのか追いかけてみました。
心臓病や高血圧の人、脳梗塞のリスクがある人と持病を持たれている方、そして、毛色が全く変わって妊婦さんが入っています。
病気を発症する可能性と、胎児に影響が出てしまう可能性があるのが理由でした。やはり、こういうモノは、無理しない方が無難ということです。
合わせて、岩盤浴のマナー等について触れさせていただきました。
※雑談の部屋は物凄い大所帯です
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