500円玉の重さと新しい技術!周りにある重さと実際の見え方をご紹介
今、皆さんが使っている500円玉って昔はなかったことを知っていますか?
調べてみたら500円玉が発行されたのは1982年ですね。今年は2023年ですから、もう41年も経つんですね。
普通、あまり意識しないですが、この500円玉の重さってどの位あるんでしょうか?
随分と軽いですよね。軽いですが、1円玉や5円玉よりも重さはあります。
今回の記事では、500円玉の重さと新しい技術がどんなものなのかを見ていきます。周りにあるモノと比べると共に、実際の硬貨を見て新しい技術を実感したいと思います。
どうか、最後まで見ていってください。
500円玉の重さ
始めに、500円玉の重さを見ていきましょう。
500円玉ですが、現在は2代目と3代目の硬貨が使われていますので、それぞれの500円玉の重さを紹介します。
2代目500円玉 | 7.0g |
3代目500円玉 | 7.1g |
3代目500円玉の方が、2代目500円玉より0.1g重いんですね。
500円玉は、1982年に発行された後、偽造硬貨に対応するため、1999年頃に2代目の硬貨となりました。
そして、更なる偽造防止力を高めるため、2021年11月1日に最新の500円玉硬貨であるバイカラー・グラッド貨が製造されました。
この最新の500円玉が、上記の表で示した3代目に当たります。この重さが、上記にあるように7.1gでした。
参考 五百円硬貨
7.1gって言うと、重さといっても些細なものですね。身の周りにある7.1gってどんなものがあるんでしょうか?
身の周りにある7.1g
ネットで、7.1gを検索してみました。
すると、お茶漬けに、内容量7.1gというモノがいくつかヒットしました。
- 永谷園 FDブロックあさげシリーズ 選べる5メニュー ほうれん草 7.1g
- 永谷園 FDブロックゆうげ ほうれん草 7.1g ×12個
- だし茶漬けセット あなごだし7.1g×3袋、とんこつだし7.1g×3袋、本枯れ節7.1g×3袋
- 一番食品 味噌ラーメン茶漬け3袋入21.3g(7.1g×3袋)
- 大盛食品 明太とんこつ茶漬 28.4g(7.1g×4袋) × 2
永谷園の「あさげ」「ゆうげ」のほうれん草が、内容量7.1gでした。
他にも、「だし茶漬け」「味噌ラーメン茶漬け」「明太とんこつ茶漬け」なるモノが見つかりましたね。
また、次の食品も内容量7.1gでしたよ。
- 「クノール® チキンコンソメ」5個入箱 固形キューブ1個(7.1g)
- 【佐藤園】【国産】【機能性表示食品】クアトロ焙じ茶 (7.1g×31包 1ヶ月分)1セット
コンソメのキューブと、クアトロ焙じ茶なるモノです。
あとは栄養素ですね。
- 【完全メシ】日清食品 冷凍 デミオムライス 5食セット 冷凍弁当 冷凍食品 たんぱく質21.6g PFCバランス 食物繊維7.1g
- 【完全メシ】日清食品 冷凍 ナポリタン 5食セット 冷凍パスタ 冷凍食品 たんぱく質 21.7g PFCバランス 食物繊維 7.1g
- ハマダコンフェクト 骨にカルシウムウエハース 36枚 カロリー:1枚(7.1g)当たり34kcal
- ケルセチン豊富な国産たまねぎの皮粉末100g(たまねぎ皮パウダー)ヘルシーカンパニー たんぱく質:7.1g
それぞれ、食物繊維×2、カロリー及びたんぱく質に7.1gがありました。
ジュエリー
こちらは、身の周りには属さないかもです。7.1gを探したら、ジュエリーが多く見つかりました。
そのうち、いくつか見てもらいます。
金のチェーンネックレスですね。重さが約7.1gです。
ホワイトゴールドのチェーンネックレスですね。こちらも、重さが約7.1gです。
こちらは、レインボー水晶のペンダントトップ7.1gですね。
レモンクォーツペンダントトップ7.1gですね。
新500円玉の新しい技術
既に申し上げた通り、500円硬貨は1982年に発行されてから、1999年頃に2代目の硬貨、2021年11月1日に最新の500円玉硬貨が製造されました。
この500円玉について、少し掘り下げてみましょう!
項目 | 3代目500円玉 | 2代目500円玉 |
---|---|---|
素材 | 3種類(ニッケル黄銅、白銅、銅) | 1種類(ニッケル黄銅) |
重さ | 7.1g | 7.0g |
大きさ | 直径26.5mm | 直径26.5mm |
側面 | 異形斜めギザ | 斜めギザ |
素材は、3代目は3種類(ニッケル黄銅、白銅、銅)を、2代目はニッケル黄銅のみを使用しています。
重さは既に記載したように、3代目が7.1g、2代目が7.0gと3代目がわずかに重くなりました。大きさは、2,3代目共に26.5mmと同じ長さです。
そして、側面には「斜めギザ」が入っていますが、3代目は「異形斜めギザ」になっています。
これは、斜めギザの一部(上下左右4か所)を他のギザと異なる形状にしたものです。
ご覧のように、斜めギザの一部(上下左右4か所)を他のギザより厚めの形状になっています。
デザイン
貨幣表面の縁に「JAPAN」(上下2か所)、「500YEN」(左右2か所)の文字が加工されています。
また、潜像という見る角度によって文字が見え隠れする技術が使われています。
- 上から見たとき(下に傾けたとき)は、「JAPAN」の文字、
- 下から見たとき(上に傾けたとき)は、「500YEN」の文字
財務省 (Ministry of Finance Japan), CC BY 4.0, via Wikimedia Commons
実際の硬貨を見てみます。
貨幣表面の縁に「JAPAN」(上下2か所)、「500YEN」を見ましょうか。
ちょっと見にくいですが、確かに貨幣表面の縁に「JAPAN」、「500YEN」が刻印されています。
今度は、「潜像」という見る角度によって文字が見え隠れする技術のチェックです。
右側が眞500円玉ですが、正面から見ると500の0の部分には文字は見えませんね。
ですが、硬貨の上から見てみると……。
「JAPAN」が鮮やかに見えますね。
次は、下から見てみましょう。
こちらも「500YEN」という文字が見えました。
こういう技術を持って偽硬貨を製造できないようにしているんですね。
バイカラー・クラッド
新500円玉は、「バイカラー・クラッド」という技術が使われています。
バイカラー・クラッドとは、2種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込んで出来た円板を、別の種類の金属でできたリングの中にはめ合わせることです。
財務省 (Ministry of Finance, Japan), CC BY 4.0, via Wikimedia Commons
日本の模造防止技術はスゴイですね!
500円玉と他硬貨の重さの比較
記事を終わる間瀬に、500円玉の他の硬貨の重さを一覧表にしてお届けします。
種類 | 重さ |
---|---|
1円玉 | 1.0g |
5円玉 | 3.75g |
10円玉 | 4.5g |
50円玉 | 4.0g |
100円玉 | 4.8g |
500円玉(2代目) 500円玉(3代目) | 7.0g 7.1g |
有名な話ですが、1円玉がちょうど1.0gなんです。
そして、500円玉が2代目の時は、1円玉7枚でちょうど500円玉の重さになりましたが、3代目になって、この計算は成り立たなくなってしまいました。
参考 通常貨幣一覧|財務省
最後に
500円玉の重さと新しい技術について見てきました。
3代目の重さは7.1gと2代目より0.1g重くなりました。些細な差ですが。
この7.1gは、身の周りにあるモノではどんなものがあるかを見てきました。お茶漬けやスープの素などが7.1gとして存在していました。
新しい技術については、実際の500円玉を見て、その中身を確認しました。日本の技術はすごいですね。
※雑談の部屋は物凄い大所帯です
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