ダチョウの脳みそは超小さい!他との比較とおバカさんさを大特集
先日、知人と話をしていた際に「ダチョウ」の話が出ました。
ダチョウと言えば、伊豆の何とかという施設で見たダチョウを思い出しました。
目がキラキラしてて、えらく可愛かったんですよ~。
そこで、ダチョウについて追いかけてみたら、「ダチョウの脳みそは小さい」なんて話題を見つけました。
ダチョウは記憶力が悪いとか、頭が悪いだとか散々な言われようです。
そこで、今回の記事では、ダチョウの脳みそについて少し追いかけてみました。そうしたら、なるほど、脳みそはちっちゃいですね。だもんで、他の生物とも比較してみましたよ~。
ちょっくら、覗いていってくださいまし。
ダチョウの脳みそは小さい!
小さいと言われるダチョウの脳みそですが、どの位小さいのか見ていただきます。
ダチョウの脳みそは驚くほど小さい!
ダチョウの脳みそは40gなんですよ。
ダチョウって、実は、鳥類で一番大きいんです。体長2.4m、体重150kgもあるんですな。
ですから、ダチョウの脳みそは、体重の割合で言うと0.0267%しかありません!ちっちゃ。驚くほど小さいと言ってもいいでしょう。
ダチョウの目玉が直径5cm、重さは60gなんだそうで、目玉より小さいんです。
そんなことから、冒頭にあった「記憶力が悪い」とか「頭が悪い」などがでてくるんですね。
こんな可哀相な言われようのダチョウですので、他の生物、哺乳類の脳の大きさについても見て比べてみました。
哺乳類 | 脳(g) | 体重(kg) | 割合 |
---|---|---|---|
ダチョウ | 40 | 150 | 0.0267% |
マッコウクジラ | 7,800 | 13,500 | 0.0578% |
アフリカゾウ | 5,712 | 6,654 | 0.0858% |
バンドウイルカ | 1,500 | 500 | 0.3000% |
人間 | 1,320 | 62 | 2.1290% |
馬 | 655 | 521 | 0.1257% |
チンパンジー | 440 | 52 | 0.8462% |
ゴリラ | 406 | 207 | 0.1961% |
ブタ | 180 | 192 | 0.0938% |
羊 | 175 | 55 | 0.3182% |
ジャガー | 157 | 100 | 0.1570% |
ヤギ | 115 | 27 | 0.4259% |
犬 | 72 | 18 | 0.4000% |
カンガルー | 56 | 35 | 0.1600% |
猫 | 25 | 3.3 | 0.7576% |
ウサギ | 12 | 2.5 | 0.4800% |
ワニ | 8.4 | 250 | 0.0034% |
ラット | 2 | 0.4 | 0.5000% |
ゴールデンハムスター | 1 | 0.12 | 0.8333% |
ありゃー!18種類の動物と比べましたが、体重の割合で見ると、まさかのブービー!勝ったのはワニしかいないじゃないですか。
悔しいので、脳の重さで見ると猫の上に行きますね!14位ですか……。上回ったのは、猫、ウサギ、ワニ、ラット、ゴールデンハムスター…。ワニを除くと小型動物ばかりです。
ちょっと虚しくなってきました(涙)。
まあ、相手が哺乳類だと分が悪いですな!っていうか、ワニは爬虫類でしたね~!哺乳類には全敗(17連敗か^^;)。爬虫類のワニに勝っただけですな!
それじゃ、鳥類で見てみましょうか。少しは勝負になるかな?
鳥の名前 | 脳(g) | 体重(g) | 割合 |
---|---|---|---|
ダチョウ | 40 | 150,000 | 0.0267% |
スズメ | 1.2 | 24 | 5.0% |
鳩 | 2.3 | 360 | 0.6% |
ツバメ | 2.6 | 18.5 | 14.1% |
鶏 | 3.6 | 1,800 | 0.2% |
鴨 | 5.9 | 700 | 0.8% |
アヒル | 5.9 | 4,000 | 0.1% |
カラス | 14 | 650 | 2.2% |
参考 yahoo!知恵袋
ダ、ダメだ!鳥類と比べても、ダントツの最下位!ダチョウは頭が悪いのが決定です!全く勝負になりませんよ!
こちらも悔しいので、脳の重さで比較してみましょう!
おおおおーー!何とダントツのトップなんです!しかも重さが2桁なのはダチョウだけです。
フフフフッ。久しぶりに楽しい気分になってきましたね。
まあ、脳みその重さが、頭の良さに直結するわけではないですけど…。
こんな脳みそが影響しているのか、次に「ダチョウの頭悪いエピソード」を見ていただきます。
ダチョウの頭悪いエピソード
能みそが小さいせいか、ダチョウの頭が悪いエピソードを探してみるとたくさん出て来ますね。
- 家族を忘れる
- 1羽が走り出すと、つられて皆ドーッと走り始める
- 死因の多くは走っていてそのままモノに激突か、崖から落ちること
- 痛みに鈍感で血が出ているような怪我でも気にしない
まあ、いくつか出ていた内容を取出しましたが、嘘みたいなエピソードばかり。
家族を忘れちゃうなんてことがないでしょと思いますが、ダチョウには通用しないみたいです。群れ同士の喧嘩が起きたときにメンバーが入れ変わっても気づかないんですって。驚き。
ダチョウが集団で走り出すのは、意味がなくて、誰か一人が走り出すと、それにつられて皆走ってしまうそうです。
死因についても、その走りが原因です。モノに激突したり、崖から落ちたり。寿命は長いのにもったいない。
鳥類は痛みに敏感ですが、ダチョウは平気。本来、丈夫な身体なので気にしないのでしょうか?
こちらの記事で、もっと詳細をご覧ください。
最後に
ダチョウの脳みそが驚くほど小さいというので、その真意について調べてみました。
ウーム確かに小さいか?体重に占める割合が著しく低いんですよね。他の生物と比べてみました。
哺乳類にはかなわないのは仕様がないかと思ったんですが、鳥類と比べても驚くべき低さに圧倒されちゃいましたね。
ダチョウが頭が悪いのはもう決定ですな。
※「動物の雑学」様々動物の知識をまとめています。
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