テプラで難しい漢字が変換で出てこない!誰でもできる出し方をご紹介
テプラをご存知ですか。テープに文字を印刷して出力できるKINGJIMの商品です。
60爺も随分前に購入した「TEPRA PRO SR300」という機種を持っています。
このテプラ、漢字変換も出来て、普通の漢字なら、ほとんど対応できます。
ただ、読みの分からない漢字など、テプラで難しい漢字の出し方はどうやるんだろうかと言う疑問が出ました。
調べてみた所、それに対してもテプラは方法を持っておりました。
区点コードを使った入力なんですが、ここにご紹介します。
手順を示しますので、これに従ってくださいね。
テプラで難しい漢字の出し方を紹介
それでは、テプラで難しい漢字の出し方を紹介していきます。
今回、出そうとする漢字は「葡」です。
ちょっと見、何と読むかわかりませんよね。(読める方は「葡萄(ぶどう)」の「葡」とお分かりでしょうが、知らない前提でお付き合いください)。
このような場合、取扱説明書にある漢字変換表、あるいは巷にある「JISコード表」「シフトJISコード表」から該当する「区点コード」「JISコード」「シフトJISコード」を求めて、そのコードを入力することで漢字をゲットでます。
テプラでは、このような読みのわからない漢字を入力する機能を「コード入力」と呼んでいます。
「コード入力」の手順
それでは、「コード入力」の手順をご紹介します。コードは、あらかじめ調査済という前提です。
■テプラの電源をオンします。
■「シフト」(黄色枠)を押しながら「あ・ア」(赤枠)を押す
■コード入力画面となるので「4182」を入力します。
■「葡」が表示されます。「選択」を押すことで入力完了
このように、簡単に読めない漢字が入力できてしまいます。
区点コードを調べる方法
次に、パソコンで区点コードを調べる方法も記しておきます。
このコードは、KINGJIM SR300の取扱説明書の漢字変換表に掲載されています。
⇒■リンクはこちら!
KINGJIM SR300の取扱説明書
実際に調べる際は、自分の機種の取扱説明書を探してやった方がいいです。
上位機種だと表示される漢字が多いですので。
TEPRAの他機種の取扱説明書は次のページでダウンロードできます!
それでは、区点コードを調べる手順を示します。
■SR300(自分の機種名で読み替えてください)の取扱説明書を開きます。
■「Ctrl」を押しながら「F」を押します。60爺の場合はディスプレイの左下に検索窓が開きました。
■「葡」を入力します。
■「葡」が検索されました。
ご覧のように「葡」は3番目にあるので、区点コードは「4182」になります。
シフトJISコードでも出せる
取扱説明書をみると、こんなメモがありました。
取扱説明書は区点コードを使用していますが、JISコード、シフトJISコードを使うこともできるようです。
早速、「葡」のシフトJISコードを調べてみました。
やり方は、上記の区点コードを調べる方法と同じです。
シフトJISコードを開いて、検索窓を出し、「葡」を入力します。
こちらも3番目にあるので、シフトJISコードは「9592」となります。
そこで、コードにシフトJISコード「9592」を入力しました。
おおー!狙い通りに「葡」を表示できますな。
注意点:候補が2つある場合
さて、ここで注意点を述べておきます。例を見てください。
コード「4967」を入力すると漢字が2つ(刄・芙)表示されます。
4967は区点コードでは「刄」ですが、JISコードでは「芙」なんです。
このように異なるコードにも対応した漢字があるときは、漢字が複数表示されますので、必要な漢字を選択してください。
基本、上述した(区点コード)検索のやり方で実施すると、最初に表示された漢字がターゲットになるはずです。
テプラで漢字変換しても出てこない表記について
テプラでは、漢字変換表に存在しない漢字は表示できません。
ですから、上記で示したように「漢字変換表」で検索しても見つからない漢字は、テプラでは扱えません。
「嵜」について、興味深い内容が載っています。
SR170の説明書を見ると、5431は載っていないですね。
引用 bluさん|yahoo!知恵袋
外字作成もできず、パソコンやスマホに接続することもできない機種なので、印字する方法はない
SR170では「嵜」は出せませんね。ちなみに、60爺所有のSR300も同様です。
ただ、SR530の取扱説明書には出ているので、この機種では表示できるんですね。
ですので、上位機種を購入すれば、出せる漢字が増えるということですね。
テプラで漢字入力する方法
さて、今回は、テプラで「難しい漢字の出し方」即ち「読めない漢字の出し方」を解説しましたが、普通の場合、どのように漢字を出すか解説しておきます。
今回は「正」を出してみます。
- 「あ・ア」を押します。
- 「しょう」と入力して「変換」を押します。
- 60爺のテプラでは「背負う」が表示されました。続けて「変換」を押します。
- 「小」が候補となりました。「変換」を押します。
- 「少」⇒「上」⇒「生」⇒「正」でやっと目指す漢字に到達しました。ここで、「選択」を押します。
このように、短い文字だと候補がたくさんあり、目指すモノに到達するのが大変なので、熟語の読みを入れて変換後、不要な文字を削除した方がいいでしょう。
「正」を出すなら、たとえば「せいぎ」を入れてやります。
- 「あ・ア」を押します。
- 「せいぎ」と入力して「変換」を押します。
- 「正義」が表示されました。「選択」を押します。
ここで、「削除」を押せば、「正」を得ることができます。
このように、読みを知っている漢字であれば、その塾語の読みを入れることで素早くその漢字を入力できるわけです。
最後に
テプラで難しい漢字の出し方を紹介しました。
区点コード(JISコード、シフトJISコード)で入力すれば漢字を出すことが可能です。
そこで、このコードをどう調べればいいかも解説しました。
ただ、機種によって出せる漢字と出せない漢字に差があるようです。漢字変換表を検索して確認しましょう。
■テプラでは、以前に次の記事を書いています。
※思えば「打ち方・出し方」の記事も増えてきました
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