9桁はいくら?9桁の数値の見方をどうするか具体的に解説します!
数字の桁については、以前も記事に取り上げましたが、じゃあ、ある桁がいくらかになるのか、なかなか実感がわきません。
今回の題材に選んだ「9桁」も、一体いくらなのか、突然言われてもピンとくる人は少ないと思います。
でも、一、十、百・・・と指を数えていくと、「9桁」がいくらなのかは簡単にわかります。
この記事では、9桁の数値について具体的な例を挙げながら分かりやすく解説していきます。
身の回りで一番分かりやすいのは宝くじが当たったら、実際、起業して大成功したらどうなるのか?
9桁の世界を少し覗いてみて、それを現実にするための第一歩をどう踏み出していくのか等をみていきましょう。
それでは、そんな夢の世界をご一緒に覗きに行きましょう。
9桁はいくら
9桁って、一体いくらなのでしょうか?
桁数と単位を一覧にしますので見てください。
ご覧のように、9桁は単位が「億」なんです。
ですから、9桁って言うのは「1億以上10億未満」を表しています。
1億は0が8個つく「100,000,000」という途方もない大きな数値なんですよ。
宝くじのロトシックスの最高額が6億円ですから、イコール600,000,000円で時たま出ていますが、一般的に実際に9桁の金額を目にする機会はなかなかありませんよね。
その他の9桁は、日本のプロ野球選手の年俸がイメージしやすいでしょう。
例えば、年俸5億円の選手であれば500,000,000円、推定年収3億円なら300,000,000円という9桁の数字なんですね。
ちなみに、ロトセブンのキャリーオーバー発生時に10億円イコール1,000,000,000円という10桁の当選金額に出会えます。
10桁は10億以上100億未満、そして、11桁は100億以上1000億未満と、桁が1つ上がるごとに金額は10倍になっていきます。
桁を3桁ごとに区切る方法
1億円を上記では「100,000,000」と3桁区切りで表わしました。
この1億即ち9桁の数字って 100000000 となるんですが、これだけ0が続くと、非常に見にくいですよね。
そのため、数字を表す際に、100,000,000のように3桁ごとにカンマで区切ることで、見やすくしているわけです。
ちなみに、9桁の最大値である999,999,999円は、約10億円弱に相当します。
大きな金額を扱う際には、桁数を意識することでより正確に情報を理解できるんです。
かっこの中に単位がある場合の数え方
数字の桁数と単位の関係は、日常生活で使う機会が多いのに、意外と間違えやすいものです。
例えば「9桁」と聞いて、すぐに「億」という単位は思い浮かびませんよね。
そんな時、100,000,000ではなく、1(億)というように、単位をかっこの中に入れた書き方をします。
これは、非常にわかりやすい書き方ですよね。
その他にも、10(千万)、100(百万)、1,000(十万)も全て1(億)を表します。
かっこの中に単位がある場合、どんな数字なのかを表すやり方を解説します。
かっこの中の単位を数値化して、指定された数字を掛ける
例を示します。
10(千万)⇒千万は0が7つの「10,000,000」です。これに頭の数字である10を掛けて「100,000,000」となる訳ですね。
- 数式は、10(千万)= 10 × 10,000,000 = 100,000,000
100(百万)、1,000(十万)も同様にやってみましょう。
- 100(百万)= 100 × 1,000,000 = 100,000,000
- 1,000(十万)= 1,000 × 100,000 = 100,000,000
ご覧のように、皆、結果は1億(100,000,000)となります。
このかっこの中に単位がある数字は、経済のニュースなどで見かける機会がありますので、この際、かっこの中の単位と数字の関係をしっかりとおさえておきましょう。
1000千円はいくらになるかを解説した記事があります。ご参考にどうぞ。
桁数と単位の関係を理解しよう
さて、さらに大きな桁数の単位はどうなっているでしょうか。
ご覧のように、億の単位の上は兆、京(けい)と続きます。
20桁で千京となりますが、桁数の名称は、まだまだ上があるんですよ。
とんでもない数がありますが、そちらの桁数に興味のある方は、次の記事を是非、ご覧になってください。
⇒ 一十百千万…の続きは何だっけ?由来も含めてガッツリ特集するよ!
数字の区切りは4桁がよい
上述した数字の区切り文字ですが、3桁は日本の数字の区切りに合っていません。
何故かというと、これは欧米式なんです。
ですから、日本の単位は、数字の3桁区切りに違和感があるんですよ。
先程と同じように、英語の単位を見ておきましょう。
ご覧のように、英語では3桁単位に桁が上がっていくのが分かります。
これなら、3桁区切りがピッタリですよね(英語だけではなく、ドイツ語もフランス語も同じということです)。
日本語は4桁で数字の単位を区切りますね。
一・十・百・千の4つの数値を繰り返すと単位が変わります。
万、億、兆、京・・・どの単位でも4つの数値を超えると単位が変わりるわけです。
ですから、4桁区切りにすればいいのにと思うのですが、ほとんど使われないのが実情です(昔は「10,0000円」というように数字を4桁で区切っていたこともあったらしいですが・・・)。
どうやって桁を覚えようか
今述べたように、数字は3桁区切りにするのが普通なので、それに慣れていくしかありません。
ただ、数字をいちいち一、十、百と数えていくのは現実的ではありません。
いくつかのサイトを見ると、区切りのある上の数字を覚えるようにすれば良いと言ってますね。
上の図の赤枠で囲った桁、即ち、10桁目「十億」、7桁目「百万」、4桁目「千」、これらを覚えておけば、とりあえず、大きな数字を見たときに対応できると言っています。
- 854,012 ⇒ 4桁目は千なので、85万4,012になります。
- 12,777,639 ⇒ 7桁目は百万なので、1,277万7,639ですね。
- 1,000,000,000 ⇒ 10桁目は十億なので、10億です。
以上のようなイメージで対応できますね。
ちなみに、13桁目は「兆」です。中々、ここまでの数字を見る機会は少ないでしょうが、合わせて覚えちゃいましょう。
最後に
9桁はいくらになるかを見てきました。
9桁は「億」の位でしたね。
身の回りで、この「億」に出会える数値にどんなものがあるかも確認しました。
この9桁をどう表すのか、あと、かっこがきで単位が入った場合の見方も合わせて解説しました。
雑学として覚えると、何かの折に役に立つかもです。
※「雑談の部屋」の記事はすごい大所帯です!
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