月極の読み方?「げっきょく・げつごく・つきぎめ・つきごく」のどれ

2024年7月17日

月極駐車場、月極会員等日常生活でよく見かける「月極」ですが、皆さんは正しく読めますか?

「げっきょく?」「つきごく?」「げつごく?」など読み方がいろいろありまして、本文でX(ツイッター)の内容も紹介しますが、いろんな読み方をなさっていますね。

この記事を読んでいただけば、「え、知ってたよ!」という方も、「そうなんだ!」と驚く方もいると思います。

日本語には、よく見かけますが、意外と読みにくい言葉が多々存在します。

今回の記事では、よく見かけるけど間違った読み方が多い「月極」の読み方と意味について、分かりやすく解説していきます。

普段何気なく使っている言葉の意外な落とし穴を修正できるチャンスです。

どうかご一緒に、本記事を最後までご覧くださいますよう。

スポンサーリンク

月極の読み方

最初に結論から行きましょう。

月極の読み方は「つきぎめ」が正しい読み方です。

もし、「げっきょく」・「つきごく」・「げつごく」などと読んでいるとしたら、それは間違いです。

これからは、「つきぎめ」と読んでくださいネ。

ただ、この「つきぎめ」なんですが、なぜ「月決」ではなく「月極」になったのでしょうか。

とても、気になります。

その理由は、どうやら、「極」の意味にあるようです。

  • 極:約束する
  • 決:決定する

月極駐車場の例で言うと「1ヶ月単位の賃料を払って、駐車場を使う約束(契約)をする」なので、「決」ではなく「極」になったというモノです。

また、「極」という漢字は、戦前までは「きめる(「契約する」、「約束する」)」という意味で使われており、それが、そのまま「月極」になったという説もあります。

ただ、一部地域では「月決駐車場」「月決め駐車場」が使われています。

X(ツイッター)では、珍しいのか投稿がたくさん見つかりましたよ~!

全国の9割以上は「月極駐車場」の表記らしいです。

上記の「月決駐車場」、かなりレアな発見ということなんですね。

「げっきょく」・「つきごく」・「げつごく」

誤った読み方である「げっきょく」・「つきごく」・「げつごく」なんですが、そんなに間違えた人はいないだろうと思ってX(ツイッター)を当たってみました。

すると、思いのほかヒットしましたので、ここで紹介しますね。

「げっきょく」

かなり、この読み方をしていた人いるんですなあ!

5連発で見ていただきました。

意外と、勘違いなさっておる方がいらっしゃいました。

この投稿、面白いですね。

「げっきょく」って読まれるんで、先程の「月決(つきぎめ)」に変えたんですかあ…!

「つきごく」

次は、「つきごく」を覗いてみました!

こちらも5連発で。

いやいや、皆さん、やるモノですなあ!

「げっきょく」と同じくらいの方が間違っておるようです。

「げつごく」

最後の「げつごく」もいますかね?

こちらもいる(笑)

グループやヤクザの会社だと思ってたなんて面白い勘違いもありますな!

「ちゃそ」さん、間違いは、あなただけではありません、いっぱいいますよ、安心してネ。


よくある読み間違い

さて、月極の読み間違いで楽しく過ごさせてもらいましたが、その他にも、よくある読み間違いは他にもありますよ。

その中から、いくつかご紹介しますね。

  • 依存
  • 重複
  • 早急
  • 一段落
  • 相殺

5つの例を挙げましたが、それぞれ馴染みのある漢字だと思いますが、どんな読み方か見ておきましょう。

依存

「依存」は「他に頼る」という意味を持つ漢字で、「いぞん」と読みます。

元々は、「いそん」と読んでいた時代もあったようですが、現在は「いぞん」が正しい読み方のようです。

現在は、「①イゾン ②イソン」で、「イゾン」を優先させています。「依存症」についても同様で「イゾンショウ」を優先させるようになりました。

「依存」の読みを[イゾン]に変更|NHK放送文化研究所

一段落

「一段落」を「ひとだんらく」と読んでしまうこともありますが、正しくは「いちだんらく」です。

NHKでは、現在、「いちだんらく」と読むことにしています。
一般には、「いちだんらく」のほかに「ひとだんらく」の読み方もありますが、「いちだんらく」のほうが伝統的な読み方であると考えて、このようにしています。

「一段落」の読み方は。いちだんらく?ひとだんらく?|NHK放送文化研究所

早急

「早急」の正しい読み方は、「さっきゅう」と「そうきゅう」の二通りがあります。

一般的には「さっきゅう」が広く使われており、「迅速に」という意味を持ちます。

一方、「そうきゅう」は、やや古風な表現で、文学作品や公式文書で見かけることが多いです。

どちらも正しい読み方ですが、日常会話やビジネスシーンでは「さっきゅう」を使用するのが無難です。

相殺

「相殺」ですが正しい読み方は「そうさい」で、「そうさつ」は誤りですという記載を見ますが、「そうさつ」も辞書に載っている読みなのです。

さすがに、「あいさつ」「あいごろし」とは読みませんが・・・。

相殺の読み方については記事にしていますので、是非是非、目を通してください。

重複

こちらの言葉ですが、ビジネス文書や公式な場では「ちょうふく」を使うのが無難です。

昔は誤りだったのですが、正しく読める人がいなくなったのか、日常会話では「じゅうふく」でも、最近は問題ないようですね。

どちらの読み方も理解しておくと、さまざまな場面で役立ちます。

最後に

月極の読み方は何かを探ってきました。

「げっきょく」・「つきごく」・「げつごく」などもありましたが「つきぎめ」が正解でした。

その由来も明らかにしましたが、上記3つの間違えの方もたくさんいらっしゃいました。

関連情報として、よく間違えられる言葉をいくつか紹介しました。

※気づけば言い方・呼び方・読み方の漢字の記事も増えてきました

スポンサーリンク
この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら