ゴリラの正式名称を知っていますか?ゴリラゴリラゴリラの謎に迫る

2024年7月21日

ゴリラと聞くと、多くの人が力強く、知性も兼ね備えたその姿を思い浮かべるでしょう。

今回は、ゴリラの正式名称についてお話します。

「正式名称」とは、公に正しいと認められている名前のことです。

辞書では、多く「略式の名称」などとの対比で用いられる語なんて出ています。

ゴリラの正式名称イコール学名と考えていいと思いますが、「ゴリラゴリラゴリラ」なんてのがありました。

一見すると冗談のように聞こえますよね。

この記事では、ゴリラの正式名称であるイコール学名に焦点を当てて、上述した学名の背景や由来、そしてこの名前に隠された興味深い事実を探っていきます。

さあ、一緒にゴリラの謎に迫りましょう。

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ゴリラの正式名称と分類

Googleで「ゴリラ 正式名称」で検索すると、たくさんのサイトがヒットします。

そして、その中に、「ゴリラ ゴリラ」や「ゴリラ ゴリラ ゴリラ」が出てきます。

ゴリラの正式名称が、ゴリラ×2やゴリラ×3が学名だと言っていますので、何のこっちゃと思い、どういうことなのか追いかけてみました。

その結果が次の通りです!

まず、ゴリラは霊長目ヒト科に属する動物です。

ヒト科には「人間」やチンパンジーも含まれ、その中でもゴリラは最大の種です。

ゴリラを分類すると、現在、次のようになっているようです。学名に注目してください!

⇒ 参考:ゴリラ|ウィキペディア

当時「ゴリラ」は一種のみと考えられていましたが、研究が進むにつれ、亜種を含め複数種いることが分かりました。
その際に「ニシゴリラ」を「Gorilla gorilla(ゴリラ ゴリラ)」。「ヒガシゴリラ」を「Gorilla beringei(ゴリラ ベリンゲイ)」と分けました。
そして「ニシゴリラ」の亜種である「ニシローランドゴリラ」は「Gorilla gorilla gorilla(ゴリラ ゴリラ ゴリラ)」。

動物の名前のあれやこれ|桐生が岡動物園

ご覧のように、ニシゴリラの学名は「Gorilla gorilla」、ニシローランドゴリラの学名は「Gorilla gorilla gorilla」です。

確かに、上述したゴリラ×2やゴリラ×3が学名となっていますね。

これを正式名称と言っていいんでしょうか?

うーん、学名は、あくまで、学者さんの間の正式名称ですから。

我々は、普段、ゴリラをゴリラと読んでいて、学名で呼びはしませんよね。

なので、正式名称は「ゴリラ」でいいのではないでしょうか。

ゴリラの分布

ゴリラの分布を見ておきましょう。

ZL Gorilla (genus)
Zoologist, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

ゴリラは上記地図で示すように、中央アフリカの熱帯雨林に生息しています。

「ニシローランドゴリラ」と「ヒガシローランドゴリラ」の二つの亜種を示しましたが、分布している位置から名称が決まったですね。

ゴリラの別名

ゴリラは、ギリシャ語の「gorillai(毛深い部族)」が由来とされているそうです。

日本には1954年初渡来したそうですが、和名は大猩猩(おおしょうじょう、だいしょうじょう)です。

ゴリラ|goo辞書

後半の「猩猩」ですが、元々は架空の動物の名前でしたが、オランウータンの別名にもなっています。これに「大」をつけて、ゴリラを指すようにしたんですね。

フクロウなどと並んで「森の賢者」と呼ばれたりしますね。どうも支持率は低いみたいですが・・・。

未確認情報ですが、「森の巨人」や「山の霧の中の幽霊」なんて別名もあるようです。

スワヒリ語では「Ngagi」、ルワンダ語では「Ingagi」というそうです。


ゴリラの雑学

雑学として次の2つを挙げておきます。

  • ゴリラの食性と食べ物
  • ゴリラの社会構造と行動

それぞれ、簡単に解説します。

ゴリラの食性と食べ物

力強いイメージのゴリラですが、実はその食生活は草食中心です。
果実や植物の葉、茎などを主食としています。

動物園では、リンゴやキャベツ、サツマイモなども食べます。

野生では1日の大半を食事に費やし、その量はなんと約20kgにも及びます。

巨大な体を維持するために、大量の植物を黙々と食べる姿は、まさに草食動物の王者と言えるでしょう。

しかし、時にはアリなどの昆虫を食べることもあり、完全に植物性というわけではありません。

動物質を補うために、植物につくダニやクモを無作為に食べる種もいます。

また、腸内細菌の摂取や未消化の食物を再吸収するために、糞食を行うゴリラもいます。

動物園で飼育されているゴリラは、飼育員によって栄養バランスの取れた食事が与えられています。

ゴリラの社会構造と行動

ゴリラの「社会構造」は非常に複雑で、通常は一頭のシルバーバックと呼ばれる成熟したオスがリーダーを務め、複数のメスとその子供たちからなる群れを形成します。

シルバーバックは群れの安全を守り、食物の分配や移動の指示を行います。

ゴリラの「行動」には、互いに毛づくろいをする「グルーミング」や、胸を叩く「ドラミング」などが含まれ、これらは社会的な絆を強化する役割を果たします。

また、ゴリラは非常に知能が高く、道具を使うことも観察されています。

例えば、枝を使って水の深さを測る様子が記録されています。

最後に

ゴリラの正式名称として「ゴリラゴリラゴリラ」なるモノがあると聞き、追いかけてみました。

なるほど、ゴリラの学名の中に。この「ゴリラ×3」があり、その他に「ゴリラ×2」を見つけました。

確かに、学名イコール正式名称かもしれませんが、一般社会では雑学の部類に入るのではないでしょうか。

合わせて、ゴリラの別名なんかにもスポットを当ててみました。

※「動物の雑学」様々動物の知識をまとめています。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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