カカポを日本で見ることができる?どうしたら会えるのかを追いかけた
日本国内でカカポという名前を聞いたことがある方は少ないかもしれません。
カカポはニュージーランドに生息する飛べない鳥として知られるオウムで、その愛らしい姿から「世界一幸せな鳥」と呼ばれることもあります。
しかし、環境変化や外来種の影響で、世界的にも絶滅危惧種として知られています。
この珍しい鳥を日本国内で見ることは可能でしょうか。
本記事では、カカポを日本国内でが見ることができるか確認し、実際に見るにはどうすればいいか、カカポの現状についても追いかけていきます。
本記事を読んで、カカポの魅力を発見していただければ幸いです。
カカポは日本で見られるのか?
Mnolf, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
結論から言います。
残念ながら、カカポを日本で見ることはできません。
カカポは、ニュージーランド固有種の飛べないオウムで、世界で最も希少な鳥のひとつです。
野生ではわずか200羽ほどしか生息していません。
絶滅の危機に瀕しているため、保護活動の一環として、厳重に管理された島で飼育されています。
そのため、海外の動物園に貸し出されることはありません。
日本にいながらにしてカカポについて詳しく知りたい場合は、インターネットや書籍などを活用するしかないようです。
カカポをペットとして飼うことは可能か?
今も申し上げた通り、ニュージーランドに生息するカカポは絶滅危惧種であり、その数も少ないので、ペットとして飼育することはできません。
さらに、彼らは特別な生態系の中で生きているため、飼育には高度な専門知識と設備が不可欠です。
そこから考えても、カカポをペットとして飼うことは不可能でしょう。
日本からできるカカポ保護活動
絶滅危惧種のカカポを守る活動は、ニュージーランドという遠く離れた地で行われていますが、日本からでも貢献することができます。
その方法の一つが、カカポリカバリーという団体の活動を支援することです。
この団体は、カカポの保護活動に尽力しており、寄付を通じて彼らの活動資金を援助できます。
Adopt a kākāpō(カカポと縁組する)というページがあるので、申し込むことでカカポの里親になれるようです。
支援金は、NZ$100、NZ$250、NZ$500の3つがあります。
この他にも、カカポに関する情報を発信することで、より多くの人にカカポの現状や保護の重要性を理解してもらうことも大切ですね。
遠く離れていても、私たち一人ひとりの行動が、カカポの未来を守る力となります。
カカポに会いに行こう
さて、日本にいないカカポに会うにはどうしたらいいでしょうか?
一般人には、まず、無理なようです。
その理由を述べていきましょう。
まず、カカポに会えるツアーなどは行っていないようです。
自力で行くとなると、ニュージーランドまでは、飛行機等で行くことは可能です。
しかし、カカポの生息地であるコディアック島やアンカー島への足となると?船をチャーターする位しか方法はないようです。
しかも、観察には特別な許可が必要で、厳しい制限があるらしいので、上述したように、一般人には、まず、無理なようです。
そこで、カカポの親善大使として、度々、一般公開されているカカポがいるので、こちらをチェックしましょう。
まあ、こまめにチェックして、行き先を調べれば、いつか、カカポと出会えるかもです。
カカポの魅力と特徴
この章では、カカポの特徴と魅力に迫ってみます。
飛べない珍しいオウム、カカポの特徴
ニュージーランドにのみ生息するカカポは、世界で唯一飛べないオウムです。
体重は約4kgにもなり、ずんぐりとした体つきが特徴です。
夜行性で、地面を歩き回って果実や種子を食べます。
何度も述べているように、カカポは絶滅危惧種に指定されています。
人間が持ち込んだネコやネズミによる捕食や、生息地の破壊が主な原因です。
現在、保護活動が積極的に行われており、2022年には生息数が200羽を超えました。
飛べない鳥と言えば、ペンギンとダチョウですね。彼らについては、次の記事があります。
カカポの魅力とは?
カカポは、ニュージーランドに生息する「飛べない鳥」で、そのユニークな特徴が多くの人々を魅了しています。
まず、カカポは「夜行性」であり、昼間は木の上や地面の隠れ家で休み、夜になると活動を開始します。
さらに、カカポは非常に長寿で、野生では60年以上生きることもあります。
この鳥のもう一つの魅力は、その「愛らしい外見」です。
大きな目とふさふさした緑色の羽毛が特徴で、見た目だけでなく、性格も非常に「おとなしい」とされています。
カカポの名前の由来とその意味
ニュージーランドに生息する飛べない鳥、カカポ。
そのユニークな名前は、マオリ語で「夜のオウム」という意味を持つ「kākāpō」に由来します。
「kākāpō」=「kākā」はオウム+「pō」は夜から来ており、夜行性で鮮やかな緑色の羽毛を持つ彼らの生態をよく表しています。
ちなみに、フクロウみたいな面構えなのでフクロウオウムともいいます。
カカポの商品をいくつかご紹介します。
よろしければ手に入れてみてください。
最後に
カカポが日本で見られるかを中心に話をしてきました。
カカポは、ニュージーランドで絶滅危惧種として管理されている飛べないオウムで、日本では会うことができないことが分かりました。
カカポに会いに現地に行くのも不可能のようなので、親善大使のシロッコ君の登場を待つのが一番かもしれません。
当然、飼うことも不可能です。
※「動物の雑学」様々動物の知識をまとめています。
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