2乗の打ち方はどうやる?パソコンでの入力方法を複数手順付きで紹介
パソコンで「2乗」の打ち方をご存知ですか?
数式を扱っていると、この2乗を使うシーンがたまに出てきますが、いざ、入力するとなると手が止まってしまいますね。
「x²」のようなべき乗の表記は、単に数字や文字を並べるだけでは表現することができません。
しかし、実際には簡単に入力できる方法がいくつか存在します。
この記事では、パソコン上で2乗の打ち方をどのように行うのか、実際には、複数の入力方法があるので、それらを手順つきで詳しくご紹介するものです。
ここでのやり方を覚えて、2乗の打ち方を、是非、ご活用ください。
2乗の打ち方をパソコンでどうやるか?
それでは、2乗の打ち方をパソコンでどうやるか、複数の方法を手順つきで紹介しましょう。
複数の方法とは次の通りです。
- 文字変換による打ち方
- UNICODEによる打ち方
- Altキーとテンキーによる打ち方
以上の3つの打ち方です。
1.は、文字を入力して変換する方法です。
変換候補に、2乗が出てくるので、それを選べば終了という、とっても簡単なやり方です。
2.は、UNICODEを呼び出すだけという簡単な方法です。
しかし、該当のUNICODEを覚えておかなくてはいけないのが難点です。
3.は、Altコードを呼び出すだけという簡単な方法です。
しかし、2.と同様に該当のAltコードを覚えておかなくてはいけないのが難点です。
では、順に、これらの2乗の打ち方をみて参りましょう。
※ちょっと毛色が違いますが、独特な漢字の打ち方を記事にしています。
文字変換による打ち方
この方法が3つの打ち方の中では一番簡単だと思います。
それでは、手順を見ていきましょう。
前提として、10に2乗をつけることとします。
- 「2」を入力
- 日本語で「2」を入力します。
- 「変換」キーを押す
- 「変換」キーを押します。すると、変換候補に「²」があるので選択します。
※60爺の場合、候補の2番目に2乗がありましたが、最初に表示される位置は、個人のパソコンでバラバラです。
もし、2乗がない時は、候補を探してください。
- 完了
- 2乗が入力されました。
UNICODEによる打ち方
2乗のUNICODEは「00b2」です。
これを、入力することで2乗が入力できます。
- 「00b2」と入力
- 日本語で「00b2」と入力してください。
- F5キー押下
- F5キーを押すと変換候補に「²」が表示されるので選択します。
- 完了
- 2乗が入力されました。
Altキーとテンキーによる打ち方
2乗のAltキーは「0178」です。
この方法は、入力の方法が少し変わっています。
- Altキーを押しながら「0178」と入力
- 10の横にカーソルをもっていき、Altキーを押しながら「0178」と入力します。
「0178」はテンキーを使ってください。
- Altキーを離す
- Altキーを離すと「²」が表示されます。
Altキーを押しながら「0178」と入力しても、10の横には何も表示されませんが間違いではありません。
Altキーを離すと2乗が表示されます!
注意事項
さて、無事に2乗を入力できましたね。
しかし、2乗が入力できて安心したところで水を差すのは無粋ですが、気をつけなければいけない点がいくつかあるんです。
それが、次の2点です。
- 環境依存文字
- フォントによる表示の有無
これらについて、ひとつずつ見ていきましょう。
環境依存文字
2乗を出す際に、変換候補に次のような表示が出ていました。
「環境依存」と出ていますが、環境依存文字(=機種依存文字)のことなんですね。
機種依存文字とは、電子的に扱う文字データのうち、利用するパソコンやスマートフォン等の環境によって文字化けや全く表示できなくなるものをいいます。
機種依存文字について
上述のように、ひょっとすると、皆さんのパソコンやスマホでは2乗がうまく出ていない可能性があります。
本記事は、Windows11で書いていますので、2乗が表示されていない方は環境依存文字だからなんです。
フォントによる表示の有無
もう一つの注意点が、フォントの問題です。
フォントにその文字の「字の形(グリフ)」が登録されていない場合、ミッシンググリフとなり、正常に表示しません。
フォントが「Liberation Serif」では「²」が表示されていますね。
しかし、フォントが「ALFONSO」になると「²」が表示されず、違う記号になってしまいます。
フォントによっては、全く文字が出なかったりしますので注意しましょう。
yahoo!知恵袋にも、こんな回答がありました。
ユニコードという特殊な文字を使えば「2 ²」のように表記できますが、使用するOSやブラウザ、閲覧する装置(PC、携帯、ゲーム機のブラウザなど)によっては正しく表示できないのであまりお勧めしません。おそらく携帯では正しく表示されていないはずです。
kevさん|yahoo!知恵袋
こんな注意点があるので、認識しておきましょう。
最後に
2乗の打ち方はどうやるのか、パソコンでの入力方法を3つ手順つきで紹介しました。
文字変換、UNICODE、Altキーを使う方法を紹介しました。
文字変換が一番簡単でした。残りの2つは、コードを覚えていないと入力できないのが難点ですね。
ただ、これらは、環境依存文字でしたので、機器が違うと見えない難点がありました!
※思えば「打ち方・出し方」の記事も増えてきました
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