小さいつの打ち方は?パソコンのローマ字入力・かな入力別にご紹介

小さい「つ」、即ち、「っ」の入力方法に迷った経験はありませんか?
日本語のタイピングに慣れていないと、普段の文章入力でも見逃しがちなポイントですが、実は「っ」の打ち方は文章の中でスムーズに入力できるようにしておきたい重要な要素です。

この記事では、パソコンで小さい「つ」を入力するための方法を、ローマ字入力とかな入力それぞれの方式に分けて紹介します。
その他にも、ローマ字入力では、「いっしょ」「かっこ」「さっそく」など、小さい「つ」は多くの単語で使われますが、1文字の「っ」とは異なる打ち方についてもご覧いただきます。
さあ、それでは、早速そのテクニックを身につけていきましょう!

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日本語の入力方式の確認

始めに、お使いのパソコンで日本語の入力方式が「ローマ字入力」か「かな入力」なのかを確認します。

なぜなら、「ローマ字入力」「かな入力」で、小さい「つ」の打ち方が異なるからです。

日本語の入力方式をご存知の方は、この章は読み飛ばしてくださって構いません。

なお、OSはwindows11です。
右下タスクバーの「IMEオプション」(「あ」の部分)を右クリックします。

IMEオプションを示す画像

「かな入力」に続くカッコ内の値を確認します。

IMEオプションのメニュー画像

オンは「かな入力」、オフは「ローマ字入力」です。
上記60爺のパソコンは、オフですから「ローマ字入力」だとわかります。

60爺

私はローマ字入力しかできません。

ローマ字入力・かな入力かが分かったところで、小さい「つ」の打ち方をみていきましょう。

小さい「つ」の打ち方は?

それでは、小さい「つ」の打ち方を、ローマ字入力・かな入力それぞれに紹介します。

■ローマ字入力の小さい「つ」の打ち方:
①「L」⇒「T」⇒「U」と順に押下
②「X」⇒「T」⇒「U」と順に押下
■かな入力の小さい「つ」の打ち方:shift +「z(つ)」と押下

上記の通りです。
見てお分かりのように、かな入力の方がローマ字入力より少ないキー操作で「っ」が入力できます。

ローマ字入力では「T」+「U」の部分を「T」+「S」+「U」と打っても同様の結果が得られます。
押下するキーが一つ増えますが……。

ただ、文字だけの説明では、いまいちピンとこないと思いますので、キーボードのどこを押すか、ビジュアルで示しますね。

前提条件は、実行する際、windowsの右下にあるタスクバーのIMEオプションが「あ」(日本語入力)になっていること!が必須です。

IMEオプション日本語の画像

ローマ字入力の小さい「つ」の打ち方

ローマ字入力で、小さい「つ」の打ち方は2つあります。

①キーボードの「L」⇒「T」⇒「U」と順に押下

ローマ字入力小さいつの打ち方の画像1

これで、小さい「つ」が入力されました。

入力された小さい「つ」の画像1

もうひとつの、小さい「つ」の打ち方です。

①キーボードの「X」⇒「T」⇒「U」と順に押下

ローマ字入力小さいつの打ち方の画像2

この打ち方でも、上記と同じく、小さい「つ」が入力されました。

入力された小さい「つ」の画像2

キーボードを見ると、どのキーを押すのか一目瞭然ですね。

かな入力の小さい「つ」の打ち方

次は、かな入力の小さい「つ」の打ち方です。

キーボードのshift +「z(つ)」と押下

かな入力小さいつの打ち方の画像

小さい「つ」が表示されます。Enterキーを押下します。

入力された小さい「つ」の画像3

「っ」は、Shiftキーを押しながら「z」キーを押さねばなりません。ご注意を。


小さい「つ」他の打ち方

小さい「つ」の打ち方をご紹介しました。
実は、ローマ字入力には、別の小さい「つ」の打ち方が存在します。
それらの打ち方をここに紹介しましょう。

冒頭で述べた「いっしょ」「かっこ」「さっそく」など、言葉の中にある小さい「つ」は、上述した「LTU」「XTU」とは違う打ち方が出来ます。

まず、「いっしょ」から見ていきましょう。
それぞれの一文字の打ち方ですが、い⇒「I」、っ⇒「LTU」、しょ⇒「SHO(SYO)」(キータッチ7回)です。

ただ、この場合、い⇒「I」、っしょ⇒「SSHO(SSYO)」(キータッチ5回)というように、小さな「つ」は、次の文字の先頭のローマ字を並べる打ち方があるんです。

  • かっこ⇒「KA」+「KKO」(KA+LTU+KO)
  • さっそく⇒「SA」+「SSO」+「KU」(SA+LTU+SO+KU)

いかがでしょう。小さな「つ」に続く文字のアルファベットの先頭を重ねるイメージが湧きましたか。

この打ち方なら、キータッチも少なく済みます。

最後に、今の打ち方で「ちょっと」「まって」「いっさい」を入力してみましょう。
答えは次の通りです。

  • ちょっと⇒CHO(TYO)+TTO
  • まって⇒MA+TTE
  • いっさい⇒I+SSA+I

このやり方を使用せず、小さい「つ」を忠実に入れる打ち方でも構いません。
自分にあった打ち方で小さい「つ」を操ってくださいね。

最後に

小さい「つ」の打ち方を、ローマ字入力・かな入力それぞれに紹介しました。
ローマ字入力では2種類の打ち方がありましたが、かな入力の打ち方ではキータッチが少ないことが分かりました。
キーボードのキーの位置を示したので、迷わずに打てたかと思います。
その後、ローマ字入力の小さい「つ」の別の打ち方も紹介しました。このやり方だと、キータッチが2回分少なくなりましたね。

■「・」「を」の入力方法についてはこちらです

※思えば「打ち方・出し方」の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら