とかげは何類なのか知ってる?その理由や特徴をわかりやすくご紹介

とかげは一体何類に分類されるのか、考えたことはありますか?
見た目は小さな恐竜のようにも見えますが、都会に住んでいる方などには意外と知られていない生き物かもしれません。

また、同じような姿をした生き物(イモリ・ヤモリなど)の中にも分類が異なるものが存在し、「何で?」と疑問に思うこともあるでしょう。

さらに、分類の基準となる特徴には、体の構造や生息環境、繁殖の仕方など、さまざまな要素が関係しています。

この記事では、とかげがどのような特徴を持ち、何類に分類されるのかをわかりやすく紹介します。

普段あまり意識することのない分類の基準についても触れながら、とかげという生き物の魅力を探っていきましょう!

どうか、最後までご一緒にご覧になってください。

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とかげの分類とは?

ニホントカゲの画像

始めに、とかげが何類なのか見ておきましょう。

とかげは、爬虫類に分類されます。

とかげは爬虫類に分類される生き物です。
肺で呼吸し、冬になると活動しないなど爬虫類の特徴を持っています。

平地から山地の日当たりの良い場所や、石垣や堤、庭などに生息しています。

爬虫類の中で、とかげは最も種類数が多いグループです。現代では、熱帯地方を中心に4,500種が知られてします。

爬虫類は、肺で呼吸を行い、自身で体温が調整できない変温動物で、卵生(受精卵が母体内で発生し、ある程度発育してから産み出される)特徴を持つ動物です。

コモドドラゴンの画像
コモドドラゴン

世界最大のトカゲはコモドドラゴンで全長3メートル、体重100キロ近くにもなります。
天敵がいないとか、人間を食べるなんて事故が起きています。これらについて記事を書いています。

コモドドラゴンの天敵について大特集!意外な生物が挙がった
コモドドラゴンは人間を食べるのか!その真相を徹底的に調べてみたよ

爬虫類としてのとかげの特徴

とかげが爬虫類であるという特徴を以下に示します。

特徴詳細
呼吸とかげは、肺で空気呼吸をします。
体温とかげは自分で体の熱を作り出せません。変音動物と言われる由縁です。
朝はひなたぼっこをして身体を温めた後、活発に動きはじめます。
産まれ方とかげは、基本、卵生です。
卵から孵った子は、親と同じ形をしています。

爬虫類は、身体が鱗で覆われていまが、皮膚呼吸が不要となる位に肺呼吸が発達したのです。
即ち、のどから横隔膜をポンプにする型に発達したのです。これは、肋骨が発達したことを示しています。

とかげは、変温動物であるため、自ら能動的に産熱できず、上記の表にあるように、日光などの外部の熱エネルギーを利用します。

卵は陸上に産むことができるよう、羊膜で覆われた上に、堅い卵殻に包まれています。
幼生はその中で十分に育つことができるため、卵から孵ると親と同じ形で、機能的な差はほぼないのです。

※動物の分類についてまとめた記事に、この内容を紹介しています。

※爬虫類に属する動物の記事は次の通りです。


とかげの特徴と生態

Iguana iguana02
Liné1, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
【グリーンイグアナ】

とかげは爬虫類の一種で、主に陸上に生息する変温動物です。
世界中のさまざまな環境に適応しており、乾燥地帯、森林、草原、山岳地帯などに分布しています。
種類によっては水辺や樹上で生活するものもいます。

特徴

とかげの体は、乾燥を防ぐために硬い鱗で覆われています。
この鱗は外敵から身を守る役割も果たし、種によってはトゲ状になっているものもあります。

また、尾を自ら切断して敵の注意をそらし、その間に逃げる「自切」という防御機能を持つ種類も多く、後に尾を再生することができます。

運動能力も優れており、多くの種は四肢を使って素早く移動します。
中には木に登るのが得意なニホンカナヘビや、水上を疾走する(中央アメリカに生息する)バシリスクという種もいます。

さらに、一部のアシナシトカゲはヘビのような形態を持ち、四肢が退化しているのが特徴です。

呼吸は肺で行い、外部の温度によって体温が変化するため、既に述べたように、日光浴をして体温を調節する習性があります。

生態

とかげの食性は種類によって異なりますが、肉食性や雑食性など様々です。

クモや小型の無脊椎動物を捕食するほか、大型の種では小型哺乳類や他の爬虫類を捕らえることもあります。
また、果実や植物を食べる雑食性や草食性の種も存在します。

繁殖方法も多様で、多くの種は卵を産む「卵生」ですが、一部の種は卵を体内で孵化させてから出産する「卵胎生」や、完全に胎内で発生する「胎生」のものもいます。

繁殖期になると、オスはメスに対して激しい求愛行動を行い、縄張り争いをすることもあります。
敵から身を守るための戦略も多様で、保護色による擬態や、威嚇のために体を膨らませたり、派手な色を見せたりする種もいます。

また、毒を持つ種類もわずかに存在し、天敵に対して強力な防御手段を持つものもいます。

最後に

とかげは、その特徴や生態によって爬虫類に分類されます。
外見や動きだけでは判断しにくいかもしれませんが、体の構造や繁殖方法、生活環境などを詳しく見ると、その分類の理由がよくわかります。

また、似た生き物でも分類が異なる場合があり、分類には科学的な基準があることも理解できます。
例えば、皮膚の構造や卵の産み方、体温の調節方法などが重要なポイントです。

とかげの分類を知ることで、生物の多様性や進化の過程についても学ぶことができます。

身近な生き物の特徴を深く知ることで、自然界のしくみや生態系の面白さを再発見できるでしょう。

■追記:何類をテーマに記事をいくつか書いています

参考
5分でわかる!セキツイ動物の分類

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら