VLC media Playerで動画の変換を行う手順を紹介!音声の変換指定に注意が必要
VLC Media Playerは、動画再生だけでなく、動画ファイルの変換機能も備えた多機能なソフトウェアです。
特別なエンコードソフトを用意しなくても、手軽にMP4やAVI、WMVなどの形式に変換できるため、多くのユーザーにとって便利なツールとなっています。
しかし、変換時にはいくつかの注意点があります。
特に音声の設定を誤ると、映像のみが出力されて音が出ないといったトラブルが発生することも。
本記事では、VLC Media Playerを使って動画を変換する具体的な手順を詳しく解説し、音声の変換指定で気をつけるべきポイントについても紹介します。
初心者でも簡単に実践できるように、スクリーンショット付きで分かりやすく説明するので、ぜひ参考にしてください!
どうか、ご一緒に最後までご覧ください。
動画ファイルを変換する手順
VLC media playerは、動画から静止画を取出す際に使用したソフトウェアです。
このVLC media playerは、その他にも、再生、録画、変換ができる優れものです。
今回は、このVLC media Playerで動画の変換を行います。
VLC media Playerのインストールを行っていない方は、次の記事をご覧になってください。
それでは、動画の変換の手順を、実際の画面を見ながら実施していきましょう。
VLC media playerを立ち上げてください。

メニューの「メディア」をクリックします。

すると、メディアの下にプルダウンメニューが表示されるので、「変換 / 保存」をクリックします。

「メディアを開く」画面が表示されます。

「ファイル選択」の右側にある「追加」をクリックします。

「エクスプローラー」が表示されますので、変換したいファイルを選択し、「開く」をクリックします。

「ファイル選択」の中に、変換をかけるファイルがあることを確認後、「変換 / 保存」をクリックします。

「変換」画面が表示されます。設定欄から「プロファイル」のプルダウンをクリックします。

プルダウンメニューが表れますので、変換したいファイル形式を選択します。
今回の例では「Video – H.264 + MP3(MP4)」を選択しました。

次にポイントを一つ述べますので、しっかり確認ください。
ここ、要注意点です!
オーディオコーディックを変更しないまま動画変換したところ、動画変換離されたものの音声が入っていない状況に陥りました。
設定欄から「プロファイル」の「設定」をクリックします。

「プロファイルのエディション」画面が表示されますので、タブメニューの「オーディオコーデック」をクリックします。

コーデックから「MP3」を指定し、「保存」をクリックします。

以上で、オーディオコーデックの設定が完了です。
出力用URLの「参照」をクリックします。

「エクスプローラー」が表示されますので、ファイル名(保存先)を指定し、「保存」をクリックします。

ここで「開始」をクリックすると、変換が開始されます。

しばらくして変換が完了すると、指定のフォルダにファイルが保存されます。
以上、お疲れ様でした!
動画ファイルの形式には「MP4」「WMV」「FLV」など、いくつかの種類があります。
RealVideoは、その中のひとつです。
今回、変換をかけたrmファイルは、「アールエムファイル」と読み、RealMedia(RealVideo、RealAudio)形式の動画・音声ファイルで、ファイルの種類を示す「拡張子」が「rm」です。
※「みんなパソコンで何してる」と題して、windows10,11で実施した内容のまとめ記事を作成しました。どんなことをしているか気になりませんか?
最後に
VLC Media Playerを使えば、追加のソフト不要で簡単に動画を別の形式に変換できます。
本記事では、具体的な変換手順を紹介し、特に注意が必要な音声設定について解説しました。
始めに変換を行った際は、音声が出ずに焦ったのですが、オーディオの設定でMP3を指定することで解消しました。
VLCの変換機能を活用すれば、さまざまなデバイスで再生できる動画を作成できるので、ぜひ、試してみてください。
動画変換に慣れれば、用途に応じたファイル形式の調整もスムーズに行えるようになります。
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