セレブとは何なのか?その年収から意味・昔の言い方まで全部総特集
華やかなファッション、きらびやかなパーティー、高級車や海外旅行を当たり前のように楽しむ人々──「セレブ」と聞いて、多くの人がそんなゴージャスなライフスタイルを思い浮かべるのではないでしょうか。
テレビやSNSでは、非日常の世界を生きる彼らの姿が頻繁に取り上げられ、憧れと羨望のまなざしが注がれています。
しかし、その「セレブ」という言葉、本当のところは何を意味しているのでしょう?
一体どこからがセレブと呼ばれるのか、年収や暮らしの基準は?そして、私たちが思い描くイメージと実際のギャップとは?
この記事では、そんな「セレブ」の定義と実態に迫り、見過ごされがちなリアルな側面を丁寧に紐解いていきます。
あなたの中の「セレブ像」が少し変わるかもしれません。
セレブとは

現在の日本で「セレブ」という言葉を聞くと、皆さんは、どんなイメージを思い浮かべますか?
60爺もそうなんですが、恐らく冒頭で述べた次のような内容だと思います。
ゴージャスなライフスタイル、即ち、華やかなファッション、きらびやかなパーティー、高級車や海外旅行を当たり前のように楽しむ人々のこと
このような、イコール「経済的に余裕のある人、金持ち」でしょう。
この「セレブ」という言葉、実体は合っているのでしょうか?
現代カタカナ語辞典をみると「セレブリティーの略。各界の有名人。名士」と出ています。
「セレブリティー」という聞きなれない言葉が出てきました。
「celebrity」で英和辞典を紐解くと、やはり、「(芸能界などの)有(著)名人、名士」で、略式は「celeb(セレブ)」です。
広辞苑でも、「セレブリティー(celebrity)の略。芸能界・社交会での著名人。名士」となっています。
原義を見ていくと、単なる「有名人。名士」となっており、金持ちとは一言も書いていないですね。
セレブの昔の言い方

セレブが「派手な暮らし、あるいは、裕福そうな生活をする」という日本語独自の言い方ですが、昔の言い方で言うと「成金」になりますかね。
「成金」は「急に金持ちになること。又は、その人」という意味で、使い方としては、その人を軽蔑して用いるものです。
この言葉の元は、将棋において低位の駒が成ることで金将に昇格することになぞらえています。
この用法の始まりは江戸時代後期と思われますが、第一次世界大戦による大戦景気で急に富裕層に転じた者を指して使うようになり、一般に広まったようです。
他にも、「成り上がり者(なりあがりもの)」、「出来星(できぼし)」などとも称されますが、いずれも、いい意味ではないですな。
ただ、これらの言葉は、俗なイメージがあること、また、初代(世襲ではなく)に対して使うなど、セレブとは一線を画すようです。
セレブの年収は
さて、ここでは、ちょっとあれなんですが、セレブの年収はどの位なのか考察します。
ネットをみていくと、セレブというか富裕層の定義がいろいろありますが、これと言った決まりはなさそうです。
人によって変わるみたいです。
野村総合研究所が「日本の富裕層・超富裕層」についてまとめた資料があります。
これによりますと、「日本の富裕層・超富裕層」の数は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計しています。
純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、および同5億円以上の「超富裕層」ととして統計を取っています。
この位になると、日本のセレブと読んで全く問題ないですね。
ただ、セレブと呼ぶには上記にも合った通り、「有名人、名士」でなくてはなりません!
即ち、名前が業界内に通っていなければならないのです。
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セレブを使った言葉

セレブの付いた言葉が拡大しています。
そんな言葉を取出してみました。
セレブな言葉 | 意味 |
---|---|
エセレブ | 偽セレブのこと、「なんちゃってセレブ」ともいう |
海外セレブ | マスコミや大衆に広く知られている海外の有名人や名士 |
セレブ犬 | 有名人が飼う犬 |
セレブ買い | 金に糸目を付けずに買い物をする行為 |
セレブカジュアル | 海外のモデルさんや女優さんなど、セレブのファッションの影響を受けたカジュアルファッションをいう。セレ・カジとも |
セレブ御用達 | 主に有名な芸能人が愛用している物や利用している店舗や通販・病院のこと |
セレブ婚 | 玉の輿のこと |
セレブ妻 | お金持ち男性の妻 |
セレブな○○ | 豪華な・高級な・奢侈な・ランクの高いイメージを表す際の言葉 |
プチセレブ | ちょっと豪華、贅沢なこと |
セレブ犬からは果てしなく広がりますな。セレブネコ、セレブウサギ、セレブカメレオン、セレブ蛇……。
セレブ買いからは、中国人のやっていた「爆買い」を思い出します。
セレブ婚があると逆セレブ婚(逆玉の輿)もある訳ですな。
こんな感じで使っていると、何から何まで「セレブ」を付けることができますな。言葉のお遊びで面白いですけど。
最後に
「セレブ」とは単に高収入な人を指すだけでなく、華やかなライフスタイルや高い消費力、そして社会的な影響力を持つ人々を指します。
実際のcelebrityの示す意味と、日本でいうセレブには乖離があることが分かりました。
セレブ=富裕層という観点では、野村総合研究所の出した金融資産での金額が一つの目安とされますが、もう一つ、業界内で名前は通った有名人であることが条件です。
また、私たちがイメージするような豪華な生活の裏には、見えない努力やストレス、メディアからのプレッシャーなど、セレブならではの現実も存在しています。
※気づけば、「言葉の意味」の記事も増えてきています
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