急な電源断からデスクトップパソコンとラズパイを守る!無停電電源装置刷新

2018年3月12日

現在、60爺の書斎では、デスクトップパソコンの他に3台の Raspberry Pi が 365日 24時間常時稼働しています。

Raspberry Pi 3台のうち、1台はブログを提供している Webサーバです。

もう1台はニュース及び天気予報の喋りと共に Webサーバのバックアップを担っています。残る1台は、時間とニュース及び天気予報を電光掲示板に表示するものです。

デスクトップパソコンは朝から晩まで稼働させています。ブログの記事執筆、予約投稿を中心に使用しています。

これらの機器を、急な電源断から守る方法を考えなければなりません。

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電源断による影響

現代の日本ではめったにありませんが、突然の停電(急な電源断)が起きますと、上述したように 60爺の家では、ちょっと影響が大きいです。

我が家では昨年ブレーカーを変えたのですが、このブレーカー、電気を使い過ぎると自動的に電気の供給を止めるので瞬電(電源断)が何度か発生しています。

上記で述べた2台のサーバは Raspberry Pi ですので、停電(電源断)が発生するとサービスが停止してしまい、同時にバックアップのマウントが外れてしまいます。

最悪の場合、ラズパイの microSD カードが損傷して、ラズパイ自体が動かなくなる可能性があります。

デスクトップパソコンについては、例えば、windows10 のアップデート中に停電(電源断)が起きると windows10が動かない事態に陥る心配もあります。

UPSの採用

過去導入のUPS

実は、数年前に無停電電源装置(UPS)を導入していたんです。このUPS、古くなったせいか電源断が発生すると数秒後に落ちてしまいます。これでは、UPSを導入している意味がありません。

そもそもUPSは、非常事態の際、しばらく電源を供給して、短時間の電源断に備えるものです。もし、電源断が長くなるようなら、その間にPCを停止できれば良いわけです。

無停電電源装置(むていでんでんげんそうち)とは、停電などによって電力が断たれた場合にも電力を供給し続ける電源装置である。日本では一般に、商用交流電源に接続して使用する、交流入力・交流出力のものをUPS(Uninterruptible Power Supply) と呼ぶことが多いが、本来は入出力の種類に関係なく、入力断に対して出力が断(off)にならない電源装置の全てを示す。

ついでに、UPSへの電源接続を調べてみたら、何ということでしょう!デスクトップパソコンしかUPSにつながっていないではありませんか!

以前、電源タップを新しくした際に、そのタップを普通のコンセントへ接続していることが分かったのです。UPSが正常でも、これでは電源断の際の備えが全くできていなかったことになります。


新UPS導入

そこで、新しいUPSを購入すると同時に電源の設定も見直します。

上記にもありますように、デスクトップパソコン、ラズパイ2台(Webサーバ及びバックアップ機)を新UPSに接続します。

それから、ホームゲートウェイF660Aとハブ及び外付けハードディスクですね。とりあえず、身の回りのIT関連の電源は、新UPSのお世話になるようにしました。

新UPS:APC ES 425(BE425M-JP)は、バッテリーバックアップ+サージ保護:4個、サージ保護のみ:2個のコンセントがついています。

UPSとしての能力は次のようなもの です。

APC ES 425は、出力容量(425VA/255W)のご家庭やスモールビジネスに最適な無停電電源装置(UPS)です。

  • インターネットモデム+ルーター      (10W)  2.3時間
  • エントリーレベルパソコン         (40W)   48分間
  • ノートパソコン+ネットワーク機器     (80W)   20分間
  • ミッドレンジパソコン+20インチLCDモニター +ノートパソコン+ネットワーク機器   (180W)   6分間

ご覧のように、PCのディスプレイの裏側に、タワー電源を左側、UPSを右側にセットしました。タワー電源のコンセントをUPSへ差し込んでいます。

電源断対策完

このUPSの導入で、万が一停電があっても電源は数分間は持ちますので、その間にラズパイ及びデスクトップパソコンを安全に止めることが出来ます。

試しにUPSのタップをコンセントから抜いてみましたが、PC及びラズパイ等は全く問題なく稼動していることが確認できました。

これでサーバ及びデスクトップパソコンの電源断に関しては、対策は完了です!

さて、電光掲示板につながるラズベリーパイは、今回お役御免となったUPS同型機につないでおり、UPSはやはり寿命が来ていました。

どこかで、同型の UPS を購入してつないでおく必要を感じました。

最後に

ラズパイでサーバ運営を行っている関係で、一番怖いのが急な電源断によるサーバの停止、さらには、ラズパイのOSが入っているSDカードの破損です。

合わせて、デスクトップパソコンもwindows UPDATEの最中に電源断でwindows自身が壊れる可能性があります。

それら両者を守るために、UPS(無停電電源装置)の刷新を図りました。

電源断が起きても、UPSがしばらくの間は電源を供給してくれるので、その間に対応が出来る訳です。

■思えば「ブログ運営」の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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Posted by 60爺