懐かしい麩菓子「ふーちゃん ふ菓子」!そのルーツは江戸時代?
麩菓子とは、麩を主材料とした日本のお菓子です。60爺が子供の頃(50数年前ですね!)、駄菓子屋で個別に売られていたのを、ぼんやりと記憶しています。
駄菓子屋がなくなってからは、ついぞ食したことはありませんでしたが、最近、スーパーで見かけたので購入してみました。
詳細は、記事に譲りますが、この麩菓子について興味がわきまして、由来などを含めて記事にしてみました。
60爺と同じ年代の方は懐かしいと思います。是非、記事をご覧ください。
麩菓子とは
皆さん、麩菓子って知っていますか?今は、スーパーに行くと出会えるかもしれません。
60爺の近くのスーパーでは、こんな麩菓子が販売されています。
敷島産業 はちみつ入ふーちゃん 10本入りです。表書きは「しきしま」とひらがなになっていますね。「蜂蜜」もひらがなで、「麩菓子」ではなく「ふ菓子」になっています。
麩菓子とは次のようなものです。
麩を主材料とした日本の菓子。
この麩菓子、かつて、昭和時代に「駄菓子屋で人気を博したモノ」がよく知られていますが、麩を用いた菓子は江戸時代から既に存在していたようです。
「ふーちゃん ふ菓子」を製造している敷島産業株式会社の情報です。
場所:岐阜県本巣市
事業内容:焼麸・ふ菓子・生麸の製造販売
このページを見に行くと、お麩の情報が満載です。
その中でも、上記のようなお麩レシピが楽しいです。
麩菓子の歴史
麩菓子のルーツを見ていくと、どうやら江戸時代にまで遡るようです。
江戸時代の麩菓子は、麩を薄い醤油で煮しめて短冊型に切り、ケシをふりかけて日に干し、皮をとったアンズ、ショウガ、陳皮などを刻んで醤油に浸したものを混ぜ、よく乾かしたものでありました。
そのため、茶菓子や酒の肴にもなったようです。
60爺が子供のころにたくさんあった昭和の駄菓子店には、上記の「ふーちゃん」よりも短い麩菓子が売られていたように記憶しています。
ふーちゃんの麩菓子は33cmですから、ほとんど同じ長さですなあ。
60爺御用達の麩菓子
60爺は上記の「ふーちゃん」が大好きです。
昔ながらのやさしい味がします。健康にも良いと思います。これなら、たくさん食べても太らないと思います。実際、食べ始めると、4、5本はペロリと平らげてしまいます。
説明書きを読むと、こう書いてあります。
「小麦のたんぱく質を焼き上げたやきふに、大地の恵をあびたさとうきびからつくられた(ここ漢字じゃないんです)お砂糖をからめたお菓子です。風味豊かなはちみつを加えてあるのでいっそうまろやか!」
内容量を見てみると以下の通りです。4,5本食べて 280kcal です。内容量798gと出ています。
- カロリー:栄養表示(10本あたり) エネルギー563kcal
- 原材料:加工黒糖、小麦粉、小麦たんぱく、はちみつ、米あめ、カラメル色素
- 商品サイズ(高さx奥行x幅):330mmx210mmx240mm
説明にもありますが、消化が良いので、お子様からお年寄りまで、どなたにも安心して召し上がれるそうです。
大きさは、下の写真を見てください。そこそこ長いですよ。
10本入りで高さ33cmになるので、持って帰るのに「かさばる」のが難点ですね。60爺は近くのスーパーでは見かけますが、その他の店では、あまり見かけけません。
amazonなどで販売していますね。10袋纏め売りなどもしているようです。皆さんも、見かけたら、即、購入して、食してみてください。
他にも、長さの短い「ふーちゃん」もあるようです。こちらは、内容量699gで、先程紹介したものよりも小さいんですね。
- カロリー:栄養表示1袋(135g)あたり エネルギー512kcal
- 原材料:加工黒糖、小麦粉、小麦たんぱく、はちみつ、米あめ、カラメル色素
- 商品サイズ(高さx奥行x幅):350mmx240mmx260mm
長い奴に比べると、エネルギーが微妙に小さいのがわかります。
最後に
麩菓子について歴史も含め解説しました。
現代の麩菓子も、軽くてたくさん食べられ素朴な味わいがします。
上述しましたが、見かけたら、是非、購入して食してください。とても懐かしい味がすると思います。
その他、菓子に関する記事があります。是非、お立ち寄りください。
参考記事
※気づけば「食べ物」の記事も増えてきました
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