Google aiy vision kit 組立・OSインストールでデモ開始直前までを追いかける
Google aiy vision kit とは、米Google社が作った、ラズパイでAIカメラが作れる工作キットです。
以前、AIスピーカを組み立てましたが(実行直前でストップしたまま)、その第二弾です。
こういうものが大好きな60爺は、少し悩んだものの手に入れました。
amazonで購入できます。お値段が、バカ高いものがあるので、ご注意を!
で、早々に届きました。組立方法は、公式サイトに出ていますので、さっそく組み立てを開始します。
パーツ
vision kit に含まれるものは下記のものです。
他に、外箱と、ラズパイを納める内箱がついています。
内部パーツの組み立て
さて、60爺の悪い癖で、2日ばかりほおっておいたのですが、今回は、割と早い段階で組み立てに入りました。
カメラ端子の設定
ラズパイカメラの設定から始めます。
カメラ基盤にある端子の黒いロックを引っ張り出します。
フレキシブルケーブルと、カメラ基盤の位置取りはこんな感じです。
フレキシブルケーブルを端子面に差し込みます。
両端を押し込むようにしてロックをかけましょう。
内部フレームに圧電ブザー、カメラ基盤セット
内部フレームの中央の両面テープをはがします。
テープをはがした面を折り込みます。
段ボールを裏返し、両面テープのはみ出した部分に圧電ブザーを貼ります。
ブザーの上の四角い穴にカメラのレンズが来るようはめ込みます。
内部フレーム組立
段ボールを裏返して、カメラを挟むように上を部分を手前に折ります。
両脇(赤枠)を立ち上げ、細い部分(黄色枠)を差し込んで固定します。
下の部分を折って、上の出っ張った箇所を下の部分に切ってある溝に差し込みます。
フレキシブルケーブルを3つある縦溝の奥に通します。
フレキシブルケーブルを2番目の溝、1番目の溝に通していきます。
ラズパイと拡張ボード組立
ラズパイと拡張ボード接続
ラズパイZero WHを用意します。
ケーブルのロック部分です。緩めておきます。
ちいさなフレキシブルケーブルをラズパイZeroに取り付けます。位置関係はこうです。
カメラ基盤と同様にフレキシブルケーブルを押し込みます。ロックして外れないようにします。
専用拡張ボードとラズパイをフレキシブルケーブルで接続しましょう。位置関係はこうですね。
専用拡張ボードの端子をロックします。黒い部分を倒せばロック完了です。
ラズパイに拡張ボードをかぶせる
ラズパイに支柱ピンを立てます。立てる箇所はここです。
専用拡張ボードをラズパイにかぶせます。支柱ピンを指します。
GPIO端子もしっかりと押し込みましょう。
先ほど組み立てた内部フレームのカメラのフレキシブルケーブルを専用拡張ボードに接続します。
内部フレームにラズパイをセット
内部フレームの下の溝に、専用拡張ボードをかぶせたラズパイを差し込みます。
下から見ると、支柱ピンは段ボールの外に出ます。
スイッチ用のケーブルをつなぎます。
カメラのレンズ保護フィルムをはがしましょう。
注意してやってね。
外箱組立
底面の組立
外箱のAの両面テープをはがします。
底の段ボールを折りたたんで、両面テープに圧着します。
底の切れ込みに三脚固定用のナットを差し込みます。
上面の組立
今度は上側を手前に折り、両面テープをはがします。
横の面を内側に畳み込み、両面テープに圧着しましょう。
これで、外箱が完成です。
内部フレーム格納
出来上がった外箱に内部フレームを入れます。正面から見ると、カメラのレンズとブザーがきちんと収まっています。
内部フレームの突出しを外箱の溝に合わせましょう。すんなり納まるはずです。
ケーブル配線と仕上げ
LEDのセット
LED固定具をカメラレンズの上部にある穴に外側から差し込みます。
LEDを箱の内側から固定具に取り付けます。内部フレームを取り出して作業した方がいいと思います。
プッシュスイッチセット
圧電ブザー、専用拡張ボード及びLEDのケーブルをプッシュボタン用ナットに通します。六角形側から丸型の方向に通します。
外箱の上の穴から各ケーブルを出します。各ケーブルをプッシュスイッチにつなぎます。ブザー(オレンジ)とLED(黄色)は同じコネクタなので、説即を間違えないようにします。
プッシュスイッチを外箱の上の穴に差し込み、プッシュボタン用ナットで固定します。ぐるぐる回して止めましょう。
これで完成です。
ご覧のような形です。
microSDカード設定と認識デモ開始
付属のMicroSDカードに専用OSが書き込まれていますが、どうやら古いバージョンでは、ソフトが動かない場合があるとのことで、OSをインストールし直します。
60爺は、2018-08-03版があったので、これを書き込みました。ここからダウンロードできます。
書き込みは、Etcher を使用しました。
電源を入れるだけで、pi カメラで遊べます。その内容は、次の記事をご覧ください。
最後に
ラズパイでAIカメラが作れる工作キットGoogle aiy vision kitを悩んだ末、手に入れました。
これを組み立て、色々遊んでみたいと思います。
今回は、このキットを組み立てる様を記事にしました。
次の記事で顔認証のデモを開始します。
■思えば「aiy vision kitで遊ぶ!」の記事も増えてきました。
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