Vision kitでデモ開始!顔検出と笑顔検出から写真撮影までを試す

2019年1月7日

さて、前回の記事で vision kit の組み立てを行いましたが、いよいよ動かしてみましょう。

公式サイトに紹介されているデモプログラムに従います。

Vision kit公式サイトの画像

さて、公式サイトに行き、順に進むと、ここにたどり着きます。

Vision kit公式サイトの画像2

そして、少し下に下がった「Try it out」の「Use the Joy Detector」に従って、Joy Detector のデモを開始しましょう。

Use the Joy Detectorの画像

この部分ですね。

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電源投入

まずは、vision kit に電源をつなぎましょう。

vision kit に電源を繋いだ画像

すると、RaspberryPi Zero WH が立ち上がります。

立ち上がるまで少々時間がかかるように、60爺は感じました。

SDカードのラベルが付いた段ボールの穴を確認すると。

ラズベリーパイボードに緑のLEDライトが点滅しているのが見えます。

緑のLEDライトが点滅している画像

外箱に取り付けたLEDが光ると準備OKとなるみたいです。

準備OKの画像

顔検出を実施

電源を立ち上げただけで、Joy Detector が立ち上がるようです。

Joy Detector が立ち上げの画像

Joy Detector を試すために、vision kit を誰かの顔に向けてみましょうと書いてあります。カメラが顔を検出すると、ボタンが点灯するようです。

その誰かに笑ったり、眉を顰めたりするよう頼んでみてくださいとも言ってます。

そこで、vision kit 60爺の顔に向けてみました。普通の顔をしているとボタンが青く光りました。

vision kitを顔に向けた画像

笑って見せると、ボタンが黄色くなります。

ボタンが黄色くなった画像

Joy Detector は、機会学習により、笑顔でボタンが黄色に変わり、眉を顰めたりすると青く光ると書いてあります。

それから、表現が本当に大きければ、サウンドが再生されますとも記載されていますね。

フムフム、ほぼ正常に動いていると思われます。

注意事項が出ています。
・顔から少なくとも腕の長さを離してカメラを持つこと
・被写体が近すぎないこと
・被写体が正面から明るく照らされていること


笑顔の検出実施

60爺は、現在、顔出しNGですので、笑顔を free 画像から探し出して、Joy Detector の笑顔検出を確かめてみます。

試すのは、次の五つです。

  • ひとり
  • 三人
  • 複数人
  • シーとやってる人
  • 犬の笑顔

それでは、順に、Joy Detector の笑顔検出結果をご紹介します。

ひとり

まずは、この写真です。女性が笑っている写真ですね。

女性が笑っている写真の画像

いい笑顔をしてますので、LEDが黄色くなり、ブザーが鳴りました。

結果の画像1

3人

次に、3人の笑顔です。家族でしょうか?両親とその子供のようですね。皆、笑顔です。

両親とその子供の写真の画像

こちらも、いい笑顔をしてますので、LEDが黄色くなり、ブザーが鳴りました。

結果の画像2

複数人

こちらはどうでしょうか?外人さんが5人登場です。そして、皆、笑っています。

外人5人の画像

この写真も破顔とはいかないまでも、皆微笑んでますので、LEDが黄色くなりブザーが鳴りました。

結果の画像3

シーとやってる人

さて、それでは、次の写真はどうでしょうか。子供が指を立て、「シー」とやっているシーンですね。

シーをしている少女の画像

やはりというか、微笑んでいないので、LEDが青くなりましたね。

Vision kit は笑顔をきちんと把握しているようです。

結果の画像4

犬の笑顔

では、これはどうでしょうか?犬の笑顔?です。犬が笑っているように見えます。

犬の笑顔の画像

こちらは、Vision kit は反応しませんでした。LEDが点灯しません。

人間ではないと判断したのでしょうか?もし、そうだとすると素晴らしい判断力ですね。

結果の画像5

LEDが反応しませんね。

写真撮影と笑顔の点数?

写真撮影もできるようです。

公式サイトの説明では、ボタンが点灯しているときにボタンを押すことで、笑顔に点数を付けた写真が撮れるとしています。

撮った写真は、ホームディレクトリ配下の、Pictures ディレクトリに出力されます。

撮れた写真を見てみましょう。

そのためには、ラズパイの画面をディスプレイに表示する必要があります。

zero WH は、miniDHMI と USB microB 端子が付いているので、DHMI、USB を変換するケーブルが必要になります。

HDMIケーブルをつないだ画像

これらを、それぞれの端子に取り付けて画面を表示します。

これを見てみたんですが、ご覧のように、写真から外れた個所に四角い枠が出ています。

しかし、どこにもスコアらしきものが表示されていないようです。

こちらの写真では枠も出ませんでした。

四角い枠が出なかった画像

ちょっと残念ですが、他にもデモがたくさんありますので、ひとまず、先に進みます。

最後に

Vision kitでデモ開始ということで、組み立てたAiy Vision kitを用いてデモを試しましょう。

公式サイトに従って実行していきます。

今回は、顔検出と笑顔検出から写真撮影までを試します。

それぞれの検出とも、見事な結果を示しました。

■思えば「aiy vision kitで遊ぶ!」の記事も増えてきました。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら