おせち料理 我が家の具材とそれらの意味、詰め方について語る
御節料理(おせちりょうり)は、節会や節句に作られる料理。節日のうち最も重要なのが正月であることから、正月料理(しょうがつりょうり)を指すようになった。単におせちともいう。
以前は、節句に作られる料理全般をお節料理と言っていたんですね。現在は、正月に出される料理を指すことになったということです。
60爺が聞いた話では、正月は女性たちを料理から解放するための保存食として、正月前に仕込んだものと聞いています。
我が家の具材
60爺の家の「おせち料理」の具材について書きます。そうはいっても、「おせちの具材」というからには、多分、他のお家と大きく変わらないと思っています。
まずは、ずらずらと書き並べていってみましょう。現在は、大体、市販品で賄っています。おおみそかに、お煮しめを炊いた後、お重に詰めていきます(鯛は別ですよ!)。
田作り(ごまめ)、 黒豆、 数の子、 伊達巻、 錦糸卵、
紅白なます、 栗きんとん、 紅白かまぼこ、 煮しめ、 昆布巻き
鯛
おせちの具材の意味
皆様、既にご存知だと思いますが、おせちの具材には、それぞれ意味があります。単なる語呂合わせみたいなものもありますが、それらの意味を噛みしめながら食していくのも乙だと思います。
煮しめ以外の具材の意味
■田作り(ごまめ)
片口イワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ、五穀豊穣を願う
■黒豆
まめに働き、まめに暮らせることを願う
■数の子
卵の数が多いことから子孫繁栄を願う
■伊達巻
巻物の形は書物に似た形から学問や文化を意味する。学問や習い事の成就を願う
■錦糸玉子
ニ色でつくった料理の二色(ニシキ)との語呂合わせ
■紅白なます
お祝の水引きをかたどったもので、平安、平和を願う縁起物
■栗きんとん
今年も豊かでありますようにという願いをこめて
■紅白かまぼこ
「日の出」に似ているため、初日の出を意味する縁起の良い食物
■昆布巻き
「よろこぶ」という語呂合わせ
■鯛
「メデタイ」に通じるから
煮しめの具材の意味
■里芋
子宝に恵まれますようにと願って
■レンコン
複数の穴が空いていることから「将来の見通しが良い」との願い
■ごぼう
家族が土地に根付いて安泰に暮らせますように
■こんにゃく
己の心を引き締め、自分自身を厳しく律し、戦いに備える心を養う
■ニンジン
さいごに「ン」で、運の付く縁起の良い食べ物
■しいたけ
六角形に切って亀の甲羅に見立て、長寿の縁起物
おせちの詰め方
4の重まであります。
それぞれの重箱を見ていきましょう!
一の重
いわゆる練り物ですね。紅白かまぼこ、 錦糸玉子 、伊達巻です。
二の重
栗きんとん、黒豆、昆布巻き、田作り、おたふく豆が入っているのがわかります。
三の重
四の重とともに、お煮しめが入ります。「寿」の入った高野豆腐、こんにゃく、ニンジン、シイタケ、タケノコです。さやえんどうが彩を添えています。
四の重
レンコン、ゴボウ、サトイモ、三の重にも登場したニンジン、さやえんどうもいます。
お節をいただく
さあ、お正月のお節の数々です。鯛がたくさん並ぶと豪華です!さあ、目で楽しんでください!
次は祝い酒!金箔入りです。
お雑煮と鯛です!おいしいよ。雑煮は、関西風のみそ味です。餅は、角餅です!鯛は、家族一人一人に一匹ふるまいます!
いかがでしょうか?おせちは正月に欠かせないものです。皆様のおうちでは、どんな、おせちで正月を祝っていますか?
合わせて、次の記事にも目を通してください。
冬とは?その期間はいつなのか?冬の風物詩と冬を含む故事・ことわざなど
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません