季節は春!春の期間や花、行事、まつわる言葉について調べてみた!

2019年3月18日

春について考察してみました。

Wikiの頭には、どうしようもない説明をしています。

春(はる)は、四季の1つ。冬の次、夏の前である。

あったり前のことがかいてありますね。全くその通りですが、でも、これで終わってしまうと全然面白くないですね。

三省堂の大辞林を見てみると、春の項にいくつかの説明があります。

  • 四季の一。冬と夏の間の季節。 「冬が過ぎて-が来る」
  • 正月。新春。 「初-」
  • 勢いの盛んな時期。 「わが世の-を謳歌する」
  • 青春期。思春期。性的な感情を抱き始める年ごろ。 「 -にめざめる」
  • 色情。春情。 「 -をひさぐ」

始めの説明は wiki と同じです。そのほかに4つの説明が出ています。ちょっとHな意味もあるんですね。

歳時記カレンダーでは、以下のような詳しい説明が載っています。

「はる」は万物が「発(は)る」、草木の芽が「張る」、田畑を「墾(は)る」などの意からといわれる。「春」の字は形声文字で、冬のあいだ閉じ込められた草木も、「日」を受けた大地の陽気が満ちて芽を出すという意味。

春の色は青(いまでいう緑色)とされる。

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春の期間は

次に、春と呼ばれる期間について考えてみました。それぞれ、微妙に食い違いがあります。

日本の年度での四半期ごとの区分

4月・5月・6月を春と定義しています。そして、この期間を英語では spring quarter といいます。

気象学

3月・4月・5月です。気象庁の予報用語では、春については、分野:季節を表わす用語、意味:3月から5月までの期間と書いてあります。

天文学

春分から夏至の前日までをいいます。ここでの「春分」「夏至」は、太陽黄経が0°、90°になった瞬間をいいますので、「春分の日」「夏至の日」ではありません。

二十四節気

二十四節気の節切りでは、立春から立夏の前日までをいいます。

旧暦

旧暦による月切りでは1月・2月・3月をいいます。


春の花

日本では梅・桜・桃が春の花の代表ですね。

そして、梅、桃、桜は、本州南部では順に2月、3月、4月に咲きますが、東北地方ではほぼ同時に咲くそうです。これらが一斉に咲くと華やかでしょうね。

うーん、60爺は、いつか東北地方の花を見に行くぞと思いました。

園芸植物では球根系のチューリップ・ヒヤシンス・アネモネなども春の花の代表と認識されています。

その他にも、ジンチョウゲ(沈丁花)があります。2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語とされていますね。60爺の家の庭にも、そこそこ大きいのがありますよ。

沈丁花は、花の匂いがかなり強いです。それもそのはず、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ)のような花をつける木という意味で名づけられたからです。

春の行事

春は、別れと出会いの季節でもあります。日本では、3月卒業、4月入学、入社が一般的ですので、これに合わせて、花見などが組み合わされることもあるようです。

ざっと並んでいますが、個別に調べてもいいものがありますね。

  • 花見
  • 雛祭り(桃の節句)
  • ホワイトデー
  • 卒園式・卒業式(3月)
  • 入園式・入学式・入社式(4月)
  • 灌仏会(かんぶつえ)=花祭りとも 釈迦の生誕を祝う祭
  • 端午の節句、こどもの日(5月)
  • イースター(復活祭) キリストが三日目に復活したことを記念
  • ゴールデンウィーク
  • 母の日
  • 父の日(6月)

60爺は、幼稚園が協会付属のため、イースター・エッグを作った覚えがあります。当時は、何のために、ゆで卵に絵を描くのかわかっていませんでした。

春の言葉

春が出てくる言葉はたくさんありますが、60爺の知っている言葉の意味を調べてみました。

春は曙(はるはあけぼの)

春は何と言っても明け方の情景が趣があって良い、といった趣旨のくだりで、古典随筆作品「枕草子」にしたためられている一文です(実用日本語表現辞典)

昔、相撲の曙が、この言葉を口にしているのを思い出しました。

春爛漫(はるらんまん)

「爛漫」とは花が咲き乱れる様子、あるいは明るく、光あふれんばかりに輝くさまです。この言葉は、春の花が咲き、光に満ち満ちた様子を表す表現として用いられます(同上)。

春が、満ち満ちて、何ともいえない気分になりませんか?

春一番

立春を過ぎて最初に吹く、昇温を伴った強い南風のことです。(三省堂 大辞林)

キャンディーズの最後の歌を思い出しますね。スーちゃんが好みでしたが、最初に亡くなったのはショックでした。

春うらら

春のうららかな様子。明るく朗らかで、のどかなさま(実用日本語表現辞典)。

春告鳥

ウグイスの異名(三省堂 大辞林)と一言しか書いていません。

ウグイスの声を聞くと、「あー、春が来たんだな」と思いませんか?しかし、60爺のところのウグイスは初夏のころまで鳴いていますね。

朧月(おぼろづき)

春の夜のほのかにかすんだ月(同上)。 この月も春の季語になっています。

60爺は、名曲「朧月夜」を口ずさみます。「菜の花畑に入日薄れ」で入っていき、「春風そよふく、空を見れば、夕月かかりて、にほひ淡し。」で終わる部分が好きですね。

春の海終日のたりのたり哉(はるのうみ ひねもすのたりのたりかな)

与謝野蕪村の俳句です。春の海が、うららかな春の日の下で一日中ゆったりと寄せては返し、寄せては返しする様子を詠んだものですね(Yahoo知恵袋)。

どうでしたか、春に関わる言葉はほかにもたくさんあると思いますが、60爺がぱっと考えて出てくるものを集めてみました。

思いつくことがあればコメントをください。

それぞれの季節についても纏めてみました。是非、お立ち寄りください。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

歳時記

Posted by 60爺