蛇口の水漏れの修理を行う。蛇口のパッキンの交換実施手順と必要な工具
トイレの洗面台の蛇口から水がポタポタと漏れるようになっているのに気づいたのは、2ヶ月ほど前でしょうか?
それでも、水栓を強く締めると止まるので放置していたら、強く締めてもちょっとずつ漏れるようになってきました。
水漏れは、下の水栓のうち、左側の赤い方のハンドルです。
嫁さんから、「パッキン交換が必要だね」と言われましたので、このページを参考にして、交換用のパッキン他の購入を考えました。
上記のページには、ホームセンターで購入できるとありますが、とりあえず、上記ページにあるパッキン他(以下参照)をネット(amazon)で購入しました。
左:水栓ケレップ
中:水栓スピンドル
右:ハンドル内パッキン
これで準備完了です。
パッキン交換実施手順
そうこうしているうちに、水漏れが、いよいよ止まらなくなってきました。
もう、水栓を強く締めても水漏れはとまりません。限界に来たようです。
そこで、令和になった年の5月の10連休にパッキン交換を行いました。
元栓停止
何はともあれ、水道の元栓を閉めることが大前提です。これをしないと、大変なことになります。
水道の元栓は、この中にあります。
開けると、こんな感じになっています。
黄色のレバーを右側に回すと水が止まるようです。
水が止まったことを確認して、さあ、パッキン交換開始です。
水栓分解
始めに、蛇口の頭にある丸いカバーを外します。マイナスドライバを使用して引っ掛けることで、簡単に外すことができます。
次に、プラスドライバで、蛇口のハンドルを止めているネジを外します。これも問題なく外せます。
カバーナットはかなり汚れています。雑巾と、サンドペーパーで磨くと、えらくきれいになりました。
これは、プライヤーを使用して外しましょう。うまく、引っかければ、それほど力を入れなくても簡単に外せます。
スピンドルを外します。下の写真の方向に回します。
ちょっと堅かったので、ペンチを使用しました。
水栓ケレップ取り出し
ずっと、パッキン交換と言ってきましたが、正式には「水栓ケレップ交換」ですね。水栓ケレップを取り出します。
上記のように、ピンセットで取り出した先には、ナットが見えますね。これが、以下の失敗談につながる重要な問題点だったんです。
取り出した水栓ケレップと、新品を比べてみます。
左が取り出した水栓ケレップです。右の新品と比べ、かなり汚れています。
組み立て
後は、今まで行っていたことを逆に行っていくだけで「水栓ケレップ交換」は完了です。
ところが・・・・・!
水が止まらない!
問題発生!
お約束というか何と言うか・・!?元栓を開くと、・・水が止まらないんです。
嫁さんと二人で、頭が真っ白です。プロを呼ぶしかないかというところまで追い詰められました。しかし、今は連休真っ最中。来てくれないかも・・。
水が使えない悲惨な状況か・・・・!
原因判明・解決
いろいろ悩んだんですが原因がわかりました。
水栓ケレップを水栓スピンドルに逆に差し込んでいたのです。
水が止まらない場合、左記のようにセットしていました。
正しくは、左記のように水栓ケレップの長い部分を水栓スピンドルに押し込まねばならなかったのです。
上記のようにすることで、きちんと水を止めることができました。嫁さん共々、非常にホッとしました。
最悪の事態を逃れることができました。本当に良かったです。
これというのも、上述した水栓スピンドルを取り出す際、水栓スピンドルが引っ繰り返っていたのが原因です。写真を再掲します。
水栓ケレップ交換時には、上下を間違えないよう注意してくださいね!
■思えば「家の補修」の記事も増えてきました
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