腕時計のベルト調整を自分でやってみた!工具を使えば簡単にできるよ
60爺が使用している腕時計は「CASIO LINEAGE LIW-100TDJ」です。
この腕時計は「ソーラー充電」+「ラジオコントロール」即ち電波時計です。ですから、メンテナンスフリー(電池交換や時間調整などは不要)で非常に快適です。
この時計を購入してから大分時が経っていますが一つだけ不満があります。
金属バンドがちょっと緩いんです。
そこで、今回、工具を用意して、腕時計のベルト調整を自分でやってみることに挑戦してみました。始めは戸惑いましたが、勝手が分かれば簡単にできます。
手順を示して説明しましたので、必要のある方は是非チャレンジを!
ベルト調節前の状態
冒頭で言った「CASIO LINEAGE LIW-100TDJ」、一昔前に購入したものですので、カシオのHP(LINEAGE)に行っても、この型番は出て来ない(後継機は、LIW-120DEJ かな?)ですね^^;
調節前のバンドの状態を見てください。
最近、頑張ってダイエットしたか関係もあって、腕時計の間にこんな感じで空間があります。
ですから下記の写真のように、ぐるっと一回転して時計の表示面が引っ繰り返ってしまいます。
これは困ります!
腕時計のベルト調整を自分でやってみる
そこで、ベルトの部品をいくつか外して丁度良い長さに調節しましょう。
まず、「時計のバンド調節方法」を参照したところ、ベルトの種類で調整方法に違いがあることがわかりました。
どうやら、60爺の「CASIO LINEAGE LIW-100TDJ」は、ピン式バンドのワリピンタイプと思われます。次の写真の矢印のある部分が外せるようです。
バンドを外すためには専用の工具が必須です。
そこで、早々購入しました。何と、204円と非常にお安い買い物でした!
工具を見ていくと、ベルトの調節だけでなく、いろいろなものがありますが、まずは、お安いもので挑戦してみればいいでしょう。
ベルト調節の手順
さて、それではベルト調節を開始します。
説明書がついていないので、やり方を模索していくしかありません。
方向は、金属ベルトに矢印が付いているので、その方向めがけてやればいいはずです。
手順は次の通りです。
腕時計のベルトを工具にセット
まずは、工具のスペースに腕時計のベルトを置いて固定します。
工具のハンドル(黄色枠)を反時計回りに回してベルトスペースを作ります 。
(上記の写真の赤枠)工具のピンと腕時計のピンの穴を合わせて固定します。
腕時計のベルトにある矢印とピン(下記写真黄色丸)の位置は微妙にずれています(注意!)のでよく見て実施しましょう。
工具のピン(下記写真赤丸)と腕時計の穴が合っていない状態でハンドルを回すと工具のピンが折れてしまいます!
私は工具のピンを1本折っちゃいました(泣)。
時計のピンを押し出す
工具のピンと腕時計の穴を合わせたら、工具のハンドルを回して腕時計のピンを押しだします。
工具のハンドルを時計回りに回します。
ベルト調節
このようにピンが押し出されました。うまく合わせると、意外なほど簡単にピンの押し出しができます。
同様のやり方で、ピンを2本押し出しました。
ピンを抜き出して、ベルトの一部を外すことが出来ました。ピンの抜出にはラジオペンチを使用しました。
ベルト取付け
今度は取り付けです。ピンを穴にさして合わせます。
ピンを押し込みます。
ピンの頭がちょこっと出ていますね。
最後はラジオペンチでぎゅっと押し込みましょう。
これで終了です。思いのほか簡単でした!
ベルト調節後の状態
それでは、最後に、ベルト調節後の状態を見ていただきます。
最初の緩さが取れました。
左の写真と真ん中の写真をみれば、緩さが改善されたことが分かります。
もう、一回転して時計の表示面が逆側に回ることはないでしょう。
個人でも驚くほど簡単にベルト調節ができますよ!
わざわざ、時計店に持っていく手間もありません。
ちょっと、お時間の空いた時にでも挑戦してみませんか。
腕時計のバンド調整の料金
バンド調整ですが、煽っておいて恐縮ですが、当然、自己責任です。
何かあった場合、修理はプロに頼むしかなくなります。
そんな危険は冒せない方や、金を払って済むなら、そちらの方が安心だと言う方のために、腕時計のバンド調整の料金がどの位か確認しました。
腕時計のバンド調整の料金ですが、当然ながら、時計やベルトの種類によって異なります。
一般的なベルト調整なら、500円~200円前後ですかね。
時計のベルト調整はそこでやってくれるかというと、ダイソーやホームセンターなども候補に挙がります。
ただ、時計を購入後の保証期間内や、レシート等を見せると無料でやってくれる店もあるので、確認してみましょう。
最後に
腕時計のベルト調整を自分でやってみた経緯を順にしましました。
最初はゆるゆるだった時計のベルトを調節して、丁度良い長さに調節できました。
工具を使えば誰でも簡単にできます。
工具も安いので、是非、挑戦してみて下さい。
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