電車のドア開閉が手動!ボタンを押して出入りする初の体験にびっくり
初めての土地を訪れると、思わぬ驚きや発見に出会うことがあります。
中でも、電車のドア開閉が「手動」だった経験は、なかなか忘れられないものになるのではないでしょうか?
普段は自動で開閉するドアに慣れていると、「自分でボタンを押してドアを開ける」という仕組みには少し戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、この手動ドアは特定の地域や鉄道会社で採用されており、実は非常に合理的な理由が隠されています。
この記事では、手動ドアの仕組みやその背景にあるメリット、初めて体験する際のポイントをわかりやすく紹介します。
ボタンを押して出入りするスタイルが生まれた背景や、乗客にとっての利便性についても触れながら、手動ドアの魅力をお伝えします。
次回、そんな電車に出会った時に、きっと自信を持ってドアを操作できるようになるはずです。
新しい旅の発見として、ぜひこの面白い仕組みを楽しんでみましょう!
ビックリ体験の経緯
先日、中央本線に乗車したのですが、首都圏では見かけない初めての体験をしました。
60爺は、所用があって中央線の藤野駅に行くことになりました。
藤野駅は、中央本線の高尾から2つ目の駅(相模湖の次の駅)です。
高尾駅のホームの後方(東京側)には天狗の像が設置してありました。

中央本線で驚いたのは、まず、列車本数の少なさです。駅に到着したのが 11:04だったんですが、次の列車が 11:39なんです。
高尾駅までは順調にたどり着いたのですが、さて、そこからが大変でした。
いきなりの35分待ちにびっくり。そこで、時刻表を見ると1時間に2本しか列車がないんですね。

地方の路線はこんなもんなんですかね?
まあ、ないものは仕方ないです。
列車が来るのを待って乗り込んだわけですが、その列車が発車した後、「ドアは自動的に開かない・・・」みたいな放送があって、「降りる方はボタンを押してドアを開けて・・・」って言われました。
ボタンを押してドアを開く
ちょっと、びっくりしてしまいまして、次の駅で降りる人がいたので、その操作を見ていました。
駅に着くと、その方は、確かにボタンを押しています。
1回押すと、ボタンが点灯したようです。
で、そこでもう一度ボタンを押すとドアが開くようです。

なるほど、1回ではダメなわけかなどと妙に納得していたのですが、実態は少々違いました!
駅に到着し、列車が停車すると、ボタンが点灯します。
そこで、「開く」ボタンを押せばドアが開くんですね。

先ほど、操作していた方は慣れていて、列車が停止する前に「早く点灯しろや!」みたいに、ボタンを押し続けていたわけであります。
2回操作なんだなて言っていたので、嫁さんに笑われちゃいました!
ちなみに、ホームから乗る時もボタンを押します。

外のボタンには、「しめる」ボタンはありません。
ドアの手動操作の理由と路線
電車のドアが何で手動なのか、その理由を確認しました。
手動操作の理由
なんで自動開閉してくれないのかと考えたんですが、「JRおでかけネット」の「ドアの手動扱いについて」に、その理由が載っていました。
車内の温度を快適に保つため、列車のドアをお客様ご自身で開け閉めできるようにしています。
なるほど、寒い地方では自動で開けちゃうと、せっかく暖房していても社内が寒くなっちゃうんですね。そのため、必要なところだけ開けられる(また閉められる)ようになっているんですね。
60爺たちは、降りるためにドアをボタンで開けましたが、中から閉めることも可能なんです。なるほど。
このページでは、221系、223系、225系のボタンを載せていますが、60爺たちの乗った列 車のボタンは、これらのものとは一致しませんでした。

60爺達の乗った列車です。
電車に詳しい方、何系かわかったらご教示くださいませ。
手動操作の路線
「電車のドアを手動で開閉する都道府県を教えてください。」という質問が、yahoo知恵袋に載って いました。
そのベストアンサーが以下です。割と、ザックリとした回答です。
青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、栃木県(宇都宮以北)、群馬県、新潟県、長野県、富山県(冬季のみ)、石川県(冬季のみ)、福井県など
やはり、東北の各県や北陸それに長野など、やはり寒い地方が多いですね。北海道が入っていませんが、どうなのでしょうか。
60爺の経験では、茨城県にもボタン式開閉の電車があった記憶があります。たしか水郡線だったと記憶しています。
その時は、60爺の降りる駅は乗換駅だったため全ドアが自動開閉したので、ボタンを押してドアを開ける経験はしませんでした。
今回が初めての体験でした。
なかなか面白かったですが、もう齢なので、寒い時期に電車のドアを手動でするようなことは避けたいですね。
藤野駅のお土産
最後におまけ情報です。
藤野駅に観光案内所がありましたので、そこで買ったお土産です。
くさもち、これが意外とうまかったです。実際は3個入りです。これ、見かけよりもうまいですよ。見かけたら、是非、お買い求めください。

作っているのは、「ふかちゃんドーナツ」となっています。

手作り移動販売のふかちゃんドーナツです。つくりたてをお届けしています。
ドーナツ、くさもち、みたらしだんご、お赤飯等、季節によってかわります。藤野では、駅前観光案内所、やまなみ温泉で販売しています。
案内を見ると、観光案内所では、土日祝・水曜には冬場はくさもち、夏場はみたらし、あんだんごを販売しているようです。
もう一つは、三姫物語という最中です。残念ながら、栗餡と大納言しかなく、柚餡は購入できませんでした。

こちらもおいしいです。
※「雑談の部屋」の次の記事です。
※「雑談の部屋」の一つ前の記事です。
最後に
電車のドア開閉が手動という仕組みは、初めて体験すると驚きますが、その背景には寒冷地での暖房効率向上やエネルギー節約といった合理的な理由が隠されています。
ボタンを押して出入りするスタイルは、利用者に少しの手間を求める一方で、環境や運行効率に貢献するシステムでもあります。
初めて手動ドアを利用する際は、操作方法を確認し、落ち着いて行動することがポイントです。
この体験を通じて、普段の鉄道利用では気づかない仕組みや工夫に目を向けるきっかけになるかもしれません。
旅先ならではの驚きを楽しみながら、新しい発見を満喫してください!
※「雑談の部屋」の記事はすごい大所帯です!
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