ジャングルバスは大迫力!富士サファリパークに行ってきた!混雑もなく快適
コロナ禍の中、嫁さんのお母さんが入院している藤野温泉病院に行く用事があったので、ついでにと言っては何ですが、山中湖に一泊し、翌日、嫁さんのたっての希望があった「富士サファリパーク」に行ってきました。
富士サファリパークは、嫁さんが若いころから「行きたい!」と言っていた場所です。
60爺の中では、東名御殿場インターで降りて、河口湖に行く途中にサファリパークへの案内があったような記憶がありました。
しかし、今回調べてみると、アクセスとしては東名裾野インターから行った方が良いようです。
今回は、山中湖からですから、道路もすいているため一般道を使用するルートを選択しました。正確に見ていませんが50分程度のドライブでした。
富士サファリパーク
入園料金は、下記(富士サファリパーク公式HP抜粋)に示しますように、おとな(高校生以上)一名2,700円です。決して安いとは言えない料金です。
本日は、天気も良く、午前中は富士山も顔を出してくれました。
実際、ググってみると、ハイシーズンにはサファリパークまで辿り着くまで大渋滞も発生するようです。
しかし、コロナ禍の影響もあり、全く混雑もなく、むしろ、ガラガラといって良い状況でした。
ジャングルバス予約と施設内見学
ジャングルバス予約
入園早々、ジャングルバスの予約を行いました。
このバスは、「金網越しに迫る、野生の大迫力!」というお題目で、以下のような楽しみがあります。
窓ガラスがない金網張りのバスで、サファリゾーン周遊の途中でクマ、ライオンなどにエサがあげられます。
エサを求めて迫る猛獣との距離は約20cm。遮る物は金網だけ。動物たちの息遣いまで伝わる迫力です。
from 富士サファリパーク公式HP
料金は、ひとり 1,400円 で3歳以上は有料とのことです。園内のマップを見ると、エサやり体験が3ヶ所で出来るようですね。
バスの出発時間5分前に1番乗車口に来てということです。
出発までには、まだ1時間以上ありましたので、せっかくですから、施設内の見学をすることにしました。
施設内見学
山中湖では、土産を買う余裕がなかったので、まずは、サファリショップに立ち寄って、お土産をあさりました。
HPでは、「オリジナル商品、動物グッズ、アフリカの民芸品など、ステキな商品がたくさんそろっています。」 と詠っています。
ここでは、山梨名物「ほうとう」の他に、このようなお菓子を買い求めました。
この日は、普段は営業しているレストランも3密のため営業を取りやめています。ウォーキングサファリやどうぶつ村なども営業していません。
そこで、本日も営業していた「ふれあい牧場」に行ってみました。ここでは、カンガルーやカピパラと文字通り、触れ合うことが出来ます。
カンガルーがたくさんいたんですが、皆横になってあまり動かないものですから、60爺は最初作り物かと思いました。しかし、よく見ていると耳が動いたりして生きているのがわかりました。
ジャングルバスは大迫力
そんなことをしているうちに、ジャングルバスの発車時刻15分前になりましたので、先程の乗車口に行ってみました。
既に、ジャングルバスが止まっています。
写真撮影などをしているうちに、10分前、5分前と着々と発車時刻が近づいてきました。しかし、60爺達以外に乗客が現れません。
そのうち、運転手さんが来て、60爺達を社内に導いてくれました。乗車の際、動物のエサと長い金属のはさみを手渡してくれました。
そのうち、もう一組の乗客がやってきました。お父さんと子供連れの二人です。そして、今回の乗客は、60爺達を合わせわずか4名。貸し切り状態です。
運転手さんから、ジャングルバスの注意点の説明があり、それが終わって、さあ、出発です!
まずは、サファリゾーンの入り口をくぐります。
特に、エサのやり場は舗装路なのですが、ちょっとくぼんでいたりして、そこにバスが乗り入れる際に酷く揺れます!
なお、動物のいるゾーンには2つ扉があって、一つを開けて車を入れ、その扉を閉めたのち、前方の扉を開けて、動物たちが逃げ出さないようにしているようです。
熊ゾーン
まず最初のエサやりは熊さんです。
我々は、右側の椅子に座っていた(運転手さんが右側の方が動物が来る可能性が高いとおっしゃっていたので)のですが、皆、お腹いっぱいなのか動き出しません。
そのうち、逆の左側から熊が登場とのアナウンスで急遽、左側からエサやりを開始しました。
熊用のエサはリンゴとにんじんです。エサをやる熊さんはアメリカグマで、運転手さんの説明では「温厚な性格」とおっしゃっていた記憶があります。
エサをもらえることに慣れているのか、悠々とやってきて差し出されたエサをおいしそうに頬張っていました。
指を出せば、かじられちゃう所に動物が存在しているのは、ちょっと不思議な感覚でした。
その後に、ヒマラヤグマ(ツキノワグマ)とヒグマも見学しましたが、こちらは性格が凶暴なせいもあり、エサやりはありません。
また、熊たちも興味がないのか、バスには寄って来ませんねェ。
ライオンゾーン
次のゾーンはライオンのソーンです。
ここでは、お肉をエサとして与えます。バスが止まると、ライオンたちが寄ってきます。
こちらも熊と同様、悠々としています。メスライオンが主体ですね。たてがみのあるオスライオンは寄ってこなかったようです。
熊と同様、バスが来るとエサをもらえるとわかっているようで、ジャングルバスの近くに寄って来ますね。
先ほども言いましたが、20cm先に猛獣がいる風景は、よく考えるとすごいことですな。
エサとなる肉は、ひとり一切れですので、ライオンたちにとっては一口です。見事な食べっぷりでした。
トラゾーン、チーターゾーン
ライオンゾーンの次はトラゾーンです。
富士サファリパークのトラはアムールトラです。中国北部からロシアにかけて生息するトラですが、生息地環境の悪化や密猟により頭数が減少し、野生下での生息数は500頭ほどだそうです。
何頭か見かけましたが、行動は活発ではありません。聞くと、夜行性のため、昼間は余り動かないのだとか。夏にやるナイトサファリだと活発に動くトラの姿を見ることが出来るそうです。
次は、チーターゾーンです。陸上で最も速く走ることができる野生動物で、その時速は約100km以上と言われています。
トラと違い、颯爽と動いていて、その優雅な姿はとても美しかったです。
これで、肉食獣のゾーンは終了しました。ゾーンを仕切る場所には、ご覧のような監視所が設けられており、ジュラシックパークを思い出しました。
草食動物ゾーン
① ゾウゾーン
草食動物とはいっても、ゾウゾーンは独立しています。
ゾウゾーンには2種類のゾウが飼育されています。アジアゾウとアフリカゾウです。
アジアゾウは、インド、ネパール、タイ、ラオスなど、東南アジアの森林地帯に生息しているゾウです。耳がアフリカゾウに比べて小さいです。
アフリカゾウは、その名が示す通りアフリカに生息するゾウです。陸上最大の動物で、オスの体重は最大で10tを超えることもあります。
サファリパークでは、夏の間、運が良ければ水の中を泳ぐゾウを見ることが出来るといっていました。
② 一般草食動物ゾーン
次は、一般草食動物ゾーンです。サイやシマウマ、キリンなどを見ることが出来ます。
ここでは、最後のエサやりで、フタコブラクダに餌付けをしました。ドッグフードみたいなエサをバス内で設置し、外側に傾けることが出来ます。
こちらも、熊さんやライオンと同様に慣れているのがわかりました。
群がってきていますね。
③ 山岳草食動物ゾーン
最後は、山岳草食動物ゾーンです。
ニホンジカ、ダマジカ、バイソンなどです。
50分弱のジャングルバスでしたが、なかなか面白かったです。
嫁さんは、餌付けも出来たし、感動した様子で「とても楽しかった」と言っておりました。嫁さんが満足できて良かったです。
皆さんも機会があれば、一度お試しください。
最後に富士山キングカレー
最後に、軽食のできる「フロンティア」で食事しました。
せっかく来たのだから、奮発して「富士山キングカレー」をいただきました。
カレーライスに、とんかつ、ハンバーグ、唐揚げ、骨付きソーセージと、他メニューのトッピングが全て載っているものです。
ボリュームもあって、なかなかおいしかったですよ。
ただ、この施設、風が吹き抜けるので、4月中旬でしたが、ちょっと寒かったですね。
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